VINCENT White Shadow 1950

立冬・初候・山茶始開「さんちゃ はじめてひらく・山茶花が咲き始める」
平年と比べ穏やかな立冬入りのような気がします。
このまま事荒立たず、ゆるゆると年末モードにしていきたいものであります。
 
 
VINCENT (Late Type) White Shadow 1950 1/9scale Fulldetail:KitK622 (Ver.B)
 
 
先日再販された“NR”が入る予定だった隙間に詰め込むために購入しました。
今回入手したのはVer.BのWhite Shadowでございます。
ちなみにVer.A、Ver.Bの差異はフロントブレーキだけのようなので「赤影」「黒影」どちらでも作れそうです。
 
 
キットにはマッシブなメタルの塊がゴロゴロと入ってます。
1/43サイズに慣れてしまっている身にはその質量に圧倒されます。
 
 
ロゴの彫刻は何かで保護しておかないと表面処理時に欠けてしまいそう。
 
 
エンジンパートはメタルパーツをポリッシュして仕上げる「赤影」よりも黒塗装の「黒影」のほうがパテ等も使えるので取り組み易いかもです。
あとメタル生地仕上げは後々の酸化防止措置も難題であります。
 
 
ハンドルパーツ
ちょっとした弾みでブレキレバーが折れそうです。
取扱要注意ですね。
 
 
ボルト、リベット、チェーンのローラー、シリンダーのフィン等々、小パーツもホワイトメタルで構成。
完成後の重量は如何程に… 想像すると恐ろしい
MFHのキットは完成後はその重量がいろいろと悪戯する場合があります。
いろいろと対策が必要かも。(過去NSR500で痛い目を見ています。)
逆に1/43キットはあれっと思うほど軽く仕上がる傾向がありますね。
 
 
ホイールリム、歪み取り、スポーク穴開け、表面ポリッシュ作業が待ってます。
本音を言うと形状再現に難があるとしてもこのバーツはアルミ削り出しにして欲しかったです。

この辺を見るとタミヤのRC166オプションパーツの構成が羨ましくなります。
 
 
ニップルとスポーク
スポークはサイズ調整と追加の折加工が必要です。
素材がステンレスだとしたら鋼線対応のニッパーを用意しないとですね。
 
 
タイヤはゴムというより樹脂のような素材で中空でなくソリッドタイプ。
繊細に彫刻されたトレッドパターンが嬉しいのですがサイドウォールのメーカーロゴは無しです。
 
 
エッチングパーツは少な目ですね。
チェーンプレートがゲートレスなのはgood! 塗装は難しそうなので「黒染め」を検討しましょうか。
 
 
タンクはレジンパーツとなっております。
これまたなんと一体注型無垢のレジン、まるで石鹸のようです。
これなら合わせ目消しも必要なく、貼り合わせ部分が途中で割れたりもしません…
だだし更なる重量増がががが

以上、足早でしたがキットレビュー?でございました。

兎にも角にも「重量級キット」には間違いないはずです。
着手する際には心身共にコンディションを整えないと痛い目にあいそう。
 
 

2 Thoughts on “VINCENT White Shadow 1950

  1. Pingback: VINCENT Black Shadow | toritome

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