Ferrari 158F1_06

啓蟄・次候・桃始笑「もも はじめてわらう・桃の花が咲き始める」
寒暖差と花粉そして年度末、年間でも心身にいろいろなダメージが蓄積する時期でもあります。
まずストレス等の厄災事から身を躱し薬効に身を委ねるのです。
 
 

1,489cc V8エンジンのパーツが揃ってきたので恒例の記念撮影
こうして並べてみると下拵えに苦労した割にはパーツ数はそれほどでもない感じですね。
 
 

レジンパーツのエンジンブロックは“銀色”で塗装することになりますがこの色合いが難しい。
またメタルパーツに関しても最終的な表面処理がこれまた悩ましいのです。
この種の表現に関してスキル、センス共に乏しい自分には高いハードルとなります……
 
 

MFHキットの特徴かと思う多数のボルト、ナット類も形を整えてからポリッシュ&ペイント
 
 

ホイール組立
このまま磨き上げて終わりにしたいところですがこちらも塗装の下準備に進みます。

目処がついたところで半年ぶりにエアブラシによる色付けです。
放置してあったブラシ塗装の器具がまともに機能するのかちょっと不安であります。

 
 
 
 
 
 
 
.

Ferrari 158F1_05

雨水・末候・草木萠動「そうもく きざしうごく・草木が芽吹き始める」
三寒四温なごり雪の火曜日、早春のお酒はとても酔いやすいのであります。
 
 
気分転換で塗れるパーツからサーフェイサー処理

使用したのはタミヤ・ファインサーフェイサー、自分はプラ、レジン、メタルもこれ一本。
サブフレームはメタル素材らしくカチッとした風体に、重量感も増し増し。(ジッサイ二オモイ)
 
 

主パーツがレジンのギアボックス
こちらはエッジなどの表面ディテールが馴染んで鋳物らしくなったような気がします。
 
 

エンジンヘッドのパーツ
ツインプラグですね、16本のコードを見た目よく這わせるのは難問。
 
 

メータパネルも形が見えてきました。
アルミ挽物のメータケースは黒塗装指定なのがちょっと残念、裏側のパイピングに関しては検討課題。
 
 

気になっていたリベット坑のディテール、深さ十分で塗装で埋まることもなさそうで一安心……

158F1の作例を見るとこの部分はオプションパーツのリベットを実際に植え込んでいる作品が多いですね。
スゴい
 
 

アッパーカウルの下拵えも始めました。
 
 
 
 
 
 
.
 

Ferrari 158F1_04

雨水・初候・土脉潤起「どみゃく うるおいおこる・雨が降って土が湿り気を含む」
この連休は模型を弄り、自転車を整備して、本を読み、少しお酒をいただく、こんな感じです。
それにしても寒い…… 春よ来い、早く来い
  

外装パーツの仮組も進めていきます。
浮き気味だったアッパーカウルはカウルの裏側、バルクヘッドの上部をかなりシェイプアップして調整。
 
 

エンジンカウルはロールバーとファイヤーウォールに設けられたブラケットにピンで固定する方式です。
メタル製なので塗装後とかに生じる変形等は心配はしなくてもよさそうですが重量がネックですね。
 
 

左側は補機をクリアするために設けられたやっつけ仕事的な切り欠きが面白い。
塗装するのがたのしみな造形であります。なんとなくですが白よりも赤が合いそう
あとファンネルメッシュの擦り合わせも忘れないように
 
 

なかなか良い感じになってきました。
もう少し磨いたら一回サーフェイサーを掛けて状態を再確認です。
 
 
 
 
 
 
.

Ferrari 158F1_03

立春・末候・魚上氷「うお こおりにのぼる・割れた氷の間から魚が飛び出る」
ここ何日かの北風の仕業か身の回りが埃ぽくってざらざらで不快……
目や鼻もかゆかゆむずむずでダメージが蓄積しております。そろそろまとまった雨がほしいところ
  
  

リアサス周辺の仮組も進めます。

フォーミュラーカーの骨格標本ができました。うれしたのし
 
 

リアサスも無可動方式でかっちりとした組み上がりになります。
それでもショックユニットとロアアームを小加工すれば可動域を設けることはできそう。
少しでもバッファがあった方が組立や最終的な姿勢設定がし易くなるかと思うのです。
 
 

大多数のパーツはホワイトメタル製ですがショックはアルミ挽物、スプリングはステンレス、テンションロッドのロッド部分はステンレスパイプで用意されています。

検討課題
・レジン製のアップライトをどうやって金属鋳物風に塗るか
・スタビライザーを金属線に置き換えるかどうか
 
 

「種の進化」の標本展示

1/12としては小振りに感じていましたがこうして1/43と比較するとそれなりの大きさ。
 
 

レストア中の工房に於いてFRP製のアッパーカウルを擦り合わせ中という体でパシャリ📷

フォーミュラーカー製作の第一ハードル「前後サスペンションの仮組」をなんとかクリア
 
 
 
 
 
 
.

Ferrari 158F1_02

立春・次候・黄鶯見完「こうおう けんかんす・鶯が山里で鳴き始める」
最近身の回りのいろいろなモノが草臥れて、壊れて、なにかと物入りなことになっております。
そして、中でも一番ポンコツでお金もかかりそうなのは自分自身というオチ…… ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄
当分の間“おもちゃ”の類を贖うことはできそうもありません。
 
 

とりあえず目についたパーツから下拵えをしていきます。
ホワイトメタル製のディスクローター、湯口周辺の凹みを修正し切れていませんがやりすぎるとペラペラになりそうなので適当に、まあ完成後はほとんど見えなくなるので無問題であります。
 
 

メーターはアルミ挽物とホワイトメタルのコンビ
 
 

ペダルまわりのパーツ、塗装しなくても表面の加工具合でそれらしく見えてきます。
お手軽で大変結構
 
 

フロントサスの仮組、タミヤの1/12モデルのような可動仕様ではありませんがガッチリとした組み上がりに。
そのかわり組立時のバッファが無く事前の擦り合わせを十分にしておく必要有りですね。
(ショックユニットを縮めてサスアームをパチリと嵌め込むようなことは出来ないのです。)
 
 

サスアームはポリッシュ仕上げの指示がありますがこれに関しては面倒でちょっと憂鬱。
ステアリングラックはウェザリングの実験中、こちらは油彩系、アルコール系といろいろあって楽しみ。
 
 
 
 
 
 
.

Ferrari 158F1_01

立春・初候・東風解凍「とうふう こおりをとく・東風が厚い氷を解かし始める」
薄日さす肌寒い火曜日、今夜は旬の鰆を使ったムニエルで一献であります。
 
 

先ずはモノコックから仮組
ブロック工法の船舶か航空機を組んでいる気分、エンジンを載せる厳ついサブフレームが良きです。
このセクションだけでも文鎮級の重量があります。
 
 

ホワイトメタルパーツ、レジンパーツそれぞれの歪みを修正しながらの擦り合わせ。
荒目のヤスリと“力技”を駆使して組んでいきます。
それでもまだ合わせ切れていませんがここは焦らずじっくりと進めるのが吉。
個人的にはサイズ及び形状の設定基準となるフロアパネルのパーツはホワイトメタルよりも洋白等のエッチングがベターと感じました。
それとレジンパーツの修正用に小型のヒートガンのようなツールがあると製作がより捗るかと思います。

タミヤの1/12ならば、一日で終わりそうな工程でありますがここまで一週間ほどかかっています。
MFHのキット、ガレージとマスプロダクションの中間に位置するような製品であると改めて実感。
 
 

アッパーカウルを合わせてみます。
1/12スケールのF1としてはサイズもコンパクトで扱い易くて良いですね。
 
 

ボディーカラーに関しては当初メキシコGP時の白青ツートン一択だったのですが、ここにきてシンプルな“赤”も良いかなと迷い始めています。
 
 
 
 
 
 
 
.

Ferrari 158F1_Intro

小寒・末候・雉始鳴「きじ はじめてなく・雄の雉が鳴き始める」
曇り、ところにより雨降りの静かな日曜日
日脚の伸び方にすこし春の気配を感じ、目の違和感が花粉の到来を知らせる時期でもあります。
 
 
Model Factory Hiro 1/12scale Fulldetail Kit : 158F1
暫くの間休止していた“模型づくり”を再開、このような時は仕掛かりを穿り出すよりも新しい箱を開ける方が勢いがつくかと思うのです。
今回は1964年のチャンピオンマシン、ジョン・サーティースの”158F1″でリブート。
 
 
最初にパーツ類の確認と仮組時に必要な穴あけ等の簡単な加工を施していきます。
素材は主としてホワイトメタルが使われていますがカウルやエンジンブロック等はレジンパーツで構成。
点数はスケール相応で組立もトリッキーな箇所は今のところ無さそうな印象です。
 
 
タイヤとホイール
タイヤは無垢に近いゴム系の素材でグルーブ表現も繊細、ホイールはアルミの挽物、後々ディスク部分のブルーの色味に悩みそう。
 
 
ちょっと分かり難いのですがタイヤメーカのロゴもきれいにプリントされています。
 
このキットも一気に作り上げるというよりも気が向いたら弄るといったいつものスタイルになるかと思います。
まずは5月の連休までを目標に各パーツの仕上げ、下地塗装までは進めたい所存。
 
 
 
 
 
 
 
 
.

RENAULT RE-20 TURBO_11

春分・次候・桜始開「さくら はじめてひらく・桜の花が咲き始める」
週末に降った雨で桜の花も散り始めました。
私的にはスギからヒノキにステージが変わりつつあり七転八倒、模型作りもスローダウン。
 
 
動力装置、駆動装置が出来上がりました。(一部仮組み部分もありますが)
「光り物」が多く同時期のDFVユニットに比べて華やかな出で立ち。
当時のルノーは大メーカーワークスらしくマシーンのメンテ、クリーニングが他のコンストラクターよりも行き届いていた記憶があるので今回はキレイ目な仕上がりを目指します。
 
 
ルノー・ゴルディーニEF1 V6 1492cc ツインターボ+ヒューランド FGA 400
DFVと同様にアイコニックなレーシングエンジン。
 
 
エキパイには適当に焼き色等を追加、リアルを目指すというより所謂模型的演出です。
それでも不自然な感じにならないようには留意はしたつもりですがどうでしょう。
 
 
パーツが揃ったら組立、数種類の接着剤を使って騙し騙しセットしていきます。
タミヤといえども40年以上前の製品なのでストレスなしにパチピタと組み上がる訳ではありません。
 
 
マフラーエンドの位置とウェイストゲートバルブの角度に少し注意が必要。
 
 
右サイドはこんな具合に。
 
 
アンダーカバー等で完成後は見ることが出来なくなる「裏面」を記念撮影。
こちら側もなかなかに魅力的な造形、機能美。
 
 
 
 
 
 .