GMA T.50_04

小暑・末候・鷹乃学習「たか すなわちがくしゅうす・鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える」
鷹乃学習、なんとなくBritish Aerospace Hawkを連想します。
 
 

下塗りのホワイトも乾いたようなのでボディ色の塗装に進みます。
ちなみに塗料はフィニッシャーズのファンデーションホワイトを使用、十年来の定番。
 
 

ボディ色はイエロー系、ブルー系で迷いましたが今回はブルーで行くことにします。
ブルーといっても色調の幅が大きいので悩みますねえ。
 
 

余っていたTYPE 35MARCH 881の塗料を適当に混ぜピュアブルーで調整してから吹きつけ。
90年代のフィアット車にありそうななんとも言えない微妙な感じの青色になりました。
そのままだとちょっと地味過ぎたのでパールホワイトを軽くコートしてからクリア吹き。

今回はサフ無し、吹きっぱなしで研ぎ出し無しからタミヤコンパウンド3種+ワックス仕上げのお手軽コース。

 
  

乾燥待ちの間にシャシーの仮組、この姿もバットモービルみたいでカッコイイっすね。
 
 

ガラスパーツの取り付け方法に少々戸惑いましたが最新のプラモはサクサクと組み上がります。
素晴らしい!
 
 

全てのパーツを付け終わりゴール!久しぶりの「完成」です。うれしー

タミヤ1/24カーモデルを作ったのは高校生の頃以来のような気がします。
目から鱗がポロポロ落ちる浦島状態な模型製作体験でありました。

折角なので涼しくなったらエンジンフードのチリを調整して再度撮影してみようかと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
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TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO

夏至・次候・菖蒲華「しょうぶ はなさく・菖蒲(あやめ)の花が咲く」
入梅中です、高音と湿気によるところなのかお疲れな日々なのです。
とりあえずお気に入りの入浴剤を入れたお風呂で汗を流し、エアコンをフル稼働させた部屋で寛いでから早めに就寝してやり過ごすのです。
 
 

先日のこと、話題のスポットを訪問であります。
 
 

TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO:タミヤ・プラモデルファクトリー・トーキョー
タミヤが提供する模型屋スタイルの情報発信型ショールームであります。
 
  

まず目に飛び込んでくるのは1/1スケール 「ミニ四駆 エアロ アバンテ」、スンゴイです。
 
 

ドンガラかと思っていましたがちゃんと中身有りでした。
走行可なのかしら
 
 

お馴染みタミヤエナメル、いつのまにか色数が増えたような気がします。カラフル〜
 
 

「パーツパネルコレクション」、初めてじっくりと見ました。
各パーツの塗装、額装、パッケージング等々、お値段以上のクオリティかと思います。
 
 

施設内にはパッケージアートの原画も展示されています。
ヴァイラントのRSRは最高
 
 

トラッドなスタイルの2WDレーシングバギー、大好物です。
ちょっと本気で欲しくなっています。とても危険。
 
 

今年の夏休み工作の第一候補。
 
 

GMA T.50の完成見本、当然食い入るように見つめます。

タミヤの完成見本から感じられる“温度感”というか外連味の無さが自分には大変心地良い。
 
 

新橋、銀座界隈もここ数年で大きく変わった気がします。
日比谷、内幸町あたりも帝国ホテルの建替でどうなるのでしょう。
 
 

お土産のスッテカーたち、“Let’s MOKEi!?!”を模型道具箱に貼っておきます。
 
 
 
 
 
 
 
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GMA T.50_03

芒種・次候・腐草為蛍「ふそう ほたるとなる・腐った草が蒸れ蛍になる」
入梅はまだのようですが日暮れ後はちょっと蒸しますね。
風待月らしく涼しい夜風が恋しくなります。
 
 

シャシー周辺の組立
カーボンブラックのベースにオレンジのポイントカラー、 どことなくKTM風味。
 
 

カッコ良いコスワースエンジンのパワーユニットは殆ど見えません。
ボディを被せるともっと見えなくなります。ちょっと悲しい
 
 

ラジコンカーのシャシーみたいっす。
一応乗車定員は3人となってますがドライバー以外の2人には人権が無い感じです。 
 

このキット、各パーツを正しく組み上がるように誘導する設計デザインが凄いです。
いろいろと目から鱗がポロリンでございます。
 
 

さて難題である外装塗装に手をつけます。
まだ色は決めていませんが練習を兼ね下地のホワイトを塗装。
各パネルがバラバラで色味を合わせるのに四苦八苦、前途多難。
 
 

ハイパーカーにしては可愛らしい顔付きですね。

さて何色に塗りましょうか、ゴードン・マレー先生に因みピカピカの金色もいいかも。
 
 
 
 
 
 
 
 
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GMA T.50_02

小満・末候・麦秋至「ばくしゅう いたる・麦が熟し麦秋となる」
今週末は寝具を含めた衣替え、「夏は来ぬ」なのです。
ついでに入浴剤とお酒も夏仕様です。
 
 
塗り上がったパーツを傷つけたり失くしたりする前に組立、まずはパワーユニットから。

ヘッドカバーに貼るメタルインレットマークを今作で初めて使ってみました。
初体験なので位置決め定着等の手順に戸惑いましたが効果的ですね。
 
 

仮組通りにパチリピタリと形になっていきます。ノンストレス♪
 
 

DFVとはまったく違うコスワースエンジン
完成後は見えなくなってしまう部分のディテールも豊かで嬉しい。
 
 

排気デバイスの形状の所以かスピードボートのエンジンみたいです。
 
 

久々のタミヤデカール
サイズは小さく数は少なめですがカルトグラフと勝手が違って悪戦苦闘。
 
 
 
 
 
 
 
 
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GMA T.50_01

小満・初候・蚕起食桑「かいこ おこってくわをくらう・蚕が桑を盛んに食べ始める」
この時期は気温が上がっても湿度低めで過ごしやすくて良いですね。
でも南方から梅雨の足音も聞こえてきました。
暑さ、湿気に身体を慣らし、少しでも健やかに夏本番を迎えたいと思うのです。
 
暫くの間、模型工作の手が止まっておりましたのでリハビリとしてちょっと弄ってみました。

TAMIYA 1/24 スポーツカーシリーズ No.364 1/24 GMA T.50
昨年夏に発売されたタミヤらしいホスピタリティにあふれたプラモデルキット。
これなら鈍り切った指先の自分でもなんとかなりそうと盛大に勘違いします。
 
 

パワーユニットを仮組
複雑な構造物がパチパチと苦もなくフィットしていきます。すげー
 
 

大量のパーツをエアブラシ塗装、作業点数と久方の溶剤臭にやられてフラフラです。
1/24でもフルディテールタイプだとそれなりの作業スペースが必要になりますね。
あと塗料の使用量も多いです。(1/43スケールとの比較で)
 
 

流石236万ポンドの車、パーツの状態でもお高そうな雰囲気があります。
 
 

バディパネルもパチピタと嵌まります。すげー
パチピタすぎて塗装後のクリアランスが心配になってきます。
ボディカラーはどうしましょ、当初はESSEXブルーのテスト台にしようかと目論んでおりましたがゴードン・マレー先生デザインの車にそれはちょっと…ですね。
塗るのは梅雨明け頃になりそうなのでちょっと考えてみます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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RENAULT RE-30B TURBO

春分・末候・雷乃発声「らい すなわちこえをはっす・遠くで雷の音がし始める」
四月、卯月、新年度、薄手のコートに切り替え新しいネクタイを下ろす時節。
今年もあたふたしている間に季節は巡るのであります。
 
 
タミヤ 1/20 グランプリコレクションシリーズ No.18 Renault RE-30B Turbo
1982年のルノー・スポール・レーシングのF1マシーン、4勝しコンストラクターズランキングは3位を獲得。
 
 
この古びたプラモデル、実家での片付け時にガラクタ山の奥からサルベージしました。
いつ頃の物かというと発売されてからすぐに作った記憶があるので40年ほど前の完成品です。
現在製作中のRE-20との縁を感じて処分せずに持ち帰る事になります。
その後積もった埃と年月を洗い流したらデカールの印刷も剥げ落ちてしまいました。
 
 
1/12 Renault RE-20 Turboのボックスアート風アングルで撮影です。
RE-20よりも機器類のレイアウトがスッキリとした感じに、そしてモノコックも丈夫そうに見えます。
 
 
この時期はカウル以外はパクトラタミヤを筆塗りで塗装していました。
フラットアルミ、クロームシルバー、ガンメタル、メタリックグレイが大活躍!
パイピングもいろいろと頑張っていますね。
ちょっと驚いたのがモノコック、マフラーは塗装では無くアルミシールを使用していた事。
 
 
アンダートレイの裏側にもアルミシールが貼られています!?
当時の自分に一体何を思って作業していたのかを聞いてみたくなります。
 
 
本作は自分にしては珍しくドライバーフィギュアが乗車しています。
レーシングスーツのワッペンも健気に手描きです。

この熱意を他の事に生かしていたのなら別な人生を歩んでいたかもです…
 
 
「若気の至り」というか「三つ子の魂百まで」なのかいろいろと考えさせられる発掘物でありました。
それでも40年経った今でも同様に模型を楽しんでいるのは悪い事ではないと思う今日この頃。
 
 
 
 
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RENAULT RE-20 TURBO_11

春分・次候・桜始開「さくら はじめてひらく・桜の花が咲き始める」
週末に降った雨で桜の花も散り始めました。
私的にはスギからヒノキにステージが変わりつつあり七転八倒、模型作りもスローダウン。
 
 
動力装置、駆動装置が出来上がりました。(一部仮組み部分もありますが)
「光り物」が多く同時期のDFVユニットに比べて華やかな出で立ち。
当時のルノーは大メーカーワークスらしくマシーンのメンテ、クリーニングが他のコンストラクターよりも行き届いていた記憶があるので今回はキレイ目な仕上がりを目指します。
 
 
ルノー・ゴルディーニEF1 V6 1492cc ツインターボ+ヒューランド FGA 400
DFVと同様にアイコニックなレーシングエンジン。
 
 
エキパイには適当に焼き色等を追加、リアルを目指すというより所謂模型的演出です。
それでも不自然な感じにならないようには留意はしたつもりですがどうでしょう。
 
 
パーツが揃ったら組立、数種類の接着剤を使って騙し騙しセットしていきます。
タミヤといえども40年以上前の製品なのでストレスなしにパチピタと組み上がる訳ではありません。
 
 
マフラーエンドの位置とウェイストゲートバルブの角度に少し注意が必要。
 
 
右サイドはこんな具合に。
 
 
アンダーカバー等で完成後は見ることが出来なくなる「裏面」を記念撮影。
こちら側もなかなかに魅力的な造形、機能美。
 
 
 
 
 
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RENAULT RE-20 TURBO_10

啓蟄・次候・桃始笑「もも はじめてわらう・桃の花が咲き始める」
花散らしの雨降る月曜日、次は桜ですね。
今年の花見は如何しましょうか。
 
 
前回の投稿からあまり進捗はないのですが、備忘録的に書き留めておきます。
 
 
少し目先を変えた作業がしたくなりシートベルトを組立。
タミヤ1/12.F1シリーズではFerrari 312T4からシートベルトが付属するようになったと記憶しております。
ベルトは印刷された布シール、金具類はメッキを剥離して表面を整形。
 
 
金具を塗装、使用したのはガイアノーツのEXシルバー
 
 
ベルトの布シールはカラーペーパーで裏打ちして透け感と端のほつれを抑えます。
 
 
RE-20のシートにはいくつかのパターンがありますが今回は黒の合皮仕上げ風に。
サフェーサーでテクスチャーを加えてアンバー系のフラットブラックで塗装。
 
 
組み上がったシートベルトをつけて完成。
裏打ちしたベルトも程々のコシ感とボリュームがついてまあ満足。
 
 
画像では判別しづらいですがメーター類にはカバーガラスを嵌め込み。
手間はかかりますが1/12以上のスケールだとクリアレジン流し込みよりも雰囲気は合っているように感じます。
あとメーターの針は別体化したいですね。
PE等で汎用できる別売パーツを希望。
 
 
先送りしていたエンジンの吸排気デバイスを取付。
まずはインタークーラーをバルクヘッドにしっかりと固定して組立の基準とします。
 
 
左右のターボチャージャー、エキマニが組み上がったらまとめて色艶を調整。

陽気も良くなってきたのでそろそろカウル類のクリアコートしたいところ。
 
 
 
 
 

 
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