TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM extra

立冬・初候・山茶始開「さんちゃ はじめてひらく・山茶花が咲き始める」
「一雨一度」季節外れもそろそろ落ち着いてほしいところです。
三、四年前までは横浜辺りで冬籠り用の“おもちゃ”を購う時期でもありましたが今年はどうしましょ
 
 
トヨタ博物館の項、折角なので実車周りもつらつらと綴ることにします。
この時代のホイール、カラーと装飾がおしゃれなのです。
 
 
キャデラックもビビッドかつエレガント
 
 
トヨタ2000GTのワイヤースポークホイール
 
 
やっぱり2000GTはこちらのマグネシウムホイールがイメージですね。
 
 
70年代はスーパーカーと言えどもタイヤはムチムチパンパン
 
 
“ホワイトエディション”のビッグ・クワトロ
やっぱり白がよく似合ます。
 
 
館内ではNSX、LFAより人気者だった初代ソアラ
 
 
ソアラにはレグノ
 
 
メタリック系ボディカラーの魅力的なクルマ達
 
 
いま頭を悩ますブルーメタリック!
 
 
この車のシルバーメタリックは別格
嫋やかな輝き、きめ細やかな質感、正直やられました。
 
 
最後に珠玉の一台はこちらを選択。
プジョー 402、流線型スタイルに美しいグリーンのボディカラー、ディテールも豊かです。
 
 
ヘッドライトが仕込まれたフロントグリルが最高。

戦前高級車の模型を作ってみたくなりますが自分のスキルとセンスでは悲惨な結果になりそうです。
まあそれでも横浜で中古キットを探してみましょうかね。
 
 
 
 
 
 
 
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TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM 02

霜降・次候・霎時施「しぐれ ときどきほどこす・小雨がしとしと降る」
十三夜後の月を過ぎると一雨ごとに季節の進み方が早足になるように感じます。
次の連休は虫干し、棚卸し、冬支度そして美味しいものをいただくのです。
 
 
前回の続き「後ほど」です。
文化館2Fのクルマ文化資料室
「移動は文化」をテーマに自動車に関わる様々な文化資料を展示するスペースです。
中でも圧巻なのは約800台のミニカーがパレードする中央のショーケース。
 
 
1/43スケールミニカーが年代、地域ごとにディスプレイされてます。
 
 
色形とも様々な戦前のクラシックカー達、見ていて飽きない。
 
 
この辺りになると見知ったクルマたちですね。
実際に運転したことのある車種もちらほら。
 
 
SRカード的なNISSAN NX COUPEも居ます。
 
 
ミニカー以外の自動車玩具も多数展示されています。
 
 
国産プラモデルのパッケージ
LSの初代アコードがある!
 
 
このMGA 1600のパッケージデザインは良いなあ。
 
 
“アメプラ”
 
 
“アメプラ”のパッケージには独特の魅力がありますね。
 
 
初代セリカ ダブルエックスのプラモデル。
このフロアに数ある模型のなかで一番印象に残りました。
 
 
模型としての佇まいが琴線に触れました。
どこのメーカーだろう?
 
 
金属製カーマスコット、戦前期リンカーンのグレイハウンド
 
 
映画「コンボイ」でおなじみのマック・トラック
 
 
金のシャチホコみたいなシムカ
RRのThe spirit of Ecstasyもありましたがピカピカ過ぎてカメラのピントがなかなか合わなかった…

ルネ・ラリックのガラス製カーマスコットも一見の価値ありです。
 
 
カーバッジ
リスター、TVR、エルバ、ローラ、テクノ 
 
 
立体物の他にもポスター、自動車切手、カタログ、書籍、雑誌等のコレクションも展示されています。
特に切手は面白かったですね。
 
 
なぜかオースチン・メトロ、いろいろと趣深い。
 
 
クルマ関連の文学、マンガ、映画、音楽をまとめたブースもあります。
マンガでは名作ケン・アカバの物語も当然収録されています。
 
 
更にノブ・トクガワも!
この博物館の学芸員さんはよく解っている。
 
 
ミュージアムショップで記念の品を見繕ってみます。
GR YARIS Rallyのミニカー、良いお値段ですね… ちょっと無理っす…
 
 
大好きなポルシェ 936 1981
クレジットカードを出しそうになりましたがガマンしました。エライ
 
 
素朴なフィギュアが付属するブガッティ・タイプ35
お値段はかわいくありません。
 
結局マスキングテープを一巻お買い上げで退散
 
 
館内にはレストラン、カフェも併設。
あと今回立ち寄れませんでしたがトヨタ博物館図書室も良さそうです。

想像していたよりも人文科学系寄りの博物館でしたね。
理工系展示は別施設なのかしら、あとゼッケン付きのクルマ達は富士山の麓に引っ越したようです。
 
 
とにかく時間がなく駆け足気味な見学で少々疲れましたが面白かったです。
また機会を作って終日ゆっくりっと楽しみたい施設でした。
 
 
 
 
 
 
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TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM 01

寒露・末候・蟋蟀在戸「しっそく こにあり・蟋蟀が戸の辺りで鳴く」
我が家でも新米に切り替わり鍋料理(先ずはすき焼き)が食卓に上がるようなりました。
秋意日々深まるなのです。
 
 
先日念願だった「トヨタ博物館」を訪問。
タイトなスケジュールで“駆け足”での見学となりましたが充実した時間でした。
 
所在地は名古屋市ではなく長久手市なのですね、行くまで知らなかった…
 
 
今回は古今東西の名車たちと並んで展示されている模型ついて少し紹介してみたいと思います。

それにしてもこの展示什器のデザインは良いなあ。
1/43で真似てみたいですね。
 
 
オートモ号 大正14年 (1925)
 
 
トヨダG1型トラック 昭和10年 (1935)
 
 
トヨタAE型乗用車 新日本号 昭和14年(1939)
 
 
インダストリアルデザインのテキストに出てきそうな「流線型スタイル」のショーケース
 
 
中でも白眉なのはバーリントンゼファー(パイオニア・ゼファー:Pioneer Zephyr)高速列車の模型
 
 
正面姿も素晴らしい!
KATOでNゲージを作ってくれないかしら。

自分は外連味なく端正な姿形の博物館展示模型、所謂ミュージアムモデルが大好きです。
精密で美しいだけではなく実物が持つ佇まいが静かに伝わる様が堪らないのです。
 
 
他にも館内の彼方此方に魅力的な模型やミニカーが配されています。
 
 
特にTINTINのミニカーたちはチャーミングでしたね。
 
 
フェラーリのオブジェ
 
 
そして今回一番楽しみしていた「クルマ文化資料室」の展示、これについては後ほど。
 
 
 
 
 
 
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Old Shimbashi Station: Railway History Exhibition Hall

「秋分・末候・水始涸」みず はじめてかる・田畑の水を干し始める
めっきりと秋めいてきました。
この時期は衣服、部屋の設え、食材等々本格的な「衣替え」の時期ですね。
先ずは飲み終えた夏用のお酒を片付け秋冬用の仕入れです。
 
旧新橋停車場 鉄道歴史展示室で開催されている「没後20年 工業デザイナー 黒岩保美」に滑り込んできました。
※会期は10月14日(日)まで入場料は無料です。
 
 

小さい展示なのですが車両の手描スケッチ、表示系のデザイン図面など貴重な資料を見ることができます。
特に日本画の手法を用いた「連合軍客車車内見取図」や車体塗色、トレインマークのボツ案が印象的。
あと展示室の空気感が万世橋にあった博物館を思い出させてくれました。(余り人が居なかった所為かしら)
図録もほぼ展示物網羅してのお手頃価格(500円)でオススメでございます。
 
 
施設内にはレストラン( 銀座ライオン)も併設、真昼間からビールOKと絶好のロケーション
開催期間は殆ど残っておりませんがご都合がつくようでしたら是非であります。

MARINE DAY

小暑・末候・鷹乃学習
明日は「海の日」、国民の祝日、国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条では「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨とされています。
ということで今回は海に関する模型の記事です。
 
IMGP3692Antarctica Observation Ship Soya, Antarctica Observation 1st Corps:HASEGAWA 1/350
南極観測船 宗谷 第一次南極観測隊:ハセガワ 1/350
 
 
IMGP3707後部デッキではヘリとわんこ達が日光浴中。
 
 
IMGP3690いつかは本格的な船舶模型にも挑戦してみたいですね。(ハードルが高そうですがこんなキットとか…)
 
 
R0010672_1日本にも本格的な海事博物館が設立される事を切に願っています。

National Museum of Nature and Science,Tokyo

啓蟄・末候・菜虫化蝶
鼻、目がボロボロで模型はちょっとお休みしてます。
 
P7145891東京のなかでも大好きな場所のひとつ。
常設展示をのんびり見るのが好み。

Dmitri Shostakovich Symphony No.5 in D minor, op.47

節分、満月の火曜日。
 
 
IMG_444538218リコーフィルハーモニーオーケストラ 第57回演奏会
ゆるりゆらりと生音でショスタコーヴィチ
やっぱりミューザ川崎シンフォニーホールの響きは良い。

久しぶりに身も心も軽くなった休日。

Happy Holidays

IMGP2070Ginza,Chuo-ku,Tokyo