1/700 HMS KELLY_02

立夏・初候・蛙始鳴「かえる はじめてなく・蛙が鳴き始める」
八十八日を過ぎ季節は春から夏へ

衣服だけでなく食べ物、寝具そしてお酒も夏仕様に衣替えです。
今年の鰹は脂の乗りが「戻り」級との事でこれはこれでちょっと楽しみ。
 
 
黒プラサフの上に甲板にC13 ニュートラルグレーを吹付。
 
 
次にC331 ダークシーグレーBS381C/638で塗り分けてから上部構造物のマスキング。
 
 
細かくカットしたマスキングテープをチマチマと貼り付け。
自分はこの工程ですが結構好きだったりします。
 
 
C335 ミディアムシーグレーBS381C/637で上構を塗り喫水下を艦底色に。
船体と甲板の配色でIJNの駆逐艦とは違う雰囲気になりますね。
艦底色もフラットレッドを加えて彩度、明度を調整。
 
 
並行して細部もチマチマと進めていきます。PEのボートダビット
 
 
HMSの艦艇用火器といえば“ポンポン砲”
 
 
本キットは「デラックス版」なので真鍮挽物の砲身パーツが付属。
 
 
ランチやカッター等の艦載艇も気力があるうちに片付けておくのが吉。
 
 
マストは0.4と0.25サイズの洋白線に置き換え。
キットのプラパーツもびっくりするくらい細く成形されていますがここは強度優先です。
 
 
それぞれ仕上げたパーツを船体に設置して艤装はほぼ完了。
残り作業は船体周りの手すり、空中線くらいになりました。
 
 

1/700 HMS KELLY_01

穀雨・次候・霜止出苗「しもやんで なえいず・霜が終り稲の苗が生長する」
今年の連休も家でのんびりと過ごす予定。
その間のお酒とおつまみ、本と映画、模型関連のあれこれを調達です。
 
 
HMS Kelly 1940 / FlyHawk Model 1:700
半年ほど続いたホワイトメタルの塊との格闘に少々草臥れたので気分転嫁にプラモデルを弄ってみます。
 
 
今回も自分の好みでフルハル仕様。
 
 
船体サイズはIJNの特型駆逐艦Ⅲ型「響」1945 と比べると一回り小さい感じです。
 
 
各パーツには精細なディテールが表現されています。
ただプラスチックは国産キットに比べ柔めで変形しやすく少々脆い印象です。(離型との兼ね合いなのでしょうか。)
 
 
今回はタミヤのプラサフを使用。(ビン入りタイプ)
PEパーツへのプライマー効果、塗面の肌具合など定番ではありますが優秀なマテリアルです。
 
 
3.5倍(メーカー推奨は3倍)に希釈してエアブラシで吹き付け。
1/700艦船模型くらいのサイズだと缶サフよりもリーズナブルかつ効率的に下地処理ができますね。
 
 
舶来のレジンキットみたいになりました。
 
 
船体喫水上はこちらのグレー3色で塗分です。
 
 

2011.3.11 14:46


今年の3月11日は、あの年と同じ金曜日なんですね。
当たり前の日常が当たり前に訪れることの幸せと儚さを実感する今日この頃であります。

諸々が落ち着いたら三陸を旅したい。
 
 
 

Ferrari 126CK(1/12)_04

立春・初候・東風解凍「とうふう こおりをとく・東風が厚い氷を解かし始める」
花粉症もシーズンインしたようで日々ヨレヨタボンヤリと過ごしております。
余寒厳しき折、皆様どうぞお体を大切にお過ごしください。
 
 
モノコック、エンジン、ギアボックスを仮組みして繋いでみました。
 
 
小さな1.5L V6エンジンブロックと巨大な燃料タンクが印象的。
作業スペースは400mm×200mmくらい必要ですね。流石にデカイ!
 
 
このエンジンとモノコックとの隙間に吸気系機器がみっちりと組み込まれます。
各種パイプの取り回しに七転八倒する姿が今から容易に想像できます。
 
 
次工程はエンジン各部の塗装プランとモノコックの仕上げ具合をある程度決めてプライマー処理。
あとは思いつきで小物類を弄るといった感じですかね。
 
 

Ferrari 126CK(1/12)_03

大寒・次候・水沢腹堅「さわみず こおりつめる・沢に氷が厚く張りつめる」
寒烏賊のお造り、むつの煮付け、寒蜆の赤だし…
来年の冬こそはあちこちに出かけ美味しいものを沢山いただきたいものです。
 
 
内部パーツの整理が大体終わりました。
§1 モノコック、ABCペダル、マスターシリンダー
 
 
§2 フロントサス周辺
 
 
§3 コクピット、燃料タンク
 
 
§4 エンジン本体
 
 
§5 エンジンマウント周辺
 
 
§6 ギアボックス、リアサス
 
 
§7 ギアボックス補機他
 
 
§8 ラジエーター、オイルクーラー
 
 
§9 インタークーラー

さてさて、どこまで進めるかはまだ未定ですがモノコックとエンジン本体くらいは纏めておきたいところであります。
 
 

Ferrari 126CK(1/12)_02

小寒・末候・雉始鳴「きじ はじめてなく・雄の雉が鳴き始める」
冬深しではありますが日脚の伸びを感じられるようになった昨日今日であります。
 
 
まずは全ての基準となるモノコックの組立からスタート。
 
 
スポンジやすり等で軽く磨いてから仮組みしてみました。
燃料タンクの丈詰めに手間取りましたが嵌合は概ね良好。
 
 
タイロッド出口部分の造形が左右非対称なのが面白いですね。

1/12スケール、それも金属素材で126CKモノコックの模型を入手出来た事、1981年の自分に知らせてやりたい。
 
 
パネルの光沢感、リベット表現等は適宜調整していきます。
 
 
この年のマクラレーンMP4/1からモノコック素材にカーボンファイバーが本格的に使用されるようになりますがアルミ独特の佇まいも良いものです。
ただこの時期のモノコックデザイン、ドライバーのフットスペースを見ると背中がソワソワしてきます。
 
次はエンジンブロック、ギアボックスのパーツ群を下処理する予定です。

Ferrari 126CK(1/12)_01

小寒・次候・水泉動「すいせん うごく・地中で凍った泉が動き始める」
寒中お見舞い申し上げます。
休み明けは冷たい雨からスタート、温かいもの、暖かい場所が愛しい時節であります。
 
 
1/12scale Fulldetail Kit:126CK 1981 Rd.6 Monaco GP #27 Gilles Villeneuve/#28 Didier Pironi
今年の模型作りはこちらのキットでスタートします。(初回登場記事はこちら
 
 
My most favorite Ferrari、1981年のモナコをカッ飛んでいた赤い跳ね馬
 
Type 35、White Shadowに続くMFH三連投ですが偶然です。
 
 
まずは大量にあるパーツを工程ごとに整理。
 
 
丸一日かけて全パーツのチェック完了。
作業は掛り切りといった感じではなく気が向いた時にブロック毎ボチボチと進める感じになるかと思います。
 
 
キットの赤いパッケージはちょっと目立ちすぎるので地味な物にリパック、サイズもコンパクトになりました。
 
 
高カロリー且つボリューミーなモノはココロ、アタマ、カラダが働くうちにです。
 
 
 

VINCENT“White Shadow”_Fin.

小寒・初候・芹乃栄「せり すなわちさかう・芹がよく生育する」
 
 
VINCENT “White Shadow”
VINCENT(Late Type)“White Shadow” Model Factory Hiro 1/9 scale Kit K622-Ver.B
 
 
VINCENT “White Shadow”
夏休みから冬休みまでの約5ヶ月を経てどうにかこうにか形になりました。
 
 
VINCENT “White Shadow”
1/9バイクモデルを組むのは30年以上前のプロター・ノートンマンクス以来なのですごく久々。
改めて感じたのは工作を楽しむには絶妙なスケールという事。
 
 
VINCENT “White Shadow”
本キットは大部分のパーツがホワイトメタルで構成されているためかなりの重量あります。(完成重量約650g)
完成後は倒すとスッテプ、ハンドルがひしゃげてレバーが折れる恐れがあるので要注意です。
 
 
VINCENT “White Shadow”
MFHの1/9バイクキット、高価でおいそれと手は出せませんが他キットにも挑戦してみたいですね。
また今回もMFHのユーザサポートには感謝です。

完成時を含めこれまでの画像をFlickrアルバムにまとめてあります。
お時間がありましたら見てやってください。