EAGLE T1G 1967_Fin.

EAGLE Weslake T1G Belgian GP 1967
MFH K329 1/43 EAGLE Weslake T1G Belgian GP 1967
MFH1/43のキットの発売一作目、1/20キットをそのまま1/43にしたようなキットフォーマットに若干の不安はありましたが、自分的にはかなりストライクなアイテムだったので購入。
5月末からスタートして9月末のゴールなので約4ヶ月の製作期間、段取りの悪さもあってか思ったより時間が掛かってしまいました。
 
 
EAGLE Weslake T1G Belgian GP 1967
ホワイトメタルパーツを軽く磨いて仕上げたモノコックですが時代感があって本作におけるお気に入りポイントのひとつ。
キット素組ではコクピットのキルティングパッドはモノコック固定されてしまうのですが、パッドパーツを3分割することで完成後も取り外しが出来るようにしました。
フォーミュラーカー組立の基本となる車高調整ですが上下位置を動かす事が困難なフロントサスのアッパーアームを基準として進めました。
キット付属のスペーサは0.3mm程高く、接地面も小さく不安定なので調整後プラ版等で作り替えるのがオススメです。
ホワイトメタルを中心としたパーツ群は、モールドも緻密で勘合精度も高いのですが組立時にはダボ穴を少し広げるなどして位置調整のバッファを設けた方が組立やすいかもしれません。
とにかく組立順序も含めた仮組必須のキットです。
出来れば瞬間接着剤を使ってしっかりと組み上げ、アセトンなどでばらしてから塗装、本組立をするやり方が正解かも。
 
EAGLE Weslake T1G Belgian GP 1967
キットの目玉のひとつ60度V型12気筒weslakeエンジン、やっぱり12気筒エンジンはカッコイイですね。
でも相も変わらず汚らしい出来具合、この辺りがスッキリと出来るようになりたいです… 
パイピングはプラグコードと燃料チューブ上下関係が逆だったり、オイルラインが細過ぎたり等々踏んだり蹴ったり状態。
エキパイは赤焼け風にしましたがちょっと微妙な仕上がり、メッキでピカピカのパターンも含め今後の検討課題です。
 
 
EAGLE Weslake T1G Belgian GP 1967
今回コクピットカウルにエンジンカバーを予め固定してから塗装等を進めました。
ただし、このやり方ですと後からコクピットカウルは外すのが非常に困難になります。
そのためロールバーは接着せずにコクピットカウルと一緒に取り外しが出来るようにしています。
塗装に関してはカウル類はガイアノーツのメタリックコブラブルーver.2をサフの上に直接吹き付け、ストライプ、ゼッケンサークルはキット付属のデカールを貼ってクリアコートはフィニッシャーズのオートクリアーを使用。
メタリックブルーに関しては色調、フレークとも個人的には及第点です。
でも今のところ大量に残ってるの塗料の使い道がないのがなんとも…
 
 
EAGLE Weslake T1G Belgian GP 1967
塗るのも、組むのも、撮るのも苦労したキットですが出来上がって見ればそれなりに愛着が涌いてきます。
今回は「作る」ということに関しては十分に楽しめました。
MFHキットの傾向も何となくですがつかめたような気がしてます。
MFH1/43、応援の意味も込めてもう1アイテムくらい作ってみたいですね。

同時期に作っていた1/12バイクプラモデルに準えると、タメオがタミヤだとするとやっぱりMFHはハセガワといったイメージ。

EAGLE Weslake T1G Belgian GP 1967
1/12 F1プラモパッケージ風にパチリ
今回は画像がボロボロ、FW07Bが出来上がったら撮直そうかしら。
やっぱり睡魔と戦いながらの撮影はダメですね…

とりあえず他の画像もFlickrのフォトギャラリー(album:1/43 Formula car)にupしています。
覗いてみてもらえると喜びます。

今週の更新はここまでです。
みなさま、良い週末をお過ごしください。

EAGLE T1G 1967_20

何時もの事ですが休明けは草臥れます。
R0010857カウル類にファスナー等のエッチングパーツを貼って、
 
 
R0010862切り出しと接着にちょっと失敗したウインドスクリーンを取り付けて…とりあえず完成です。
お疲れ様でした。
 
 
R0010861製作にあたっての「まとめ」的なものはギャラリー用の画像をUPした時にでも。

それにしても撮るのが難しそうなボディカラーです。

EAGLE T1G 1967_19

日が沈むとすっかり秋めいてきました。

高値だった秋刀魚も落ち着いてきたようでなにより。

イレギュラーのエアブラシ塗装作業を行いました。
R0010751この時期のクルマを作るに辺り個人的な難所の一つ、タイヤのリボンデカールをやっつけます。
デカールのニス部分が柔らかくならない内に水から引き上げ、正円の形を保ったままタイヤのトレッド面にスライドさせます。
デカールの水分が抜けて有る程度密着したら、面相筆でデカール軟化剤を流し込みそのまま放置。
タイヤレターと合わせて何とか密着させる事が出来ましたがデカールのニス部分の光沢が結構目立つ結果に…
ちょっと気になるのでタイヤのトレッド面とデカールの艶を合わせる事にします。

本キットのデカールですが車体用はいくつか予備が用意されているのですがタイヤ部分のデカールに関しては予備無し、リボンデカールくらいは前後一枚づつ用意してもらえると多少プレッシャーから解放されるかも。
ちなみにタイヤレターはエッチングパーツに吹付用のテンプレートが付いてます。
 
R0010789セミグロスのクリアにフラットクリアを足して(所謂3/4フラットクリア)を恐る恐る吹き付け。
経年変化等々心配事はありますが何とか落ち着いたようです。
これで何事もなければタッチアップ以外の塗装は終了。
 
R0010834タイヤが仕上がったのでシャシーに固定して残ったパーツを組み込んでいきます。
エキマニの集合部から先はアルミパイプに置換えてます。
色目はクロームメッキでピカピカ、黒っぽい耐熱塗料等々いろいろなパターンがありますが、今回はステン管の赤焼けをイメージして塗って見ました。
自分なりの塗り方ですが、最初にプライマー等で下地処理をしてからクリアーブラウンを熱が溜まりそうな部分を中心に吹き付け、乾燥したら全体にクリアーブラックを全体の調子を見ながら軽く吹き付けていきます。
色が付き過ぎた箇所にエキマニ部分にはガンメタ系、エンドにはアイアン系を薄く吹き付け、最後にフラットクリアで全体の艶を消します。
画像では何か小汚い感じになってしまいましたが現物はもう少し落ち着いた感じです。

そのうちいつかピカピカのクロームメッキマフラーにもチャレンジしたいですね。
 
R0010821コクピット周りのキルティングパッドが入ると、いかにもAARのマシーンといった絵面になりますね。
シャシー部分はこれで完成!残りはカウル類にいくつかのエッチングパーツをペタペタ貼るくらいでフィニッシュに持ち込めそう。

あっ、ウインドスクリーンが残ってた。鬼門の「窓貼り」です…

EAGLE T1G 1967_18

今日は久しぶりに良いお天気なりました。
今週末は三連休なんですね。ブラシ塗装したい…

時間を捻り出して進められそうなところをチマチマと。

R0010764今更ながらラジアスロッドを0.5mm洋白線で用意します。
両端にテーパーを付けたりアジャスターを付けてみたり小細工。

R0010770キットのシフトレバーパーツですが整形しているうちに壊しそうなので自作品に置換えます。
レバー基部にはサスペンションベースのエッチングパーツを流用してます。

R00107775月末から七転八倒しながら何とかここまで来ました。
今月中になんとか撮影まで終わらせたいですね。

EAGLE T1G 1967_17

長月、九月 朝夕は過ごしやすくなってきましたが相変わらず湿度が高いですね。

20140830-194305.jpg
難所の一つラジエーターの取付けが終了、でも暫くはやりたくない作業かも。
どことなくジェット戦闘機の機首レーダーにも見えてきます。
この部分は葉巻型フォーミュラーのフルディテールモデルにおいては見せ場の一つ、本キットでもしっかりと表現されてます。
ホワイトメタル製のパイプ類も位置調整をしながらの作業にはその柔軟性が生きてきます。

それにしても相も変わらずの小汚い仕上がりに泣けてきます。

20140830-194253.jpg
前回のエントリーで「最初で最後」と記しましたが、冷却系のラインが一応全て繋がったので再度記念撮影。
ホワイトメタルのパーツを中心に構成されたこの質感はプラキットなどとはまた違った魅力があります。

残りはエキマニ、エキパイ、カウル類の小パーツ取付け位かなと思っていたのですが、エアブラシでの塗装案件が発生。
次回T1Gの更新はちょっと先になるかもです。

EAGLE T1G 1967_16

すっかり秋のような金曜日、ただ週末以降は残暑再びとのことですが…

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サイドパネルが接着出来たようなので冷却水周りの配管を片づけます。
最初で最後のシャシー裏側の公開です。
当初アルミパイプ等で置換えようと大胆なことを考えてましたが結局キットパーツをそのまま取付けています。
パイプがヨレヨレで非常に残念な状態ですが完成後はほとんど見えなくなるのでこれで良しとします。
でもこの辺りをピシッとクリーンに出来るようになると気持ちいいでしょうね。

20140829-203618.jpg
フロントサスパーツも取付け、基本素組ですがタイロッドだけは洋白線に置換えてます。
キットのディテール表現は1/43としては十分なのですが、如何せん技術が伴わないのが悲しいところです。

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とりあえず前後の足周りも大体出来上がったのでタイヤをはめてみました。

20140829-193523.jpg
ノーズコーンを付けていない所為も有るのですが3リッター12気筒のエンジンを積んでいるとは思えないはどコンパクトに見えます。

残りはラジエーターとエキマニ、マフラーで大物パーツの処理は終わりですね。
ただしラジエーターの取付けには配管等の9本のダボを合わせるというかなり面倒な工程が待ってます…
多分いつも通りに見えにくいところは適当に端折る予定でいますがどうなる事やら。

今週の更新はここまでです。
皆様良い週末をお過ごしください。

EAGLE T1G 1967_15

今日は涼しいを通り越して肌寒い雨の水曜日。
久しぶりのEAGLE T1G、でも余り進んでいないです。

20140827-131844.jpg
オイル周りの細かいパーツを取付け。
パイピングは資料を眺めながら適当に見繕い、オイルラインの黒ホースは0.5mmにしたほうが良かったですね。

20140827-131859.jpg
個人的な好みでホースジョイントなどを若干派手目に差し色。
一応「アメ車」を意識してみましたが微妙…

後はボディパーツのサイドパネルのクリアーも乾いたようなので軽く磨いてからモノコックに取付けましょう。
これでやっとエキマニ、クーラントの配管、フロントサスペンション、ラジエーターの取付けに進めます。

EAGLE T1G 1967_14

ちょっとした空きを見計らって最初のクリアコートを敢行。
気温が高いためか吹くそばから乾いてどんどんクリア層が出来上がって行きます。
この時期のクリア塗装は艶を出すのは難しいけどデカール等のオーバーコートなどは比較的容易なのかもしれないです。(防毒マスク付けての塗装は暑くて大変ですけど…)

20140807-113432.jpg
七割方乾いたようなのでちょっと遊んでみます。
クルマのカタチが大分見えるようになってきました。

20140807-113457.jpg
デカールのトラブルもなくストライプのつながり等々も自分的には及第点。
外装パーツは一週間ほど乾燥させてから中研ぎ、オーバーコート、乾燥、コンパウンド掛けの予定なので何とか今月中には仕上がるかしら。