立春・初候・東風解凍「とうふう こおりをとく・東風が厚い氷を解かし始める」
花粉症もシーズンインしたようで日々ヨレヨタボンヤリと過ごしております。
余寒厳しき折、皆様どうぞお体を大切にお過ごしください。
モノコック、エンジン、ギアボックスを仮組みして繋いでみました。
小さな1.5L V6エンジンブロックと巨大な燃料タンクが印象的。
作業スペースは400mm×200mmくらい必要ですね。流石にデカイ!
このエンジンとモノコックとの隙間に吸気系機器がみっちりと組み込まれます。
各種パイプの取り回しに七転八倒する姿が今から容易に想像できます。
次工程はエンジン各部の塗装プランとモノコックの仕上げ具合をある程度決めてプライマー処理。
あとは思いつきで小物類を弄るといった感じですかね。
Ferrari 126CK(1/12)_03
大寒・次候・水沢腹堅「さわみず こおりつめる・沢に氷が厚く張りつめる」
寒烏賊のお造り、むつの煮付け、寒蜆の赤だし…
来年の冬こそはあちこちに出かけ美味しいものを沢山いただきたいものです。
内部パーツの整理が大体終わりました。
§1 モノコック、ABCペダル、マスターシリンダー
§2 フロントサス周辺
§3 コクピット、燃料タンク
§4 エンジン本体
§5 エンジンマウント周辺
§6 ギアボックス、リアサス
§7 ギアボックス補機他
§8 ラジエーター、オイルクーラー
§9 インタークーラー
さてさて、どこまで進めるかはまだ未定ですがモノコックとエンジン本体くらいは纏めておきたいところであります。
Ferrari 126CK(1/12)_02
小寒・末候・雉始鳴「きじ はじめてなく・雄の雉が鳴き始める」
冬深しではありますが日脚の伸びを感じられるようになった昨日今日であります。
まずは全ての基準となるモノコックの組立からスタート。
スポンジやすり等で軽く磨いてから仮組みしてみました。
燃料タンクの丈詰めに手間取りましたが嵌合は概ね良好。
タイロッド出口部分の造形が左右非対称なのが面白いですね。
1/12スケール、それも金属素材で126CKモノコックの模型を入手出来た事、1981年の自分に知らせてやりたい。
パネルの光沢感、リベット表現等は適宜調整していきます。
この年のマクラレーンMP4/1からモノコック素材にカーボンファイバーが本格的に使用されるようになりますがアルミ独特の佇まいも良いものです。
ただこの時期のモノコックデザイン、ドライバーのフットスペースを見ると背中がソワソワしてきます。
次はエンジンブロック、ギアボックスのパーツ群を下処理する予定です。
Ferrari 126CK(1/12)_01
小寒・次候・水泉動「すいせん うごく・地中で凍った泉が動き始める」
寒中お見舞い申し上げます。
休み明けは冷たい雨からスタート、温かいもの、暖かい場所が愛しい時節であります。
1/12scale Fulldetail Kit:126CK 1981 Rd.6 Monaco GP #27 Gilles Villeneuve/#28 Didier Pironi
今年の模型作りはこちらのキットでスタートします。(初回登場記事はこちら)
My most favorite Ferrari、1981年のモナコをカッ飛んでいた赤い跳ね馬
Type 35、White Shadowに続くMFH三連投ですが偶然です。
まずは大量にあるパーツを工程ごとに整理。
丸一日かけて全パーツのチェック完了。
作業は掛り切りといった感じではなく気が向いた時にブロック毎ボチボチと進める感じになるかと思います。
キットの赤いパッケージはちょっと目立ちすぎるので地味な物にリパック、サイズもコンパクトになりました。
高カロリー且つボリューミーなモノはココロ、アタマ、カラダが働くうちにです。
Ferrari 126CK_Fin.
大寒・末候・鶏始乳「にわとり はじめてとやにつく・鶏が卵を産み始める」
春本番のような気温の月末月曜日、なんか調子が狂いそうです。
tameo 126CKの製作記も本記事をもって最終回。
FERRARI 126 CK Monaco G.P. 1981 Gilles Villeneuve (tameo kits TMK391)
開始から6年ほど掛かってしまいましたが、取り合えず終了。
今回は自分の勘違いから車高設定をしくじってしまったようで低くし過ぎました。
サイドパネルの下端を黒で塗っているのは隙間に見えるようにという悪あがきです。
キットは下手に弄らなければベースとスカートの間にちゃんと1mmくらいの隙間ができる設定。
1981年のF1レギュレーションを考慮すると地面ペタペタより隙間が見える方が自然に思えますね。
それと気になるのはポリッシュしたホワイトメタル製のフロントウイングに貼ったデカールの透明フィルムが光線の具合によっては汚く浮かび上がってくる事。
できる限りフィルムをトリミングしたのですがやはり気になります。
(自然光ではほとんど判別出来ないのですが蛍光灯だと顕著です。)
手前は2017年のtameo、奥は1997年のwave製のレジンキット
時を経て製作方法はかなり違っていますが、詰めが甘いのは相も変わらず。
今回のリベンジはこちらのキットでそのうちに。(こっちもかなり手強そうです。)
他の画像もFlickrのフォトギャラリー(album:1/43 Formula car)にupしています。
お暇な時にでも覗いてみてください。
Ferrari 126CK_7
大寒・次候・水沢腹堅「さわみず こおりつめる・沢に氷が厚く張りつめる」
寒中お見舞い申し上げます。
2011年1月に製作を開始したTameoの126CKがやっと完成しました。
少ないパーツながらコクピットやエンジン周りも程よく再現され、組立てやすい良キットです。
長年放置していた宿題を終らせる事が出来てホッとしています。
でもまだ2台残ってる…
Ferrari 126CK_6
大寒・初候・款冬華「ふきのはな さく・蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す」
北風の月曜日、寒い、寒い、本当に寒い〜
リアセクションをアンダートレーに取付、アップライトの位置を軽く調整してから前後のタイヤを履かせます。
装着タイヤはミシュランラジアル、1982年のグッドイヤーと比較すると若干小振りな感じ。
ラジエーター、インタークーラーの冷却系、モノコックの燃料タンク辺りを何とかしてもらえるとカウルオープンモデルになりそうなのに少々もったいない気が… まあ完成品を含めた展開を考えると妥当ですね。
前後ウイングの翼端板にはエッチングのリベットを貼付。
虫ピンや挽物のリベットを埋込むよりもお手軽。
オーバースケールですが80年代フェラーリらしくって良い感じと勝手に思っております。
判っていた事ですがエンジン部分はカウルを付けるとこれくらいしか見えません。
カウルから覗く燃料タンクの天面はキット付属の洋白エッチング板を貼付する指示なってますが、コクピット周辺のホワイトメタルと質感に差が有りますね。
ここは面倒くさがらずにアルミ板を切出して使えば良かったです。
残りパーツもわずかになり、ゴールが見えてきたところでとんでもない大チョンボが発覚!
テンション急降下です…
Ferrari 126CK_5
小寒・次候・水泉動「すいせん うごく・地中で凍った泉が動き始める」
生活のペースが普段とは違うお休みの期間は何となく手が動きづらい気がします。
あとお酒が入っている事も多いので尚更かも。
今回はターボエンジン“Tipo 021”を中心としたリア周りの工作です。
スルーする予定だったプラグコード、フェールラインは以前作ったものがジャンク箱から発見されたためリサイクルする事に。
ショックユニットはスプリング部分だけを黒く塗るのは面倒だし仕上がりも期待出来ません。
ここはユニットごとタメオ製のアフターパーツに交換。
ショックユニットは長さを詰めたり、取付用のピンを付けるなどの簡単な加工を施してから組込み。
手間が掛からない割りには雰囲気はグッと良くなります。
タメオのアフターパーツは使いやすく本当に便利、願わくは安定供給が続いてくれる事ですね。
リアサスは最初のアップライト取付角度をミスしたために各アームを加工する羽目に。
あと、スタビのパーツが細かく取付に苦戦。
サスアームを組込み、オイルクーラーを取付け、遮熱板で粗だらけのパイピング基部を隠して、最後に排気系パーツをセットしたら完成!
複雑な形状のパーツが多いですが流石にタメオだけあってピタリと嵌り込みます。
でも、手を入れたパイピングやショックユニットはほとんど見えなくなりました。
排気系の塗装はシルバーやガンメタなどのベース色の上にクレオスのMr.ウェザリングカラーやタミヤのウェザリングマスターをペタペタと乗せただけ。
手軽にサッと作業ができ、臭いもさほど強くないので自分のようなリビングモデラーには有効なツールです。
模型製作に伴う臭い、ダスト、騒音、有毒ケミカルの扱い等は常々気になるところであります。
塗装や簡単な追加工作だけでソコソコの見た目になりました。
やはりキットの素性が良いとお手軽で助かりますね。