Ferrari 158F1_11.5

立夏・初候・蛙始鳴「かえる はじめてなく・蛙が鳴き始める」
 

関東の梅雨入りは平均で六月第一週から第二週の間といわれています。
入梅までがFerrari 158F1第一期の製作期間なのですがどの辺りまで進める事ができるでしょうか。
自分としてはボディカウルのプラサフ処理くらいは終わらせたいところであります。
 
 

こういったパーツの位置決めが一発で決まると素直に嬉しい、今日はラッキーデー
 
 

クラシックスタイルの12Vバッテリー、今回はメーカー不詳の白バージョンです。
ホワイトメタルパーツに白を塗装しましたがもう少し頑張って「らしさ」を表現したいところ。
この仕様ならばバッテリー本体はボディカウルと同じ白いレジン、セルを繋ぐコネクターはPEで用意されていればよりベターな気がします。
 
 

ブレーキライン用の銅線も調達、おそらく一生かかっても使いきれない分量ですね。
ハンダ線に色付したものでも十分だったかも……

 
 
 
 
 
 
 
 
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Ferrari 158F1_11

穀雨・末候・牡丹華「ぼたん はなさく・牡丹の花が咲く」
連休は今年も遠出はせずに近場で海を見に行く予定です。
できれば喧騒、人混み、そして眩しすぎるピーカンな空模様は避けたいところであります。
 
 

祝、エンジン完成です。(フレーム取付後に組込むパーツもありますが)
これで本キット購入金額の3割ぐらいは元が取れた気になります。
 
 

構成素材はレジン、ホワイトメタル、アルミ挽物、ステンレスPE等々、モデルファクトリーヒロの特長でもあるマルチ・マテリアルですね。
各素材それぞれの特性を活かしながら加工と塗装を施すのが楽しい。
それと大スケールなのでウェザリング等のエフェクトも効果的かと思うのです。
 
 

前側につくディストリビューター、ウォーターポンプ等の補器類は完成後はほとんど見えなくなります。
あとキット付属のPEによるホースバンドの使い方は要コツです。

とにもかくにも配線、配管については今後の検討課題(まだ前半部のラジエーター周りが残っています。)
 
 

教会のオルガンみたいな吸気系パイプが目を惹く派手目な風体のエンジンで有りますが1.5Lなので1/12スケールとしても小振りでお手頃サイズであります。
実際タミヤのDFVと比べるとかなりコンパクトに感じます。
 
 

フェラーリの1.5Lグランプリエンジン、1981年と1964年
1981版はV型6気筒ターボ・120度 600馬力、1964版はV型8気筒・90度 210馬力
 
 

 
 
 
 
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Ferrari 158F1_10.5

穀雨・次候・霜止出苗「しもやみて なえいづる・霜が終り稲の苗が生長する」
今年のお米はどうなるのでしょうか…… ちょっと気になります。
お米といえば1995年の米流通自由化と1997年の塩専売制度廃止による塩の製造・輸入・販売の自由化が我が国の食事事情、なかでも和食の分野に大きめな影響を与えたという与太話をふと思い出したのです。
  
今回は半歩ほどの進捗ではありますが記録しておきます。

インジェクションポンプ+イグニッションコイルのブロックが出来上がりです。
エンジン補機としてはなかなか存在感のあるパーツであります。
 
 

パーツ数もそこそこ有りコイル周りの配線は1/43スケールを作っている様な感覚でしたね。
久しぶりの細かい作業で目が疲れました。
 
 

8本の燃料パイプ接続リハーサルも終わったので壊す前にエンジンに取り付けます。
これでエンジンの完成が見えてきました。
後は入梅までにどこまで進める事ができるかです。
 
 
 
 
 
 
 
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Ferrari 158F1_10

穀雨・初候・葭始生「よし はじめてしょうず・葦が芽を吹き始める」
今週は大型連休前の一週間、実質月末週でもあります。
まわりのウキウキソワソワとした様を遠目で見ながらあたふたと街を這いずり回るのです。
 
 

何かトラップが有りそうで先送りにしてきたインジェクションポンプの取付をリハーサルです。
今のところは微調整でなんとかなりそうというかなんとかなってほしい……
それと駆動用プーリーの表面の荒れ具合が気になります。
完成後も割と目立つパーツなのでちょっと足掻いてみることにします。
 
 

形状的に刃物等で表面を整えるのは難しそうなのでアルミ板を適当に切り出して貼り付けてみます。
 
 

やらないよりはマシかといったレベルですね

旋盤等の工作機械を使用できる方は自作した方が早いかもです。
3Dプリンターをお持ちの方は実車の様にコクドベルト仕様で作ってみるとモアベターかと思います。

コクドベルトを“コクドベルド”とミスタイプして変換するとすると国土ベルドと表示されふと埼玉西武ライオンズを連想してしまいます。
 
 

インジェクションノズルに取付済の8本の燃料パイプ、これをどうやってポンプ側に取付るのか……
パイプに用いた線材のチョイスを間違えたかもしれない
 
 
 
 
 
 
 
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Ferrari 158F1_09

清明・末候・虹始見「にじ はじめてあらわる・雨の後に虹が出始める」
今度の週末は伊勢丹でお弁当、追分だんごで甘味を購い公園でランチの予定なのです。
お弁当は和風の花見弁当よりも食パンを使ったオーセンティックなサンドイッチの気分。
サンドイッチは春の季語と東海林さだお先生も仰っているのです。
 
 

作業開始!エンジン本体組立と下回りの冷却水パイプ配管作業からです。
パーツの接着にはエポキシや金属系の接着剤を使用しています。
速乾性の接着剤でテキパキと進むプラモデル比べてアイドルタイム多めでのんびり進行ですね。
作業中はお茶とお菓子が進みます。
 
 

2個のデスビキャップに合計20本のコードを取り付けます。
配線作業中に抜けると悲惨なことになるので瞬間接着剤とエポキシでガッチリと固定、コードに結目を作ってからデスビの穴を通すタミヤ方式でも良かったかもです。
ちなみに今回は使用したコードはキット付属のものではなくアドラーズネスト社の製品、コードはアンバー系の油彩で色味を調整しておきます。
 
 

ディストリビュータ本体にデスビキャップがしっかりと接着されてからコードを這わせます。
 
 

昼食後に始めて夕食前には終わりました。スッキリサッパリ♪
這わせたコードの“表情付け”は後ほどに
 
 

フレームへの収まり具合を確認、怪しかった上側の冷却水パイプもなんとか嵌まってくれました。 
 
 
 
 
 
 
 
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Ferrari 158F1_08

清明・初候・玄鳥至「げんちょう きたる・つばめが南からやってくる」
やっと冬が終わったかなと思ったらもうゴールデンウィークの話がちらほら聞こえてきます。
慌ただしいったりゃありゃしないのです。
 
 

F1日本GPのプロモーションで見かけたRA272の事が気になって1/20のプラモデルを入手しました。
現在製作中であるFerrari 158F1の翌年出走車、そしてどちらもメキシコGP仕様であります。
RA272の模型はスケール問わず今回が初めての購入、ナショナルカラーのホンダF1とタミヤのツインスターはよく似合いますね。
 
 

さて本題へ
エンジンに関するパーツは下拵えや基本塗装が終わり大方揃ってきたので組み立てに入ります。
 
 

それにしても塗装による金属表現は難しい、今回も微妙な感じになってしまいました。
ほんと塗装は奥が深い
 
 

まずはパーツが多いエンジンヘッドから
バルブ挟角が大きそうなクラシックスタイル、DFVがモダーンに見えてきます。
 
 

ボルト類やプラグキャップをちまちまと差し込んで
 
 

複雑怪奇な配管を力業でねじ込む予定。
 
 

そして次の課題はこの巨大なボッシュ製インジェクションの取付とパイピング
 
 
 
 
 
 
 
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Ferrari 158F1_07

春分・末候・雷乃発声「らい すなわちこえをはっす・遠くで雷の音がし始める」
令和七年四月一日、桜雨花冷えの新年度初日であります。
今年も五月の連休明けくらいまでは何かと慌ただしい日々が続きます。
 
 

カウル等外装以外の主要パーツは基本塗装まで終わりました。

久しぶりのエアブラシ塗装でしたが以前にもまして手際が悪くなった気がするのです。
段取りはダメだし結果も芳しくなくて凹んでいます。
 
 

この時期のフェラーリレーサーによく見られるホイールの青色、所謂アッズーロ・ラ・プラータ(Azzurro La Plata)という色合いであります。
マスキング境界が荒れていたり吹き漏らしも多々なので後ほどクリーニングしておきます。
 
 

レシピはこちら2色のカクテルに隠し味で極微量のニュートラルグレーを加えたものです。
 
 

印象的なダークブルーのバルクヘッドやフレーム
なぜにこの色なのかは判りませんが塗り上がってから見るとなかなか良い雰囲気であります。
 
 

こちらはメーカー指示よりも明るめに調色しております。

今回のFerrari 158F1はN.A.R.Tカラー仕様での制作予定です。
白いボディに塗られたナショナルカラーのブルー、ホイールのアッズーロ・ラ・プラータ、チラリと見えるモノコック構造材のダークブルーと3種のブルーによるカラースキームが魅力のひとつかと思っています。
1/12スケールの模型としてそれぞれのブルーが際立ち、調和したものが表現出来れば良いなと目論み中。
覚束ない自分のセンスでは怪しい気もしますが今の時点では目標は高く設定しておきます。
 
 

紛失、破損、塗面のチッピング等が怖いので組めるものはどんどん組んで塊にしていきます。
パーツ残数減少による進捗具合の可視化でエンプティに近いモチベーションの維持を図るのです。
 
 

外装パーツにもそろそろ着手、まずは後回しにすると痛い目にあいそうなパーツの調整から。
(バックミラー、ウインドスクリーン、ファンネルメッシュの作業先送りは特に危険)
 
 
 
 
 
 
 
 
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Ferrari 158F1_06

啓蟄・次候・桃始笑「もも はじめてわらう・桃の花が咲き始める」
寒暖差と花粉そして年度末、年間でも心身にいろいろなダメージが蓄積する時期でもあります。
まずストレス等の厄災事から身を躱し薬効に身を委ねるのです。
 
 

1,489cc V8エンジンのパーツが揃ってきたので恒例の記念撮影
こうして並べてみると下拵えに苦労した割にはパーツ数はそれほどでもない感じですね。
 
 

レジンパーツのエンジンブロックは“銀色”で塗装することになりますがこの色合いが難しい。
またメタルパーツに関しても最終的な表面処理がこれまた悩ましいのです。
この種の表現に関してスキル、センス共に乏しい自分には高いハードルとなります……
 
 

MFHキットの特徴かと思う多数のボルト、ナット類も形を整えてからポリッシュ&ペイント
 
 

ホイール組立
このまま磨き上げて終わりにしたいところですがこちらも塗装の下準備に進みます。

目処がついたところで半年ぶりにエアブラシによる色付けです。
放置してあったブラシ塗装の器具がまともに機能するのかちょっと不安であります。

 
 
 
 
 
 
 
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