Bugatti Type 35_07

雨水・初候・土脉潤起「どみゃく うるおいおこる・雨が降って土が湿り気を含む」

今月は祭日が二日、4連休×2といったゴールデンスケジュールの方もいらっしゃるかもしれません。
正月気分が完全に抜け切らぬ内に2月になりボケボケと過ごしていたらもう月末の姿が…
そしてすぐ年度末が不気味な笑みを浮かべながらやってきます。コワイですね
 
車体に車番デカールを貼付、今回は#22 René Dreyfusを選択しました。
トリコロールリボンの#18と迷いましたがナンバーの書体、コクピットの装備等を勘案してこの仕様に。
22の書体ですがなかなかにユニークなデザイン。
見方によっては「ON ON」若しくは「NO NO」のタイポグラフィに見えたり、「石石」といった石材屋のロゴにもなりそうで楽しい。
 
 
ナンバーのデカールを3枚貼るのに2時間ほど費やしました。
予想通りルーバー部分の位置調整と切込みに苦戦、後ほどレタッチ必須です。
今回の白デカール、「透け」がほとんど無く美しい発色なのですがインク層が厚く固めな印象でした。

デカールをしっかりと乾燥させ次はクリアコートです。
 
 

Bugatti Type 35_06

立春・末候・魚上氷「うお こおりにのぼる・割れた氷の間から魚が飛び出る」
2月13日に東北地方で発生した地震で被害に見舞われた方々にはお見舞い申し上げます
やはりこの時期の大きな揺れは2011.3.11の記憶を呼び起こします。

あらためて思うのは「備えよ、常に(Be Prepared)」でしょうか。
まずは突然の災害、感染症による入院、隔離等々に備えたパックを再点検してみようと思うのです。
 
 
正月休みにスタートしたTYPE 35は外装の塗装も済みシャシーもここまで組み上がりました。
自分としてはかなり順調なペースで進んでいます。
 
 
駆動部と懸架装置がついてクルマの体裁が整いつつあります。
外装無しでもメカメカしくて魅力的な姿、これでゴールにしても良いくらいです。
ちなみに最初の画像で分かる通りギアボックス後方のパーツは完成後はほとんど見えなくなります。
 
 
一工夫して機械部分を見せるカットモデル的な作り方も面白いかもしれません。

本当に作るのも塗るのも楽しいキットです。
 
 
bug-1166

そろそろタイヤを履かせて足廻りの再調整をしましょ。
 
 

Bugatti Type 35_05

立春・次候・黄鶯見完「こうおう けんかんす・鶯が山里で鳴き始める」
三寒四温の今日この頃、自分は感染症に加え花粉への対処というミッションが始まりました。
まあ出来ることをして淡々とやり過ごすのみです。
 
 
車体のペイントが終了、43モデルカー製作におけるいち段落といった感じです。
やはりこのクルマにブルーの塗色はしっくりときます。
(ブルーのニュアンスについては人それぞれかと思いますが)

早速エンジンフードのヒンジ部分に“チップ”が発生しています…
この部分はしゃーないです、後ほどまとめて補修の予定。
 
 
次の工程はフレームにギアボックス、前後サスユニットを組込、そしてアンダーボディ、エンジンの取付といった流れ。
 
 
外装以外の細かなパーツの塗装も概ね完了。
シートのレザー表現、難しいですね。
 
 
さてマーキングはどうしましょうか。
22と18、何方にするかまだ揺れています。
 
 

Bugatti Type 35_04

大寒・次候・水沢腹堅「さわみず こおりつめる・沢に氷が厚く張りつめる」
 
この時期の金目鯛を煮付けたものは最高であります。
脂がのった旬の金目を醤油の風味良くちょっと濃い目の味付けに、和酒だけでなくワインにもOK。
酒の肴として上等なのは当然、翌日ほぐれ身が残る煮汁に豆腐と葱を足して汁かけ飯も良いもの。
 
 
TYPE 35、チマチマと続いております。 
ギアボックスを整形してちょこっと色差し。
コクピットの中で割と目立つパーツだったりします。
 
 
小さいけどディテール豊か、メタルの質感も好ましいです。
 
 
特徴的なインパネは細かなPEパーツ等を組み合わせて表現されています。

ステアリグシャフトの軸受けはガッチリと接着しておきます。
最終組み立て時に脱落すると大惨事です。
 
 
水溶性ウレタン接着剤等を使用してパーツをペタペタと貼付。
UVレジン等でのメーターガラスの再現は今回はパスです。

素組でもそこそこの雰囲気は出ているかと思います。
 
 
大きな修正点はありませんが細かな凸凹をパテや重めのサフで埋めていきます。
 
 
なんか中途半端な迷彩塗装にも見えますね。
 
 

Bugatti Type 35_03

大寒・初候・款冬華「ふきのはな さく・蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す
この週末の東京は今ひとつな空模様、暦の通り寒さの底といった感じです。
それと蕗の薹の天ぷらは良いですね。春は揚げ物でございます。
 
 
全体形と表面状態のチェック目的でサーフェイサーを軽く吹いてみました。
使用したのはタミヤファインサーフェイサーのスプレー缶、ここ数年の定番アイテム。
 
 
この時期、屋外でのスプレー塗装はちょっと辛いものがあります。

こうして見るとエンジン等の内部構造物は適当にオミット、コクピットを組み込みパネル類を一体化、開口部をマスキング後ボディカラー塗装といった飛行機模型的なアプローチも可能な気もします。
 
 

Bugatti Type 35_02

小寒・末候・雉始鳴「きじ はじめてなく・雄の雉が鳴き始める」
きょう18日、東京で梅の開花が観測されたとの一報がはいりました。
花便りが届くと春の到来が待ち遠しくなります。

気象庁の生物季節観測の情報ページ、様々な動植物の観測データが閲覧できます。
 
 
モチベーションのフライホイールが回っているうちに進めていきます。
こうして見るとスーパーチャージャーの収まり具合は結構シビアですね。

仮組みは大事、本当に大事
 
 
後回し予定だった外装もフレームをボディカラーに塗る関係上同時に進めて塗装作業の効率化を図ることに。
パーツの合いも良好のようですね。一安心
 
 
TYPE35はアンダーカウルの底面が凸凹で安定性に欠けるため専用作業台を設えました。
 
 
エンジンとボンネットフードのクリアランスを確認、なんとかなりそうな気がします。
やはりエキマニの艶具合に違和感があるので後ほどフラットコートをしておきましょう。
 
 
小物パーツも塗装に向けての下拵えを進めていきます。
シートとステアリングホイールの塗装が難しそうです。
 
 
 

Bugatti Type 35_01

小寒・次候・水泉動「すいせん うごく・地中で凍った泉が動き始める」
寒中お見舞い申し上げます。
今冬は例年より厳しい寒さが続いております。どうぞご自愛くださいませ。
 
 
1/43 Multi-Material Kit : K763 Bugatti Type 35 Ver.A Monaco GP 1929 /1930 : Model Factory HIRO
昨年末に発売された話題の国産1/43スケールキットをちょこっと弄ってみます。
久しぶりの43、リハビリという事で手軽に組めそうなエンジン本体からスタートです。
 
  
ヘッドカバーのリベットは整形時に削り取ってしまったので社外品の洋白リベットを打ち込み。
あとパイピングを追加、使用した銅線のサイズはφ0.25mmです。
 
 
エンジンパーツが準備完了。
今回はメタル生地の風合いを生かしていく方向で。(塗装がメンドくさいというのが最大の理由でもある…)
 
 
組み上がり
スーパーチャージャーの造形が目を引きます。
プラグコード等のパイピングは気が乗ればその内に
 
 
排気側、エキマニはもっとガサガサ気味に塗装にしたほうが良さそうです。

拡大して見るとエンジンブロックパーツの「鬆」が目立ちますね。
サフ等で表面処理してクローム系のペイントという手法も有りかと思います。
 
 
特徴的なホイールは2ピースのメタルパーツを組み合わせてリム部にPEをペタリで出来上がり。
お手軽かつ質感も十分です。
タイヤもプロフィール、トレッドパターンの表現、共に良好。
 
 
フレームに仮置き
ピタッと嵌って良い感じです。
 
 
フレームはボディカラーに塗装する必要があるためカラーリンングを決めないとですね。
ちょっと悩みどころです。
いっその事フリーランス設定にしてミッドナイトブルーとかクリムゾンに塗るのも楽しそう。
 
 

Chaparral 2K_01

小暑・初候・温風至「おんぷう いたる・暖い風が吹いて来る」

西日本の大雨による被害がこれ以上大きくならないとよいのですが…… 心配です
 
 
Chaparral 2K 1979/80 Formula Models No. FM06
長年放置中の「Yellow Submarine」です。
キットはアル・アンサーSr.搭乗の1979年とジョニー・ラザフォードがインディ500を制した1980年との選択式になっています。
 
 
当初1980年仕様で製作を進めてきましたがちょっと思うところがあってリセットする事にします。
今回は余剰デカールを利用してカーナンバー2の1979年版で仕上げる予定、まずは溶剤を使って塗装の剥離から。
 
 
プラモデル用ラッカー塗料の薄め液に漬け込み作業開始、そしてお約束のように「入浴事故」が発生。
細かなディテールはデロデロと溶け落ちレジン自体の素性もソフトビニールようでフニャフニャ…
んもー、ちょっと目を離したらこの有様です。
 
 
産廃同然、廃棄当然な状況ですが、自戒の念を込めてもうちょっと足掻いてみることに。
 
 
まずはしっかりと溶剤分を抜き、傷んだ箇所を補修してからサーフェイサーをゆっくりと重ねて少しづつ形を整えていきます。
キットの組立というよりレストア作業といった感じですね。