Ferrari 126CK_Fin.

大寒・末候・鶏始乳「にわとり はじめてとやにつく・鶏が卵を産み始める」
春本番のような気温の月末月曜日、なんか調子が狂いそうです。
 
tameo 126CKの製作記も本記事をもって最終回。
Ferrari 126CK
FERRARI 126 CK Monaco G.P. 1981 Gilles Villeneuve (tameo kits TMK391)
 
 
Ferrari 126CK
開始から6年ほど掛かってしまいましたが、取り合えず終了。

今回は自分の勘違いから車高設定をしくじってしまったようで低くし過ぎました。
サイドパネルの下端を黒で塗っているのは隙間に見えるようにという悪あがきです。
キットは下手に弄らなければベースとスカートの間にちゃんと1mmくらいの隙間ができる設定。
1981年のF1レギュレーションを考慮すると地面ペタペタより隙間が見える方が自然に思えますね。
 
 
Ferrari 126CK
それと気になるのはポリッシュしたホワイトメタル製のフロントウイングに貼ったデカールの透明フィルムが光線の具合によっては汚く浮かび上がってくる事。
できる限りフィルムをトリミングしたのですがやはり気になります。
(自然光ではほとんど判別出来ないのですが蛍光灯だと顕著です。)
 
 
Ferrari 126CK
手前は2017年のtameo、奥は1997年のwave製のレジンキット
時を経て製作方法はかなり違っていますが、詰めが甘いのは相も変わらず。

今回のリベンジはこちらのキットでそのうちに。(こっちもかなり手強そうです。)

他の画像もFlickrのフォトギャラリー(album:1/43 Formula car)にupしています。
お暇な時にでも覗いてみてください。

Ferrari 126CK_7

大寒・次候・水沢腹堅「さわみず こおりつめる・沢に氷が厚く張りつめる」
寒中お見舞い申し上げます。
 
2011年1月に製作を開始したTameoの126CKがやっと完成しました。
 
 
少ないパーツながらコクピットやエンジン周りも程よく再現され、組立てやすい良キットです。
 
 
長年放置していた宿題を終らせる事が出来てホッとしています。
でもまだ2台残ってる…

Ferrari 126CK_6

大寒・初候・款冬華「ふきのはな さく・蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す」
北風の月曜日、寒い、寒い、本当に寒い〜
 

リアセクションをアンダートレーに取付、アップライトの位置を軽く調整してから前後のタイヤを履かせます。
装着タイヤはミシュランラジアル、1982年のグッドイヤーと比較すると若干小振りな感じ。

ラジエーター、インタークーラーの冷却系、モノコックの燃料タンク辺りを何とかしてもらえるとカウルオープンモデルになりそうなのに少々もったいない気が… まあ完成品を含めた展開を考えると妥当ですね。
 
 
前後ウイングの翼端板にはエッチングのリベットを貼付。
虫ピンや挽物のリベットを埋込むよりもお手軽。
オーバースケールですが80年代フェラーリらしくって良い感じと勝手に思っております。
 
 
判っていた事ですがエンジン部分はカウルを付けるとこれくらいしか見えません。
 
 
カウルから覗く燃料タンクの天面はキット付属の洋白エッチング板を貼付する指示なってますが、コクピット周辺のホワイトメタルと質感に差が有りますね。
ここは面倒くさがらずにアルミ板を切出して使えば良かったです。
 
 
残りパーツもわずかになり、ゴールが見えてきたところでとんでもない大チョンボが発覚!
テンション急降下です…

Ferrari 126CK_5

小寒・次候・水泉動「すいせん うごく・地中で凍った泉が動き始める」
生活のペースが普段とは違うお休みの期間は何となく手が動きづらい気がします。
あとお酒が入っている事も多いので尚更かも。

今回はターボエンジン“Tipo 021”を中心としたリア周りの工作です。
スルーする予定だったプラグコード、フェールラインは以前作ったものがジャンク箱から発見されたためリサイクルする事に。
 
 
ショックユニットはスプリング部分だけを黒く塗るのは面倒だし仕上がりも期待出来ません。
ここはユニットごとタメオ製のアフターパーツに交換。
 
 
ショックユニットは長さを詰めたり、取付用のピンを付けるなどの簡単な加工を施してから組込み。
手間が掛からない割りには雰囲気はグッと良くなります。
タメオのアフターパーツは使いやすく本当に便利、願わくは安定供給が続いてくれる事ですね。
 
 
リアサスは最初のアップライト取付角度をミスしたために各アームを加工する羽目に。
あと、スタビのパーツが細かく取付に苦戦。
 
 
サスアームを組込み、オイルクーラーを取付け、遮熱板で粗だらけのパイピング基部を隠して、最後に排気系パーツをセットしたら完成!
複雑な形状のパーツが多いですが流石にタメオだけあってピタリと嵌り込みます。

でも、手を入れたパイピングやショックユニットはほとんど見えなくなりました。
 
 
排気系の塗装はシルバーやガンメタなどのベース色の上にクレオスのMr.ウェザリングカラーやタミヤのウェザリングマスターをペタペタと乗せただけ。
手軽にサッと作業ができ、臭いもさほど強くないので自分のようなリビングモデラーには有効なツールです。
模型製作に伴う臭い、ダスト、騒音、有毒ケミカルの扱い等は常々気になるところであります。

塗装や簡単な追加工作だけでソコソコの見た目になりました。
やはりキットの素性が良いとお手軽で助かりますね。

MFH K529 Ferrari126CK

冬至・次候・麋角解「びかく げす・大鹿が角を落とす」
暮れも押し詰まる12月27日、いろいろと物事が納まらずあたふた、じたばた。
 
 
今回はModel Factory Hiro製1/12スケールキットのお話。
Ferrari 126CK K529 Ver.A : 1981 Rd.6 Monaco GP #27 Gilles Villeneuve / #28 Didier Pironi
様々な策を講じたり、稟議を上げたりと半年にわたる紆余曲折を経て入手。
こちらは所謂「上がり」キットになる予定であります。
512BB LM、Delta S4、FW11B 、126C4等も候補にしていたのですが、諸般の条件を鑑みこちらを選択。
パッケージサイズは1/12スケールのプラキットと比較するとコンパクトで積みやすくなってます…
 
 
丁寧にパッキングされたパーツ群の中で一番に目に入ってくるのがモノコック。
1/43サイズに慣れた目には巨大なメタルパーツなのですが、かなり薄手にキャストされていて意外に軽量。
 
 
表面のリベットは凹モールドで表現されていてポリッシュ等の作業を考えるとありがたいですね。
 
 
フロントウイングは無垢のキャストパーツ。
すごく重いです。(ちなみにリアウイングは最中式に組合せるタイプ。)
このウイングが付いたノーズコーンをネオジム磁石でメインモノコックに取付ける事になっているのですが保持出来るのか些か不安になってきます。
 
 
1/12スケールだけに細部までキャストで再現。
 
 
ホイールは美しく加工されたアルミ製。
ディッシュ部も金色にアルマイト処理された切削パーツです。
 
 
ボディカウル、アンダートレイ等はレジンパーツ。
アンダートレー、サイドパネルは若干変形していて修正が必要な状態。

  
デカール、エッチングパーツは組立説明書と一緒にクリアファイルに入っていました。
エッチングパーツは少なめな印象ですね。
メタル、レジンパーツの他にもリベット、ホースバンド等々小物パーツもたっぷり用意されています。

着手するのは何時になるのかは解りませんが、時々組説を眺めては思いを馳せらせる事になるかと…
まずは小さなCKを片付けないといけませんね。
それとこいつも

Ferrari 126CK_4

大雪・末候・鮭魚群「けつぎょ むらがる・鮭が群がり川を上る」
仙台駅のはらこめしは自分が選ぶ駅弁ランキングでベスト3に入ります。
ちなみにあと二つは大船軒の「鯵の押し寿司」それとNREの「チキン弁当」であります。

このところバタバタとしておりまして製作ペースが大幅にダウンしています。
今回も前側から片付けていくことにします。
ロッキングアーム式サスペンションはアッパー側のアームが固定されていて車高調整がちょっと面倒です。
それとサイドパネルのスカート位置との兼ね合いもありちょっと面倒です。

メータパネルはエッチングされた金属板デカールをペタリとしてお終い。
完成後も結構目に入る箇所なので少し手を入れようかと思いましたが今回はスルー。
 
 
ステアリングホイール以外のパーツの取付は完了。
調子に乗って取付けたメーターケーブルは完成後は殆ど見えなくなります。
どうも今回はやる事なす事がチグハグです。

Ferrari 126CK_3

大雪・次候・熊蟄穴「くま あなにちっす・熊が冬眠のために穴に隠れる」
満月の水曜日、冷たそうに白く輝くお月さまを見る事が出来ました。

さて、些か唐突ではありますがtameoのFerrari 126CKを再開することします。
ちなみに前回の記事はこちら、ほぼ2年ぶりですね…
前回までの作業内容など当然覚えているわけないので、取り合えずパーツのチェックと仮組からリスタート。

完成時にはほとんど見えなくなるモノコックの両脇に抱えたエアタンク?が良い感じですね。
126CKのフロントサスはハイドロマチックシステムという記載もありますが本当のところはどうなのでしょうか?
もしご存知の方がおられましたらコメントをいただけると大変ありがたいです。
 
 
やはりエンジンの各パイピングは無くても大丈夫そうな感じです♩
でも、エキパイ周りの塗装とリアサスの仮組がちょっと手強そう。

Ferrari 126CK_2

冬至・初候・乃東生
お八つにお裾分けのパンプキンパイを戴きました。
お風呂は柚子でなくレモングラスのバスソルトで代用です…
 
47.01いろいろと散らかす前に参考になりそうな画像を整理。
でも、資料が有ろうが無かろうがテキトウに組んでしまうので意味は無いかもしれません…
 
 
RIMG05492011.3.6撮影
画像整理中に出てきた懐かしい画像を個人的記録としてアップ。
この時期、無謀にもFerrari F1、3台同時製作を目論んでいました。
やっぱり無茶だったようで今に至っております。