LOTUS 81_10

処暑・末候・禾乃登「こくものすなわちみのる・稲が実る」
少し残暑な木曜日、もう少しの間辛抱が必要な陽気が続きそうですね。
それでも空の色、雲のかたち、風の肌触り、ラジオから流れる楽曲に季節の移ろいを感じるのです。
またホビーショーに伴う模型関連のニュースが聞こえてきたりする時期でもあります。
 

タイヤにメーカーロゴデカールを貼付
台紙からなかなか剥離してくれず糊も弱めで苦労しましたがケミカルの力を借りてなんとか終了。
丸瓶になったクレオスのデカール用ケミカル、やはり旧品とは少し性質が違っているような気がします。

本作にはロゴの白が少し目立ちすぎるようなのでちょっと加工。
 
 

ホイールとトレッド面をマスキングしてロゴデカールへクリアブラックを一吹き。
タイヤのロゴはテンプレートを使って表現する手法もありますが自分にはちょっと面倒な作業。
また1/43スケールだとロゴのボケ足の調整が難しいです。

ホイールも1/1の輝きが眩しすぎるようなのでトーンダウンしておきます。
 
 

エキパイの塗装仕上げ
この時期のロータスは耐熱ブラックよりもガンメタ寄りで焼け色が目立つ印象があります。
金属色のマーカーやウェザリングマスターを筆でちょろちょろと塗ってそれらしく。
この手法、ほぼ無臭でゴミも少なく、準備片付けも簡単でリビングでも安心。
後は色味を慣らして艶消しクリアーを掛けておきます。
 
 

後回しにしていたリアサスを組んでいきます。
数多くのパーツを極小のピンで繋いでいく凝った設計で仮組するにも一苦労。
 
 

左右でステー、リンク合計12パーツ
似た形状のパーツもあるので管理しておかないと後々泣きを見ることになります。
 
 

リアサスが片付くとPEパーツも残りがだいぶ少なくなります。
 
去年の今頃もLOTUS 81を弄ってました。こうしてみると進みが遅すぎですね自分……
 
 
 
 
 
 
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LOTUS 81_09

処暑・次候・天地始粛「てんち はじめてしゅくす・ようやく暑さが鎮まる」
地震、台風、酷暑その他諸々と少し煩わしかった令和六年の夏も終わりに、いろいろと草臥れました。
来たる秋は暢んびり穏やかな日々になりますように
 
 

ラジエーター、オイルクーラーの組込みに使えそうなパーツを見繕います。

ここ暫く巣鴨の「さかつう」にはご無沙汰、近々良さげな展示会があるときにでも訪問したい。
 
 

その他今後に使えそうな小パーツ類をジャンク箱からPicking
0.4のホースフィッテイングが足りなくなりそうなのでヒマを見て仕込んでおきます。
 
 

まずはオイルクーラーから

冷却系装置はカウル等の造作と密接な関連があるので位置の調整に手間がかかります。
吸気系と冷却系の組み込み、フルディテールモデルを製作する上でのハードルのひとつと思います。
 
 

ホースは0.6mmのハンダ線にテクスチャをスタンプして使用、フィッテイングはさかつう六角フランジ。
オイルクーラー、ラジエーター本体はPEを箱組みしたもの、PE多用は本キットの特長でもあるのですがホワイトメタル製と比較すると後加工がしづらくサイズ調整が大変に面倒。
カチッとしたフォルムは魅力的ですが組立時の様々な誤差を吸収するバッファを設けるのに苦労します。
 
 

次はラジエーター
パイプは0.8mmのアルミパイプ、ホースバンドはハセガワのフィニッシュシートの細切り。
ホースバンドは最初タミヤのアルミ極薄シールを試してみたのですが使い方に些か癖があるようで失敗。
シート自体の質感はいい感じなのでこの辺りは今後要研究。

右側のメーターリングが外れてますね、後で修繕しておきます。
 
 

7月から始まったLOTUS 81製作Season2、調整と修正を重ねながらまだ続きます。
(本当は今月中に終わらせたかったのですが上手くいきませんね。)
 
 
 
 
 
 
 
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LOTUS 81_08

処暑・初候・綿柎開「めんぷ ひらく・綿を包む咢(がく)が開く」
まだまだ残暑ではありますが朝夕の風にようやく秋の気配を感じられるようになりました。
今週末は夏の疲れを落としに近場の温泉へ浸かりに行こうかと思うのです。
 
 

エンジンの次はギアボックス、リアサス、モノコックの組立
とりあえず各ブロックが正しい位置関係にあるかを再確認しておきます。
この状態でもロータスF1らしさを感じます。カッコイイ
 
 

シートベルトですが今回はアフターパーツを使わずにキット付属のエッチングを使います。

1/48、1/72飛行機模型のシートベルトパーツをちょっと羨ましく思う今日この頃
(フルカラー印刷済のPEなんか出現するとうれしい、3Dデカールでも可)
 
 

細々としたパーツの塗装
シフトレバーはノブを木製にしたバージョンも用意
塗装後キットパーツと比べて採用するか考えます。
 
 

インストルメントパネルの組立
メッキ線でメータリングを追加、実車は黒色ですが模型的な演出としてシルバーのまま。
綺麗なリング状になっていないのはご勘弁を。

カバーガラスはUVレジンでは自分のスキルだと歪んだ凸レンズ状になりそうなので今回は回避です。
カバーガラスの表現手法、1/43スケールなら水性アクリル系クリアを軽くひと塗りが無難な気がします。
 
 
 
 
 
 
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LOTUS 81_07

立秋・末候・蒙霧升降「もうむ しょうこう・深い霧が立ち込める」
残暑お見舞い申し上げます
お盆明け、夕立の月曜日、雨上がりには涼しい夜風。
 
 

すっかりご無沙汰のPROJECT ESSEX、しれっとLOTUS 81から再起動
 
 

久しぶりの1/43工作です。リハビリとしてエンジンの組立からスタート
 
 

大まかな塗装は済んでいるので細部への色差しとパイピングが主な作業。
 
 

手順やコツなどをすっかり忘れていたようで想像以上に苦戦しましたがどうにか出来上り。
それでもFord cosworth DFVはスケール、メーカー問わず組んで楽しい、実家のようなエンジン。

そのうちパーツの一体化が進みより高解像度な3DP製のDFVを入手することができるのでしょうか。
 
 

組み立てと併せて懸案だったボディカラーについても進めます。
まずはカラーチップ用のプラスプーンを用意、なんとも模型ブログらしい絵面でございます。
 
 

手持ちの青系塗料でカラーチップを作っていきます。
全部フィニッシャーズカラーなのはグロス系塗料では経験値が一番高いブランドだから。
(1/43中心の製作と自分のペースではなかなか減らず溜まる一方という事情もあります。)
 
 

まだ調整が必要ですがなんとなく方向性が見えてきました。
80年代のロータスなのでマイカ、パールよりもカリッとしたメタルフレークの光沢が似合うような気がします。
 
 
 
 
 
 
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DOME-ZERO RL

雨水・次候・霞始靆「かすみ はじめてたなびく・霞がたなびき始める」
令和六年は閏年、ちょっとトクした気分になります。
 
 

上田の巨匠さまのブログを拝見し、自分も見比べてみようかとサルベージしてみました。
手前がAUTOMANY、塗装済がProvence moulageであります。
確かに雰囲気は違いますね、たのしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
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Maserati 250F_01

大寒・末候・鶏始乳「にわとり はじめてとやにつく・鶏が卵を産み始める」
あれよあれよと言う間に月末でございます。
またそろそろ空中に漂うアレへの対策も始まる頃です。
期間としてはゴールデンウィークくらいまでですかね… 憂鬱なことであります。
 
 

とりあえずフレームを組んでみました。
メタルパーツの精度が良いのでノンストレスです。
 
 

そろそろこのような造形物も3DPで一体化されたパーツとして普及するのでしょうか。
 
 

外装も軽く合わせてみました。
 
 

こちらは後ほど要調整です。
それでも全体のシルエットが見えてくるとモチベーションが上がります。
 
 

1980年と1957年のF1、今年はどちらもカタチにしたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
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Maserati 250F_Intro

大寒・初候・款冬華「ふきのはな さく・蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す」
冬の最後の節気「大寒」です。寒中お見舞い申し上げます。
寒いながらも空模様や日差しになんとなく春の気配を感じられる気がします。

蕗の薹の天ぷらで一杯が待ち遠しい今日この頃
 
 
冬休みは新しい模型を弄って気分転換することがここ何年かの恒例のような気がするのです。
 
Model Factory Hiro 1/43 car model kit K746 Maserati 250F (1957) Version B
1957年にファンジオが開幕2連勝を飾ったモナコGP仕様
 
 

キットは大量のホワイトメタルパーツ、PE、アルミ挽物等で構成されたいつものMFH1/43スタイル
メタルパーツは細かなディテールまで再現、さらに本キットには3DPパーツも同梱されています。
 
 

PEパーツの大部分はホイール関係
ホイールのスポーク部分はPEを6枚組み合わせて再現です。
 
 

組んでみるとこんな具合、自分にはこれで必要十分ですね。
それと1/1の金属光沢は我がポンコツモデリングには眩しすぎる気が…
銀色で塗った方が収まりが良さそう。
 
 

今回はフレームの組立と全体像確認をゴールに設定して遊んでみようかと思います。

ではスタート
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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Porsche 917/30

大雪・末候・鮭魚群「けつぎょ むらがる・鮭が群がり川を上る」
天気晴朗なれど冷え込んだ月曜日、今年も残り二週間です。
今週中には冬ごもりの支度を済ましのんびりと過ごしたいものであります。
 
 

Model Factory Hiro K802 1/43 Porsche 917/30 Ver.D Vaillant 1975 Interserie #0 H.Muller
少し早めなクリスマスプレゼント兼お年玉です。
 
Goodwood 77th Members Meeting 2019
Chassis:917/30-001といわれているクルマですね。
 
そこそこの期間1/43モデルカー製作を趣味としておりますが実はポルシェの完成車はゼロ、ポルシェエンジンのレースカーは何台かありますがポルシェのクルマではない気がします。
そこで一台くらいは作ってみるかと数多い名車の中からこちらをセレクトであります。

当ブログにはPORSCHE 908を載せていますがあれはでっち上げフリーランス仕様なので除外。
ポルシェ車、在庫を掘れば何台かは出てくるかと思いますが何も古いキット、熟成された1/43キットは扱いがいろいろと大変なので今回はスルーです。
 
 

キットの中身を簡単にご紹介
大小様々なホワトメタルパーツがザクザクと封入されています。お買得感満載
 
 

板厚違いのPEシートが2枚同梱、素材は多分ステンレスです_
右端に見える大量の同一パーツが気になりますが今回は関係なさそうで一安心。
 
 

3DPのパイプフレーム、予め治具や対応した刃物類を用意したほうが良さそう。
適当に端折って処理する事も要検討です。
 
 

一部レジンパーツは着色済み、黄ばんでしまったようにも見えますね。
 
 

タイヤレターも印刷済み、手間が一つ減ってうれしい
 
 

デカールも良い感じ
特徴的なストライプですがルーバー部分等でレタッチ必須となりそうです。
色合わせが面倒そう…
 
 

スパイダースタイルなのでで苦手な窓貼りは無し、地味に面倒な灯火類も最小限、さらにカラーリングはコレクションにはなかった“Vaillant”であります。イイコトズクメ

作る、作らない(作れない)は別として良いものを手に入れた満足感はありますね。
冬休みは組立説明書を眺めながら妄想モデリングを楽しむことにします。
 
 
 
 
 
 
 
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