MARCH PORSCHE 88C_02

雨水・次候・霞始靆「かすみ はじめてたなびく・霞がたなびき始める」
春霞は良いけど、黄砂や花粉光環とはお近づきになりたくはないものであります。
ちなみ「霞」は春の季語、「霧」は秋の季語とされてます。
 
  
下拵えの続きを書き留めておきます。
組み立てが進むと見ることが難しくなるシャシー板の刻印を記録。
まずは下側、marchの手描き書体がイイ感じですね。
 
 
おなじく上側
こちらはよくわかりません…
 
 
前後のアッパーアームのPE
このパーツを使用するためにはボディカウル、ギアボックスに約1mmmの穴あけが必要。
リアはともかくフロントはちょっとキビシイ、ということで線材等で置き換えです。
 
 
タイヤレターはデカールが用意されていますが貼付後つや消し処理が必要な感じです。
テンプレートを使っての吹付も良い感じに仕上がりますがマスキング等がメンドくさい…
どちらも一長一短ですね。
 
 
フェールリッド、右端にある真鍮PEがキットパーツです。
このままだとちょっと寂しいので別売パーツを見繕います。
リアクト製は多分90年代以降のF1用で形状等も違いボディの穴あけ加工も必要です。
でも他に使う宛もないので今回使用することにします。
 
 
シャシーとボディパーツを接続するタッピングビス
左のキット付属の物は使い勝手が今ひとつなので別売品に交換しておきます。
 
 
ボディはサイドポンツーン上側のアウトレット口を拡大。
ラジエーター等のサイズも後ほど修正です。
 
 

MARCH PORSCHE 88C_01

雨水・初候・土脉潤起「どみゃく うるおいおこる・雨が降って土が湿り気を含む」
巷は跳梁跋扈で喧々囂々、流言飛語で右往左往、早く落ち着いてほしいものです。

久しぶりの1/43モデルカー記事。
記録をたどってみると昨年6月のFerrari 126C3以来ですね。
TAMEO INDY CARS TIK 06 MARCH PORSCHE 88c QUAKER STATE T.Fabi 1988
唐突ですが、ふとした弾みで目が会ってしまった「インディーカー」を弄り始めることにします。
1988年のクルマなので30年位前のキットでしょうか。
 
 
この時期のタメオらしいキットフォーマットです。
パーツ数は少なめですがメタルは肉厚でズッシリとしています。
チョット気になるパーツは人が座れそうもない拷問シートとホイールくらいですかね。
 
 
PEパーツも過不足ない感じです。
個人的には前後のロワアームが用意されているのはありがたい。
 
 
先ずは下拵えから
PEパーツを金ヤスリ等でチマチマと整形していきます。
アッパーアームは場合によっては線材に置き換えるかもです。
 
 
予想通りタイヤとホイールの嵌まり具合がよろしくないです。
経年変化でタイヤパーツが収縮した所為か嵌め合わせがキツキツですね。
このままでは程なくタイヤは切れてしまいそう。
古いタメオのタイヤパーツはと油の吹き出しや硬化による割れ等々ウィークポイントだったりします。

ということでリムの肉厚に余裕があるホイールパーツをゴリゴリと削っていきます。
 
 
リアホイールですが左が修正後、右がキットデフォルト状態です。
 
 
サイズダウンの結果ストレスなくタイヤを装着できるようなりました。
見た目も良くなり一安心です。
 
 
いろいろと整ったところで恒例の車高設定(スペーサーの製作)からスタートです。

今回は余り手を入れずにサクサクと進める方針、現状大きなトラブルになりそうな箇所も無さそうです。
唯一心配なのはデカール…
問題があれば常套手段の「テスト仕様」もしくは「プレゼンモデル」でお茶を濁すことにします。
 
 

McLaren FORD M23 YARDLEY

芒種・初候・螳螂生「とうろう しょうず・螳螂(かまきり)が生まれ出る」
終日ザーザー降りの雨と梅雨寒の空模様
ドトールでは注文を間違えられ、買ったばかりの傘が行方不明となにかと冴えない月曜日であります。
 
1/43 Tameo Kits TMK221 McLaren Ford M23 Yardley GP Brasil 1974
出しっ放しになっていたパッケージが目に入って気分転換にゴニョゴニョ
各カウル類が一体でキャストされたボディパーツはちょっと歪みが目立つ感じでした。
 
  
モノコックの高さやコクピットカウルの幅など良い感じのフォルム
何故か同じTameoのWCT74 McLaren M23 1974よりもカッコよく感じます。
 
 
次の作業はフロアパネルの修正とタイヤを完成させて仮組み、車高調整といったところでしょうか。

スケジュール的には126C3の目処がついた頃になりそうです。
 

Ferrari 126C3_05

小満・末候・麦秋至「ばくしゅう いたる・麦が熟し麦秋となる」
水無月、雨のシーズン到来、何かと疲れが溜まりやすい時期でもあります。
自分なりのリフレッシュできる何かを準備しておきたいところ
 
126C3ですが今一つ波に乗り切れない感じで、暫くはノロノロ運転が続きます。
此の期に及びリアウイングフラップの長さが足りないことに気づきます。
(一番下のエッチングがキットパーツ)
まあ、ウィングの組み方が良くなかった証拠でもあります。
 
 
取り敢えずアルミ板で差し替えておきます。
再塗装前で助かりました…
 
 
本キットの中で気になるのがクーラーユニットのパーツ。
エッチングをコの字に曲げて車体に取付けるのですが、曲げ線上のスリットが目立ちます。
 
 
スリットをパテで埋めたり、芯材を入れたりしてソリッド感?出してみました。
本来でしたらラジエーター、オイルクーラー、フレームを別パーツ化して組み直すのがベターなのでしょう。
あとは塗装でそれらしく見えるように頑張ってみます。
 
 
サフ吹きまで終了
使用したのはタミヤのファインサーフェイサー、定着力、塗面の調子、調達の利便性、三拍子揃ったヤツです。

こうして見るとリアウイング、重そうですねえ
 
 
モノコックにもカーボン色を吹き付け
マスキング作業がちょっと面倒でありますがデカール仕上げよりも手軽なのです。
 
 
ウイングにロゴデカール貼付
乾燥後、隙間を見つけてクリアコート→軽く研ぎ→フラットクリアで仕上げ
 
次はエンジン組み立ての予定

Pit Stand High by This Way Up

小満・次候・紅花栄「こうか さかう・紅花(べにばな)が盛んに咲く」
ここ数日の高温で心身共にサスペンドモードに入ったようです。
 
製作フェーズがメンドクサイゾーンに入りつつある126C3はひとやすみ
とある模型ショップのtwitterを覗いていたら面白そうなアクセサリーを発見。
This Way Upが企画しTameoが製造したエッチングパーツの様です。

金属線で自作している方も多いパーツですが、ハンダの扱いがてんでダメな自分にとってありがたい製品。
 
 
オーダしてから一週間ほどで手元に届きました。
ちなみに費用はパーツは一つ£4.13、送料は£3.55でございます。
 
 
エッチングの素材は洋白、厚さは0.3mm、形状の所為かサスアームのパーツみたいです。
上部に通すバーはφ0.6の洋白線
 
 
歪んでしまうとカッコ悪いので簡単な治具を用いて組み立てます。
 
 
という事でアッサリと完成。
金属生地のシュッとした感じも良いのですが今回はフレームを塗装することに。
 
 
何色にするか迷いましたがフィニッシャーズのディープレッドで縮み塗装風に。
ツヤ有りの方が工具感が高いかと思いますが、個人的な好みでこんな感じにしました。
 
 
試しに312Tのカウルを載せて記念撮影。
それなりですが絵になっているのではないでしょうか。

できることなら高さ半分で車体を乗せることが可能なスタンドが欲しいかも。

Ferrari 126C3_04

立夏・末候・竹笋生「ちくかん しょうず・筍が生えて来る」
連休も終わり、あれよあれよという間に梅雨の気配を感じる時期となりました。
晩酌のお酒、肴もそろろ夏モードに切り替えです。
 
前回記事の最後の画像から以来月日は流れ、2017年12月30日にあらためて記念撮影
基礎的な工作及び塗装は終わっていますが、この手のキットはここからが苦難の道なのです。
 
 
さらなる時間を経て2019年5月4日から作業再開
まずは気になっていた前後ウイングから
前回はサフ、カーボン色、表裏にカーボンデカール、スポンサーデカール、オーバーコートクリヤー、研ぎ出し、セミグロスクリヤーの工程で仕上げましたが、翼端板などはちょっとポテッとした感じに…
また色味に関してはもう少しブラックに寄せたい気がします。
 
 
ということで溶剤に浸けデカール、塗装を剥離しました。
このような時ハンダで組んであると躊躇なく“入浴”させることができますね♪
今回はカーボンデカールは使用せずに塗装のみで処理予定。
 
 
ウイングの作業と並行してエンジン部の組み立ても始めます。

Ferrari 126C3_03

立夏・次候・蚯蚓出「きゅういん いずる・蚯蚓(みみず)が地上に這出る」
連休明けのよりも更に気怠い月曜日
It’s just another Manic Monday
 
126C3製作の振り返り、其の三
2011年2月22日
大物パーツに1回目のサフ塗装、乾燥待ち
 
 
2011年3月5日
サフ処理完了
サフェーサーは造形村のプラサフを使用
 
 
2011年3月5日
ピンクの下塗り完了 
 
 
2011年3月6日
ボディカラー塗装
使用したのはフィニッシャーズの“シルクレッド”にディープレッドを少々隠し味に
 
 
2011年3月7日
ボディカラー、少々問題ありだけど気にしない
こうして見るとゼロテスターのテスター1号機的なフォルム
 
 
2011年4月2日
デカール貼りへ
印刷は繊細で全く問題なし
 
 
2011年4月18日
マーキングは#27 Patrick Daniel Tambay を選択
 
 
2011年4月18日
クリアコート開始
 
 

2011年4月20日
クリアコート完了、研ぎ出し前

過去記録は此処で終了
 
 

Ferrari 126C3_02

「駿河路や花橘も茶の匂い」松尾芭蕉
この週末は良い天気に恵まれますように
 
126C3製作の振り返り、其の二
2011年1月20日
塗装は小物からスタート
 
 
2011年1月21日
今回のTipo 021は赤いヘッドカバー
Ferrari銘のエッチングが欲しいところだけどサイズ的に厳しいか
 
 
2011年1月21日
アルミ挽物のホイール、これで十分なクオリティ
 
 
2011年1月22日
スケドーニのシートはスエード調ペイントスプレー+水性アクリルで塗装
 
 
2011年1月24日
Arexons印のシートベルトはゼットモデル製
 
  
2011年1月25日
織ネームのデカールを貼付、ベルトの色味はもう少し暗くてもよかった
 
 
2011年1月25日
仮組み
 
 
2011年1月25日
リアショックユニット組立、KONIのデカールがうれしい
 
 
2011年2月2日
ショックユニットとスタビの組み付け、なんかヨレヨレ…
 
 
2011年2月12日
サージタンクには適当にインジェクターを取付
 
 
2011年2月13日
エンジン周りの組立

続きます