Ferrari 126C3_04

立夏・末候・竹笋生「ちくかん しょうず・筍が生えて来る」
連休も終わり、あれよあれよという間に梅雨の気配を感じる時期となりました。
晩酌のお酒、肴もそろろ夏モードに切り替えです。
 
前回記事の最後の画像から以来月日は流れ、2017年12月30日にあらためて記念撮影
基礎的な工作及び塗装は終わっていますが、この手のキットはここからが苦難の道なのです。
 
 
さらなる時間を経て2019年5月4日から作業再開
まずは気になっていた前後ウイングから
前回はサフ、カーボン色、表裏にカーボンデカール、スポンサーデカール、オーバーコートクリヤー、研ぎ出し、セミグロスクリヤーの工程で仕上げましたが、翼端板などはちょっとポテッとした感じに…
また色味に関してはもう少しブラックに寄せたい気がします。
 
 
ということで溶剤に浸けデカール、塗装を剥離しました。
このような時ハンダで組んであると躊躇なく“入浴”させることができますね♪
今回はカーボンデカールは使用せずに塗装のみで処理予定。
 
 
ウイングの作業と並行してエンジン部の組み立ても始めます。

Ferrari 126C3_03

立夏・次候・蚯蚓出「きゅういん いずる・蚯蚓(みみず)が地上に這出る」
連休明けのよりも更に気怠い月曜日
It’s just another Manic Monday
 
126C3製作の振り返り、其の三
2011年2月22日
大物パーツに1回目のサフ塗装、乾燥待ち
 
 
2011年3月5日
サフ処理完了
サフェーサーは造形村のプラサフを使用
 
 
2011年3月5日
ピンクの下塗り完了 
 
 
2011年3月6日
ボディカラー塗装
使用したのはフィニッシャーズの“シルクレッド”にディープレッドを少々隠し味に
 
 
2011年3月7日
ボディカラー、少々問題ありだけど気にしない
こうして見るとゼロテスターのテスター1号機的なフォルム
 
 
2011年4月2日
デカール貼りへ
印刷は繊細で全く問題なし
 
 
2011年4月18日
マーキングは#27 Patrick Daniel Tambay を選択
 
 
2011年4月18日
クリアコート開始
 
 

2011年4月20日
クリアコート完了、研ぎ出し前

過去記録は此処で終了
 
 

Ferrari 126C3_02

「駿河路や花橘も茶の匂い」松尾芭蕉
この週末は良い天気に恵まれますように
 
126C3製作の振り返り、其の二
2011年1月20日
塗装は小物からスタート
 
 
2011年1月21日
今回のTipo 021は赤いヘッドカバー
Ferrari銘のエッチングが欲しいところだけどサイズ的に厳しいか
 
 
2011年1月21日
アルミ挽物のホイール、これで十分なクオリティ
 
 
2011年1月22日
スケドーニのシートはスエード調ペイントスプレー+水性アクリルで塗装
 
 
2011年1月24日
Arexons印のシートベルトはゼットモデル製
 
  
2011年1月25日
織ネームのデカールを貼付、ベルトの色味はもう少し暗くてもよかった
 
 
2011年1月25日
仮組み
 
 
2011年1月25日
リアショックユニット組立、KONIのデカールがうれしい
 
 
2011年2月2日
ショックユニットとスタビの組み付け、なんかヨレヨレ…
 
 
2011年2月12日
サージタンクには適当にインジェクターを取付
 
 
2011年2月13日
エンジン周りの組立

続きます

Ferrari 126C3_01

立夏・初候・蛙始鳴「かえる はじめてなく・蛙が鳴き始める」
長かったような短かったような連休も本日で終わりです。
もうボケボケで社会復帰に不安アリアリでございます。

M26と共に長期に渡り仕掛品ドロワーを占拠していたFerrari 126C3をいよいよ観念して片すことに。
もともとは2018年頭の目標に掲げたものですが令和の始まりと共に再起動であります。
作業の振り返りを兼ね、記録画像をサルベージしてみます。
2010年11月24日
ここからスタート、たぶんこの年のホビーフォーラにて入手
 
 
2011年1月14日
仮組み開始
 
 
2011年1月14日
フルディテールキットなので細かなパーツがいっぱい
 
 
2011年1月14日
リア基準に車高スペーサーを製作
 
 
2011年1月15日
フロントウイング組立、強度が欲しかったのでハンダ使用
 
 
2011年1月16日
カウルパーツ摺り合せ
 
 
2011年1月16日
モノコック側にガイドが無いため結構大変
 
 
2011年1月16日
パテも使用
 
 
2011年1月16日
フロントウイング取付部も調整
 
 
2011年1月17日
ロールバーはキツキツ

続きます

McLAREN M26_11

穀雨・末候・牡丹華「ぼたん はなさく・牡丹の花が咲く」
今日は立春より八十八日、所謂八十八夜であります。
この時期に摘まれたお茶は新茶と比べ味が濃く、日本茶らしい渋みも感じられます。
来週末静岡へ行かれる皆様、機会ありましたらぜひ静岡茶をお試しください。
 
Tameo/Silverline 1/43 KIT SLK54 Marlboro Mclaren M26 British GP 1977 James Hunt
キットは1977 英国GP仕様ですが今回はマーキング等を1977 日本GPに近づけた姿で製作しています。
 
 
「平成最後の完成品」ということで駆け足気味に製作を進めてきましたがパーツ(ウインドスクリーン)破損のためこの時点でのリタイアとなりました。
 
 
Tameoらしく少ないパーツ数でM26の魅力を端的に表現しているかと思います。
だだ標準ではエアファンネル等々インダクションポッドに隠れる部分はオミットされています。
 
 
この辺にちょっと物足りなさを感じチマチマと手を加えてみました。
使用したのはタメオ、アドラーズネスト等のディテールアップパーツと適当な線材、インダクションポッドも内側をガリゴリと削って脱着式に変更。
ロールバーもなんとかしたかったのですがこの形状をサクッと仕立てるのは無理そうなので今回はスルー。
 
 
先々代のM19Aと記念撮影。
MFHの1/43キットと並べてもなんとか体裁は保てているような気がするのですがどうでしょう。
 
 
破損してしまったウインドスクリーンは代品を気長に探すことにします。
そのためタイヤは履かせずに「未完成」の態で手元に置いておくつもりです。

McLAREN M26、自分の中で一二を争うほど好きなマシーンなので本当に悔しい…
 
 
先代のM23とこんな感じに「二点盛り」でディスプレイも良いかもです。
改めてベースを作ってみましょうかね。
こうなるとハントのフィギュアも欲しくなってきます。
 
 

McLAREN M26_10

穀雨・次候・霜止出苗「しもやんで なえいず・霜が終り稲の苗が生長する」
急激な気圧変化と湿度、そして何やら殺伐とした周りの雰囲気、身も心もお疲れ気味であります。
もう焦ってもしょうがないのに… (´・ω・`)
 
燃料タンク上部のパイピングをやっつけます。
主に使用するのはアドラーズネストのホースエンド金具、入手性がよく重宝しております。
調子にのって着色を開始しましたが、この後の曲げ加工を考慮しておらず当然のようにペイントが禿げました。
 
 
リード線やメッシュ文様をスタンピングした糸ハンダ等でパイピングしていきます。
今回は結線せずにバルクヘッドとエンジンの間に収めるのでM19と比較すると気が楽ですね。
  
 
オーバースケールな感じと密度不足感は否めませんが、まあ良しとしましょう。
金具類をアルミパイプ等を加工して作った方がコンパクト且つミッチリ感も向上するかもしれませんが今回は時間優先、使えるものは使うのです。
 
 
ボディパーツもカウル裏の黒塗りを整えたり、塗膜で埋まってしまった穴を開け直したり等々お手入れ。
 
 
やっとこさ車体ができあがりそうです。
次の難所はロールバーの位置調整とラジアスロッドの組み付けですね。

McLAREN M26_9

穀雨・初候・葭始生「よし はじめてしょうず・葦が芽を吹き始める」
今日は初夏のような陽気、さすがに冬服は仕舞い込んでも大丈夫そうですね。
 
半年ほど止まっていた1/43ミニカー製作ですが、身の回りも落ち着きだしたので再開です。
新しいキットでも良いのですがリハビリとして「お手つき品」からをサラッと完成させようかと企てます。
手間暇をかけずに平成31年4月30日を期日として、謂わゆる「平成最後の〜」ということです。
 
2017年の2月を最後に中断していたMcLAREN M26をリブートさせます。(前回の記事はコチラ
 
 
まずはコクピット周りを仕上げちゃいます。
Z-model製のベルトパーツを組み込んだシートを取り付け。
WILLANSの織ネームは模型的な見栄えを考慮して大き目なタイプにしています。
あとジャンクから見繕ってきた消火器のデカールが良い感じ。
 
 
ステアリングホイール、メーターパネルにはもう少し手を加えたい気もしますが今回はスルーです。
 
 
前後ウイングも組み立てます。
今回はエンドプレートはキットのPEパーツを使わず0.2mm厚の洋白板に置き換え
リアウイングのガーニーフラッフのパーツが行方不明… ここは適当な帯金を貼って誤魔化します。
 
次はシャシーとカウルを合体させて前後サスの仕上げへ

Mclaren M29B 1980

春分・次候・桜始開「さくら はじめてひらく・桜の花が咲き始める」
東京の桜も満開のようですが「花冷え」気味ですね。
この週末も気温低めな予想、夜桜を楽しまれる際は防寒に留意された方が良さそうです。

この時期恒例の目、鼻のトラブルと月末、年度末の波状攻撃をもろに被り模型製作は休止。
現状はモデラーさん達のblogやTwitterを眺めるだけで満足といった状態です。
まあ、なにかの拍子に再起動するかもしれません。

今回はちょっと珍しいレジン製F1キットのご紹介です。
Mclaren M29B 1980 Brasilian GP Provence Moulage-K1356 1:43
今回、ご縁がありこちらの貴重なキットを譲っていただきました。
 
 
この車種は今のところTameoからは発売されておらず今後も期待薄ですね。
ちなみに1980年のF1はウィリアムズ・FW07B、ブラバム・BT49、リジェ・JS11/15、ルノー・RE20、ロータス・81、フェラーリ・312T5などが走っていたシーズンです。

以下にキットのファーストインプレッションを簡単に記してみます。
 
 
カバーがないエンジン周りはプロバンスらしいクリーンな表現、プラグコードまで再現されています。
下手に置き換えとか考えず性能が向上した今時のツールを活用して塗装で仕上げるのが吉かと。
ただファンネルネットは金属メッシュにしたいところです。
 
 
ロールバーは工作、塗装を考慮すると切り離して別パーツ化がベター。
もしくはパイプだけで構成されたタイプに変更かな。
 
 
ボディパーツと一体のメーターパネルも別パーツ化したいところですがこちらは少々手がかかりそうです。
フロントロールバーは金属線に置き換えた方が楽チンかと。
サイドポンツーンのアウトレットルーバーはメリハリの効いた彫刻で無理に抜かなくてもOKかと思います。
 
 
タイヤは変形、油吹きの兆候は無く、ウインドスクリーンのバキュームパーツも健全。
ホイールもアルミの挽物が用意されていますがパーツの組合せ方に若干の疑問が…
にしてもこの辺のパーツに問題が発生すると自分のスキルでは“詰み”なのでありがたいことです。
 
 
エッチングパーツは想像していたよりも厚みのある真鍮製で十分なクオリティ。
なぜかリアサスのアッパーアームらしきパーツが二つ用意されています。
 
 
前後のアップライトはサスアーム、ホイールの取付方法を少々工夫する必要有り。
ステアリングホイールはジャンク箱を漁った方が良さそうですね。
 
 
デカールはビラージュ製
黄変や割れ等々トラブルは無さそうですが色々と用心したほうが良さそうです。
 
 
スポンサーカラーの再現をデカール、塗装何方かを用いるかは要検討。
大判のベタデカールはちょっと怖い気がしますが色味は良い感じです。
塗装するのならロールバーを弄りジャンクデカールを掻き集めて1981 デ・チェザリス風仕様も面白いかも。
 
 
このフロントノーズのセンターに施された稜線が気になります。
この辺はもう少しなだらかな感じにして、先端部分は平坦気味に加工した方が感じが出るかしら。
 
 
おまけパーツ?のドライバーフィギュア、かなり細かい所まで再現されています。
上手い人が塗れば結構良い感じになりそうですね。
 
 
1/48の飛行機やAFVのように1/43にも今風のディテールを持ったフィギュアが出てきてほしいです。
現状スケール問わず自動車模型とフィギュア、どうも相性が良くない気が…
 
 
M7A、M19A、M23 1974、 M23 1976、M26、M28、M29、MP4/1
マクラーレンコレクションのピースを一つ嵌め込むことができました。
 
上田の賢人、今回は本当にありがとうございました。
時間はかかるかもしれませんが必ず完成させます。