小暑・次候・蓮始開「はす はじめてはなさく・蓮の花が開き始める」
暑中お見舞い申し上げます
暑さ厳しき折、お健やかに過ごされますようお祈り申し上げます。
令和四年 七月
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春分・末候・雷乃発声「らい すなわちこえをはっす・遠くで雷の音がし始める」
四月、卯月、新年度、薄手のコートに切り替え新しいネクタイを下ろす時節。
今年もあたふたしている間に季節は巡るのであります。
タミヤ 1/20 グランプリコレクションシリーズ No.18 Renault RE-30B Turbo
1982年のルノー・スポール・レーシングのF1マシーン、4勝しコンストラクターズランキングは3位を獲得。
この古びたプラモデル、実家での片付け時にガラクタ山の奥からサルベージしました。
いつ頃の物かというと発売されてからすぐに作った記憶があるので40年ほど前の完成品です。
現在製作中のRE-20との縁を感じて処分せずに持ち帰る事になります。
その後積もった埃と年月を洗い流したらデカールの印刷も剥げ落ちてしまいました。
1/12 Renault RE-20 Turboのボックスアート風アングルで撮影です。
RE-20よりも機器類のレイアウトがスッキリとした感じに、そしてモノコックも丈夫そうに見えます。
この時期はカウル以外はパクトラタミヤを筆塗りで塗装していました。
フラットアルミ、クロームシルバー、ガンメタル、メタリックグレイが大活躍!
パイピングもいろいろと頑張っていますね。
ちょっと驚いたのがモノコック、マフラーは塗装では無くアルミシールを使用していた事。
アンダートレイの裏側にもアルミシールが貼られています!?
当時の自分に一体何を思って作業していたのかを聞いてみたくなります。
本作は自分にしては珍しくドライバーフィギュアが乗車しています。
レーシングスーツのワッペンも健気に手描きです。
この熱意を他の事に生かしていたのなら別な人生を歩んでいたかもです…
「若気の至り」というか「三つ子の魂百まで」なのかいろいろと考えさせられる発掘物でありました。
それでも40年経った今でも同様に模型を楽しんでいるのは悪い事ではないと思う今日この頃。
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春分・次候・桜始開「さくら はじめてひらく・桜の花が咲き始める」
週末に降った雨で桜の花も散り始めました。
私的にはスギからヒノキにステージが変わりつつあり七転八倒、模型作りもスローダウン。
動力装置、駆動装置が出来上がりました。(一部仮組み部分もありますが)
「光り物」が多く同時期のDFVユニットに比べて華やかな出で立ち。
当時のルノーは大メーカーワークスらしくマシーンのメンテ、クリーニングが他のコンストラクターよりも行き届いていた記憶があるので今回はキレイ目な仕上がりを目指します。
ルノー・ゴルディーニEF1 V6 1492cc ツインターボ+ヒューランド FGA 400
DFVと同様にアイコニックなレーシングエンジン。
エキパイには適当に焼き色等を追加、リアルを目指すというより所謂模型的演出です。
それでも不自然な感じにならないようには留意はしたつもりですがどうでしょう。
パーツが揃ったら組立、数種類の接着剤を使って騙し騙しセットしていきます。
タミヤといえども40年以上前の製品なのでストレスなしにパチピタと組み上がる訳ではありません。
マフラーエンドの位置とウェイストゲートバルブの角度に少し注意が必要。
右サイドはこんな具合に。
アンダーカバー等で完成後は見ることが出来なくなる「裏面」を記念撮影。
こちら側もなかなかに魅力的な造形、機能美。
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春分・初候・雀始巣「すずめ はじめてすくう・雀が巣を構え始める」
花曇り気味な春分の日、おやつにぼたもちと道明寺をいただいてお休みはおしまい。
かわいいお魚マークのタミヤニュース
発行は昭和55年の9月、今から43年前ですね。
ちなみに魚マークはドイツ軍の師団マークで上は第35歩兵師団の変形師団マーク、下は同じく第35歩兵師団のマークとの事。
それで1980年(昭和55年)9月はどのような記事が掲載されていたかというと
製品情報では前年のF1チャンピオンカーであるFerrari 312T4が1/12スケールで発売されたり
カンナムローラことレーシングマスターMk.1のスペアパーツ供給等が告知されていました。
この号から始まった「モータースポーツ情報」では
ホンダF2エンジンデビュー時のラルトRH6-801にマンちゃんが乗っていたり
ルマンではプライベーターのロンデューが勝利した年でもあります。
「模型ファンをたずねて」はレーシングカメラマンの間瀬明氏
TBS F1放送の間瀬・石井コンビでもおなじみですね。
タミヤニュースの「モータースポーツ情報」も間瀬さんが協力されておりました。
この号の目玉はこちら
1/20スケールのWilliams FW-07からFW-07Bへの改造ガイド
この記事が大好きで何回かチャレンジしたのですが当時の自分には完成できませんでした。
それから月日は流れ2015年にスケールは1/20から1/43、キットメーカーはタミヤからタメオに変わりましたが同じようにFW-07を改造したW-07Bをコレクションに加えることができました。(結構無理くりな07Bですが…)
啓蟄・次候・桃始笑「もも はじめてわらう・桃の花が咲き始める」
花散らしの雨降る月曜日、次は桜ですね。
今年の花見は如何しましょうか。
前回の投稿からあまり進捗はないのですが、備忘録的に書き留めておきます。
少し目先を変えた作業がしたくなりシートベルトを組立。
タミヤ1/12.F1シリーズではFerrari 312T4からシートベルトが付属するようになったと記憶しております。
ベルトは印刷された布シール、金具類はメッキを剥離して表面を整形。
金具を塗装、使用したのはガイアノーツのEXシルバー
ベルトの布シールはカラーペーパーで裏打ちして透け感と端のほつれを抑えます。
RE-20のシートにはいくつかのパターンがありますが今回は黒の合皮仕上げ風に。
サフェーサーでテクスチャーを加えてアンバー系のフラットブラックで塗装。
組み上がったシートベルトをつけて完成。
裏打ちしたベルトも程々のコシ感とボリュームがついてまあ満足。
画像では判別しづらいですがメーター類にはカバーガラスを嵌め込み。
手間はかかりますが1/12以上のスケールだとクリアレジン流し込みよりも雰囲気は合っているように感じます。
あとメーターの針は別体化したいですね。
PE等で汎用できる別売パーツを希望。
先送りしていたエンジンの吸排気デバイスを取付。
まずはインタークーラーをバルクヘッドにしっかりと固定して組立の基準とします。
左右のターボチャージャー、エキマニが組み上がったらまとめて色艶を調整。
陽気も良くなってきたのでそろそろカウル類のクリアコートしたいところ。
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