LOTUS 88_03

小雪・初候・虹蔵不見「にじ かくれてみえず・虹を見かけなくなる」
日差し弱まり、風冷たし、年末に向けたあれやこれやが早足で近づいてきます。
この週末は早めの大掃除を終わらせてからケータリングを頼んで家飲みなのです。
 
 

カウル等の外装色に塗るパーツは後回しにして他のパーツの塗装を進めます。
81もパーツが多いなあと感じていましたが88は輪をかけて多いですねえ。
 
 

モノコックは上部パーツにわずかながら“ヒケ”が見受けられたのでパテを入れました。
ポリパテ、クサイ、キライ
 
 

タミヤのサーフェイサーを塗って一部マスキング
 
 

モノコックはオーカー系とグレー系の黒で塗り分け。
グレーブラックの箇所はデカールも用意されていますが今回は塗装でいきます。
 
 

一回目の塗装が終了。
そこそこの色数を使い手間はかけていますがあまり映えませんね…
まあ自己満足なのでこれでオッケーなのです。
 
 

モノコックにリベットのPEパーツを貼りこむとよりロータスらしくなるかと思います。
ボトムパーツの塗装が終われば組み立てに移行できそうです。

 
 
 
 
 
 
.

LOTUS 88_02

秋分・末候・水始涸「みず はじめてかる・田畑の水を干し始める」
そろそろ衣替えであります。
今秋は高番手の綿ブロードシャツを一枚新調したいのです。
生地色はサックスよりもセルリアン寄りのちょっと深めな青色がいいですね。
 
 
「第一ハードル」を目指して仮組みをスタート。
MFHのキットらしくパーツは全てホワイトメタル。
 
 
外装パーツの仮合わせ。
混乱の1981年を象徴するかのようなラジカルなデザインであります。
 
 
サイドパネルはPE二枚の貼り合せで構成。
特徴的なクロームシルバーの表現はデカールではなく金属生地を生かして仕上げる事になります。
 
 
プロバンスのTYPE88?との比較
少々丸っこい感じですがこちらも悪くないですね。カッコいいです。
 
 
前後のタイヤを履かせてみました。
正式な判定は後ほどになりますが暫定で「第一ハードル」はクリア。
 
 
1981年のレギュレーションと独特な構造が絡まってサスのセットや車高設定に梃子摺る羽目になりました。
希望を言うともう0.2mm程最低地上高を上げたいところです…
 
 
取り敢えずアウトラインは確認できたので仮組みを解く事にします。
塗装後組み立て時には再調整は必須、それもまた楽しからずや
 
 
 
 
 
 
 
.

LOTUS 88_01

秋分・初候・雷乃収声「らい すなわちおさむ・雷が鳴り響かなくなる」
お彼岸ですね、今日は精進揚とお蕎麦をいただきました。

やはり一雨ごとに季節は進むように感じます。
 
 
Model Factory Hiro 1/43scale Multi-Material Kit:LOTUS TYPE88/88B K367-Ver.A [Lotus 88 : 1981]
TYPE81と並行してこちらも弄り始めます。
PROJECT ESSEXは遅延しながらもいまだ継続中なのです。
 
 
外装パーツ以外の塗装ができるところまで81を追いかけます。
88はモノコックの主素材が炭素繊維強化プラスチック (CFRP) になったのでモノコック本体の塗装作業もあり〼。
 
 
88もちょっと毛色が変わっていますが81同様“ウイングカー”です。
そういえばこのキットも外装に筋彫りが見当たらないですね。
 
 
ロータスCFRPモノコックに見られるリベットは凹モールドにPEを貼って表現する仕様です。
これは修行になる予感がします。ちと憂鬱…
 
 
モノコック後部の隔壁に施されたディテールが良い感じ。

あとプロバンスムラージュのTYPE88に関してはちょっと保留です。
 
 
大量のホワイトメタルパーツに怯み気味ですがウォーミングアップとして作り慣れたDFVから組み始めます。

ではスタート!
 
 
 
 
 
 
 
 
.

Ferrari 126CK(1/12)_04

立春・初候・東風解凍「とうふう こおりをとく・東風が厚い氷を解かし始める」
花粉症もシーズンインしたようで日々ヨレヨタボンヤリと過ごしております。
余寒厳しき折、皆様どうぞお体を大切にお過ごしください。
 
 
モノコック、エンジン、ギアボックスを仮組みして繋いでみました。
 
 
小さな1.5L V6エンジンブロックと巨大な燃料タンクが印象的。
作業スペースは400mm×200mmくらい必要ですね。流石にデカイ!
 
 
このエンジンとモノコックとの隙間に吸気系機器がみっちりと組み込まれます。
各種パイプの取り回しに七転八倒する姿が今から容易に想像できます。
 
 
次工程はエンジン各部の塗装プランとモノコックの仕上げ具合をある程度決めてプライマー処理。
あとは思いつきで小物類を弄るといった感じですかね。
 
 

Ferrari 126CK(1/12)_03

大寒・次候・水沢腹堅「さわみず こおりつめる・沢に氷が厚く張りつめる」
寒烏賊のお造り、むつの煮付け、寒蜆の赤だし…
来年の冬こそはあちこちに出かけ美味しいものを沢山いただきたいものです。
 
 
内部パーツの整理が大体終わりました。
§1 モノコック、ABCペダル、マスターシリンダー
 
 
§2 フロントサス周辺
 
 
§3 コクピット、燃料タンク
 
 
§4 エンジン本体
 
 
§5 エンジンマウント周辺
 
 
§6 ギアボックス、リアサス
 
 
§7 ギアボックス補機他
 
 
§8 ラジエーター、オイルクーラー
 
 
§9 インタークーラー

さてさて、どこまで進めるかはまだ未定ですがモノコックとエンジン本体くらいは纏めておきたいところであります。
 
 

Ferrari 126CK(1/12)_02

小寒・末候・雉始鳴「きじ はじめてなく・雄の雉が鳴き始める」
冬深しではありますが日脚の伸びを感じられるようになった昨日今日であります。
 
 
まずは全ての基準となるモノコックの組立からスタート。
 
 
スポンジやすり等で軽く磨いてから仮組みしてみました。
燃料タンクの丈詰めに手間取りましたが嵌合は概ね良好。
 
 
タイロッド出口部分の造形が左右非対称なのが面白いですね。

1/12スケール、それも金属素材で126CKモノコックの模型を入手出来た事、1981年の自分に知らせてやりたい。
 
 
パネルの光沢感、リベット表現等は適宜調整していきます。
 
 
この年のマクラレーンMP4/1からモノコック素材にカーボンファイバーが本格的に使用されるようになりますがアルミ独特の佇まいも良いものです。
ただこの時期のモノコックデザイン、ドライバーのフットスペースを見ると背中がソワソワしてきます。
 
次はエンジンブロック、ギアボックスのパーツ群を下処理する予定です。

Ferrari 126CK(1/12)_01

小寒・次候・水泉動「すいせん うごく・地中で凍った泉が動き始める」
寒中お見舞い申し上げます。
休み明けは冷たい雨からスタート、温かいもの、暖かい場所が愛しい時節であります。
 
 
1/12scale Fulldetail Kit:126CK 1981 Rd.6 Monaco GP #27 Gilles Villeneuve/#28 Didier Pironi
今年の模型作りはこちらのキットでスタートします。(初回登場記事はこちら
 
 
My most favorite Ferrari、1981年のモナコをカッ飛んでいた赤い跳ね馬
 
Type 35、White Shadowに続くMFH三連投ですが偶然です。
 
 
まずは大量にあるパーツを工程ごとに整理。
 
 
丸一日かけて全パーツのチェック完了。
作業は掛り切りといった感じではなく気が向いた時にブロック毎ボチボチと進める感じになるかと思います。
 
 
キットの赤いパッケージはちょっと目立ちすぎるので地味な物にリパック、サイズもコンパクトになりました。
 
 
高カロリー且つボリューミーなモノはココロ、アタマ、カラダが働くうちにです。
 
 
 

Ferrari 126CK_Fin.

大寒・末候・鶏始乳「にわとり はじめてとやにつく・鶏が卵を産み始める」
春本番のような気温の月末月曜日、なんか調子が狂いそうです。
 
tameo 126CKの製作記も本記事をもって最終回。
Ferrari 126CK
FERRARI 126 CK Monaco G.P. 1981 Gilles Villeneuve (tameo kits TMK391)
 
 
Ferrari 126CK
開始から6年ほど掛かってしまいましたが、取り合えず終了。

今回は自分の勘違いから車高設定をしくじってしまったようで低くし過ぎました。
サイドパネルの下端を黒で塗っているのは隙間に見えるようにという悪あがきです。
キットは下手に弄らなければベースとスカートの間にちゃんと1mmくらいの隙間ができる設定。
1981年のF1レギュレーションを考慮すると地面ペタペタより隙間が見える方が自然に思えますね。
 
 
Ferrari 126CK
それと気になるのはポリッシュしたホワイトメタル製のフロントウイングに貼ったデカールの透明フィルムが光線の具合によっては汚く浮かび上がってくる事。
できる限りフィルムをトリミングしたのですがやはり気になります。
(自然光ではほとんど判別出来ないのですが蛍光灯だと顕著です。)
 
 
Ferrari 126CK
手前は2017年のtameo、奥は1997年のwave製のレジンキット
時を経て製作方法はかなり違っていますが、詰めが甘いのは相も変わらず。

今回のリベンジはこちらのキットでそのうちに。(こっちもかなり手強そうです。)

他の画像もFlickrのフォトギャラリー(album:1/43 Formula car)にupしています。
お暇な時にでも覗いてみてください。