LOTUS 81_13

寒露・初候・鴻雁来「こうがん きたる・雁が飛来し始める」
散歩中に金木犀の甘い匂いがフワリと香りました。
ちなみに銀杏の臭いはまだですね。
 
 

先送り、先送り、先送りとしていた外装色「Essex Blue」の調合ですがシャシー組立時に外装色で塗られたパーツが必要となるため重すぎる腰をどうにか上げて作業しました。

TYPE81のタメオはLotus Essex Blue Metallic A34という実写用補修ペイントが指定されています。
そのものズバリなカラーのようですが日本で入手するのはちょっと難しそうです。
また実車用のメタリック塗料が1/43スケールのモデルカーにマッチするのかについては些か疑問が残ります。
TYPE88のヒロはクレオスの#5ブルーと#65インディブルーの混色を指定しています。
こちらはソリッドカラーですね。
参考までに1/20スケールTYPE88のエブロはタミヤのTS-50マイカブルーが指定されていました。

キットメーカーによる振り幅が大きくて楽しい
 
 

早速塗ってみました。(88のフロアトレイもついでに塗っています。)
今回使用したのはFinisher’sカラーのスパークリングブルーとロッシブルーを適当にミックスしたものです。
個人的に少しダーク寄りな色合いに調合しています。
(Essex社に対して私が抱くイメージが反映されています。)
 
 

とりあえずはメタリック系の青色には見えますね。
クリア層が入るともう少し赤味が浮いてくるかもしれません。
 
 

やっぱり外装色のパーツが付くと製作プロセスが一歩進んだ気がします。ちょっとウレシい
次のハードルはウイング、サイドパネル等のクロームフィルムが貼られていたパーツをどう処理するかですね。
こちらも面倒で悩ましい作業となりそうです。
 
 
 
 
 
 
 
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Hesketh Ford 308C_08

秋分・末候・水始涸「みず はじめてかる・田畑の水を干し始める」
新米が出回り始める時期となりました。
今年はこれまでとは違うお値段にちょっと腰が引けますがあの美味しさに抗うことはできません。
楽しみですね、「ご飯の友」は何にしましょうか
 
 
スローペースではありますがヨタヨタと進めております。

デカール作業終了、ストライプは一部要レタッチですね。
印刷メーカの表記はされてはいませんがカルトグラフ、タメオブランドとは違った印象です。
糊は弱目、ソフター等のケミカルに対しても弱目でちょっと手こずりました。
 
 

スポンサー表示皆無※、ヘスケス卿の漢気全開マーキングであります。堪らんです、最高!
(※ 緑のSeahorse logo(Ippokampos Racing?)との関係については調査不足、申し訳ない)

この後のラッカー塗料を用いたクリアコートに関しては前記の通りデカールへの影響が心配です。
焦らず余剰のベタデカールを利用してテストした方が良さそうですね。
あるいはクリアコート無しでコート剤仕上げも有りかと思うのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
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Hesketh Ford 308C_07

白露・次候・鶺鴒鳴「せきれい なく・鶺鴒(せきれい)が鳴き始める」
三連休のなか日ですね。
街まで買物に出かけましたが蒸し暑さとあまりの人出に恐れをなして早々に退散です。
まあ、目的の物は入手出来たので「ヨシ!」であります。
 
 

やはりインダクションポッドとエンジンのクリアランスがかなりタイトです。
これ以上の調整は“板金作業”になりそうなのであきらめます。
 
 

このキットに関しては特に手をいれる予定はなかったのですが、ヘッドカバー周りが少し寂しい感じがしたのでプラグコードを追加しておきます。
今回は何時もより一回り細いコードを使用します。
 
 

取り敢えず作業終了、多くのパーツが省略された“簡易版”DFVですがそれらしく見えますね。
DFV大好きです。
 
 

とは言え1/43ではロータス用2機に加えての本機で三連続…… 流石にちょっと飽きました。
なんか他のキットに浮気しそう
 
 

細々したパーツ類も少しづつ片付けていきます。
最近はちょっとした色付けにはマーカーペンを使用することが多くなりました。
準備、片付けも簡単で便利です。
 
 
 
 
 
 
 
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Hesketh Ford 308C_06

白露・初候・草露白「そうろ しろし・草に降りた露が白く光る」
今年も模型関連催事の知らせが彼方此方から聞こえてくる時期になりました。
新規のキットも楽しみなのですがそれ以上に新機軸のマテリアルやツールを期待したりします。
そして今に一番楽しみにしているのはイタリア製の1/24 FERRARI 312Tのメタルキット!
此方はお値段がちと怖いですが是非ともコレクションに加えたいと企んでいます。
 
 

下地作りにも飽きてきたのでチャチャっと塗装工程へ、まずは使いそうなカラーを見繕うところから
塗料瓶のフタを開けたところ揮発が進んで使用不可になっているモノがチラホラ……
塗る対象物のサイズが小さく、そもそも寡作傾向にあるので塗料の消費サイクルが長くなることが一因かと。
これは致し方ないとはいえますがちょっと悲しい。
 
 

とりあえず三時間ほど作業して終了、今回は白と黒系、金属系を吹付
本キットはカウル類が全てバラバラになっているで準備も含め何かと面倒です。

久しぶりの作業とはいえブラシ塗装が下手すぎて凹む
 
 

リベットは現状こんな具合になっています。
クリアをコートするともう少し落ち着いた感じになるかしら
 
 

なんか素っ気ない雰囲気ですがそれも70年代の“キットカー”らしくて良いかと都合よく思うことに
少し時間をおいてから各パーツの色味と塗面を調整しておきます。
 
 
 
 
 
 
 
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Hesketh Ford 308C_05

処暑・初候・綿柎開「めんぷ ひらく・綿を包む咢(がく)が開く」
ここ数日のきびしい残暑で気力、体力共にガリガリと削られています。
それでも日暮れの時間、夜に聞こえる虫の音にゆっくりとですが秋の気配を感じるのです。
 
 

パーツを眺めながらお酒を呑んでいるだけでは埒が開かないのでプラサフを吹いてみることにします。
マスキングよりもパーツの持ち手付けの工程が面倒ですね〜
 
 

缶スプレーで主たるパーツの塗装は終了、この気温なのであっという間に乾きます。
1/43スケールの場合パーツサイズが小さいので缶スプレーよりもエアブラシの方が塗膜のコントロールや塗料の使用量的に効率が良さそうですが、この時期に冷房無しで防毒マスクでの作業は辛すぎます。
 
 

バラバラのカウルを組み合わせて記念撮影、なかなか良い感じ😎
サフ後に形状がはっきりと見えてくるプロセスは楽しい。
懸案のリベット表現は再調整ですね、
 
 

あと切削痕や細かな凹凸も多々なので溶きパテを入れてから研ぎ作業へ

その後外装色を塗ってデカールを貼りクリアコートまでは進めたいと胸算用であります。
 
 
 
 
 
 
 
 
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Hesketh Ford 308C_04

立秋・末候・蒙霧升降「もうむ しょうこう・深い霧が立ち込める」
残暑お見舞い申し上げます
春は霞 秋は霧、春はたなびき 秋はたちのぼる、であります。

ロータスはハードルに躓いて小休止、でここ最近は気分転換に在庫キットと仕掛品の整理していました。
その時に目があってしまったHesketh308をパーツ確認も兼ねてちょっとだけ弄ってみることにします。
Hesketh308、本ブログで最後に記載したのは二年前のちょうど今頃
この間世の中、身の回り、自分自身の様相がいろいろと変わりました。

少々ディテール的に寂しい感じがしたモノコックパーツに「リベット」表現を足してみました。
はい、所謂「蛇足」、余計な事だと理解していますが、本人は楽しかったの大目に見てやってください。
 
 

雑な出来ですがそれでも70年代のレーシングカーらしさとクルマの素性がなんとなく伝わるような気がします。
ちなみにこの後は塗装の度ごとに穿った部分の修正と調整の作業が待っています。
慣れない事を思い付きで始めると碌なことになりません…… 
 
 

それと彼方此方に散在していた細かなパーツ類も片付けました。
ここ数年手がけているキットはヒロや新しめのタメオが多いのであまり減りませんね。
(基本的にキットボックス内のパーツだけで賄えることが殆どです。)
 
 

あと1/43パイピング用のコードも調達しておきました。
こちらもこれだけあれば当分の間は大丈夫そう。
 
 
 
 
 
 
 
 
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PROJECT ESSEX 2025

小暑・次候・蓮始開「はす はじめてはなさく・蓮の花が開き始める」
そろそろ前期暑気払いの頃合いであります。(当然の如く中期、後期も開催予定です。)
お酒のお供には鱚、車海老、蜀黍、南瓜など夏素材の天ぷら、あと障泥烏賊のお造りも良いですね。
 
 

今年も蓮の花の時期が到来です。
ということでESSEXカラーを纏うLOTUSもしれっと再開します。
 
 

Lotus81はモノコック、パワートレイン、前後サスペンション等のメカパートは80%の進捗度
ステアリングホイール取付と細かなパイピングを施せば後はボディカラーのパーツ待ち状態に

それにしても「ウイングカー」のネイキッド姿はとても良いモノ😎
 
 

今期の目標としてはカウルの下地処理を終わらせることですね。
それと箔デカールを使用しない方向で進める場合は一部パーツのポリッシュと表面保護の作業が必要
 
 

Lotus88はモノコックの再塗装からです。
特徴的なケプラー色の再現がポイント、あとリベットの処理
 
 

DFVもパーツが揃ったので組立へ、今回パイピングは適当に端折る予定
細かな補機やシートベルトも塗装できるところまで下拵え
 
 

モノコックの塗装が終わればサスペンションを組付てタイヤを履かせることができます。
先ずは88を81の進捗レベルまで追い付かせる事
 
ご覧の通りいろいろとっ散らかっておりますが、道具類をひっぱり出してリスタートです。
(LOTUS88、最後の投稿は2032年の11月、いろいろとマズいっす……)
 
 
 
 
 
 
 
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LOTUS 81_12

白露・次候・鶺鴒鳴「せきれい なく・鶺鴒(せきれい)が鳴き始める」
近所の公園でも留鳥のハクセキレイ(白鶺鴒)が可愛く鳴きながらひょこひょこ歩き回っています。

そういえばハンドルネームをtoritome・取留・トリトメとtodomedori・留鳥・トドメドリのどちらにするか使用開始する直前まで迷っていたことを思い出しました。
もう十年以上も前の話です。
 
 

モノコックと動力部の取付が終わりました。
予定より約2週間遅れでLOTUS 81製作Season2はこれにてエンディングであります。
ここから先の作業はボディー色(メタリックブルー)で塗られたパーツが必要になるため暫く保留です。
 
 

外装パーツがなくてもロータスF1らしさを充分に感じます。
特徴的なデザインのリアウイングステーが印象的。
 
 

タイヤを仮置きしてみました。
やっぱりEARLY 80sのF1はカッコいい!1/43スケールで製作できることが本当に嬉しい。
 
 

Season3はフロントの化粧パネル、サスペンションカバーの塗装、サスの組立、フロアパネルの装着、パイピングの追加あたりからのスタートになります。

次回更新はLOTUS 88製作Season2の予定
(あくまで予定、気が変わる可能性も大です。)
 
 
 
 
 
 
 
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