RENAULT RE-20 TURBO_04

寒露・初候・鴻雁来「こうがん きたる・雁が飛来し始める」
秋本番、上野、赤坂、丸ノ内、立川、井川などなど、出かけたい場所いっぱいです。
 
 
引続きミッション、サスペンション周辺のパーツを組み上げていきます。
 
 
ブレーキローター表面はキット付属のPEパーツを貼り付けてあります。
このパーツは見た目向上はもちろん塗装の手間を大幅に省けるのがうれしい。
 
 
紆余曲折ミッション周りがなんとか完成。
パーツ数はそれ程でもないのですが塗り分け、組み立てがちょっとトリッキーで面倒でした。
(ミッションだけではなくエンジン、モノコック、カウル等RE-20は塗り分けが多くて大変なのですよ。)
 
 
見慣れたヒューランド製ギアボックスですが英国系レース屋とは違った雰囲気で良いですね。

本キットで多用されているアーム類のC字ジョイントはスムーズに嵌合できるよう前加工しておくのがおすすめ。
そのままだと一嵌め毎に寿命が一年縮む「恐怖新聞プレイ」をみっちり堪能させられる可能性があります。
 
 
何はともあれF1模型らしい雰囲気がでてきました。大変結構!
 
 
少々バリ等が見受けられるホイールパーツは整形しメッキ剥離後再塗装します。
 
 
リアホイールのディスクをオレンジで塗装、如何にものGOTTIスタイルです!
オレンジの色味はもう少し黄色寄りでも良かったかも。
 
 
フロントホイールもリムとディスクを塗り分け。
 
 
塗装後ビードストッパーとエアバルブを取付けて完成です。
MFHのアルミ挽物ホイールと較べてみるのも楽しい。

モノコック、カウルにも着手したいのですが最近必要なツール、マテリアルの欠品が多くちょっと困惑。 
 
 
 
 
.

RENAULT RE-20 TURBO_03

白露・末候・玄鳥去「げんちょう さる・燕が南へ帰って行く」
いろいろな事がありすぎた夏も過ぎ一雨ごとに秋が深まる気配を感じます。
今度の連休の予定は衣替え、大掃除の第一弾、そして松茸ご飯です。
出かけるのは事がもう少し落ち着いてから
 
 
エンジンパーツはエアブラシでの基本色塗装が概ね終わったので組み立てに入ります。
今は性能の良い金属色塗料がより取り見取りで面白いですね。

タミヤエナメルXF-1,XF-16,XF-56,X-11,X-18等を使用した発売当初のレシピで塗り上げてみるのも楽しそう。
 
 
仮組みをしながらその都度各パーツに差し色を入れていきます。
結構手間と時間がかかる工程ですが楽しい。
 
 
なんとか組み上がりました。
他のレーシングエンジンに比べカラフルでオシャンな風体であります。
それにしてもプーリーとベルトの存在感がすごい。
 
 
パイピング材料はキット付属のものより一回り程細い物を使用しています。
目立つ黄色いプラグコードは0.65mm、ここは0.5mm位でも良かったかもしれません。
 
 
完成後あまり見る機会のないポンプなどの下部補機類もきちんと再現されています。
 
 
V8,3000ccのDFVと記念撮影、V6,1500ccはやっぱりコンパクト。
 
 
モノコックの断面にピタリと収まり気持ちいい。
 
 
サージタンクが付くと一気にルノーターボらしくなります。
吸排気デバイスはインタークーラーとの位置調整が必要なので後日取付です。
 
 
 
 
.

RENAULT RE-20 TURBO_02

処暑・末候・禾乃登「こくものすなわちみのる・稲が実る」
九月、夜長月、日中はまだまだ暑いのですが日没以降はだいぶ過ごしやすくなってきました。
またホビーショーに伴う模型関連のニュースが聞こえてきたりしてちょっとワクワクする時節でもあります。
 
 
小物類の塗装を一気に進めました。
金属色、黒系、その他、で15色くらいをエアブラシで吹き付け。
真夏の時期を過ぎてはいますが長時間防毒マスクを着けての作業はツライ、シンドイ。
これだけ数があると持ち手をつけるだけでも一仕事です。
 
 
フロントサス周辺のパーツ
メーターパネル、燃料タンク上の補記類等にはパイピングの仕込みを。
 
 
エンジン(ターボ関連パーツは後回し)
エンジンブロックの「銀色」は少々ギラギラ感が強すぎ、後ほど調整。
ヘッドカバー、タイベルとプーリー、塗分が面倒です。

このキットですが、カウル、モノコックをはじめとして塗り分けパーツが多いですね。
 
 
インタークーラー、ラジエーター
これらにはフィン?のPEパーツが用意されています。
でもそれらを使用せず繊細なディテールを活かし塗装で表現するのも有りかと思います。

本体に塗ったタミヤラッカー「LP-70 アルミシルバー」粒子細かく落ち着いた輝きで最近のお気に入り。
 
 
ギアボック、リアサス
こちらも色味、艶加減をクリアカラー等で調整していきます。

次はエンジン、ギアボックスの組立を予定。
 
 
 
.

RENAULT RE-20 TURBO_01

大暑・次候・土潤溽暑「つちうるおいて じゅくしょす・土が湿って蒸暑くなる」
葉月、八月、今年もジリジリとした日々になりそうです。
 
   
タミヤの1/12 RENAULT RE-20 TURBOの製作を正式にキックオフ、夏は“プラモデル”なのです。
 
 
ボディカウルやモノコック等の大物は後回しにしてエンジンや足回りから組んでパーツ数を減らしていきます。
まずはヒケやピンマーク等をパテで修正。
 
 
プラサフを薄めに吹いて表面処理等を確認。
この季節に防毒マスクを着け空調の無い場所での作業、少々身の危険を感じます。
 
 
ウエルドライン等で見えづらかった形状やディテールがくっきりと浮かんできました。
 
 
この辺のパーツは隙間やパーティングラインの処理が甘い箇所があるので再修正。
 
 
カウルに施された塗り分け用の罫書きモールドは消す予定なので今のうちに位置関係を記録しておきます。
 
 
恒例のウダウダ、グズグズな進行となるので完成は何時になることやら。
ここ暫くは126CKとRE-20の間を行ったり来たりような気がします。
それとBT44Bの事も忘れてはないですよ。
 
 
 

RENAULT RE-20 TURBO

夏至・次候・菖蒲華「しょうぶ はなさく・菖蒲(あやめ)の花が咲く」
関東は梅雨明、一気に暑くなりました。
今週末は蛸で暑気払い第一弾です。
 
1/12 SCALE RENAULT RE-20 TURBO (w/PHOTO-ETCHED PARTS):TAMIYA
先日再販された1/12スケールRENAULT RE-20 TURBOをパタパタと仮組みしてみました。
 
 
如何にも80年代初期のモノコックデザインであります。
こちらもそうですが危険な香りがプンプンと漂います。
 
 
他のパーツも工程ごとに整理し、一体化できるものは接着してパーツ点数を減らします。
このプロセスはMFH 1/12 126CKキットのパターンと同じです。

自分的にはキット内容を確認しつつスッキリ、サッパリできる好きな作業。
 
 
ランナー枠が処理できるとキットの嵩が半分くらいになりますね。
小さめな箱にリパックしてストック場所へ。

これで大きな模型をまた一つ入手することができます。ヤッタネ
 
 

Honda RC166 GP RACER_Fin.

立冬・末候・金盞香「きんせん こうばし・水仙の花が咲く」
11月も半ばとなりましたが小春日和の水曜日。
ふらりふらりと何処かに出かけたくなるような陽気でありました。
 
 
今回でTAMIYA 1/12 Honda RC166 GP RACERも完成。
同じ会社、同じスケールの3L、V8エンジンの模型と記念撮影、ボリュームがかなり違いますね。
それとRC166の車体が如何にスリムでコンパクトであるかが強調される絵面です。
 
 
カウルの塗装はガイアノーツのEx-シルバーを使用。
当初はクレオスのC-8シルバーを予定していたのですがこの時期入手出来なかったのでセカンドチョイスです。
タンク及びシートカウルはフィニッシャーズのシルクレッドとディープレッドを混色。
デカールはタミヤ製、フロントのゼッケンサークルに関してはデカールは使わず塗装で処理しています。
このデカールちょっと使い勝手に癖がありフィルムは薄い割に固く割れやく、またソフター類の効き方もピーキーな感じでした。
ただクリアコートに関しては問題もなくフィルムの薄さが功を奏したのか研ぎ出しもスムーズに完了。
 
 
クリアコート、研ぎ出しという苦行のような工程が終わったのでサクサク組み上げていきます。
シート座面はフラットベースを効かせたブラックグレーをガサガサ気味に吹き付け。
実車はスエード生地が貼り込まれているのでそれを意識してみました。
さらにオプションパーツのリベットを植え込んでありますがちょっと目立ち過ぎかもですね。
 
 
紆余曲折ありましたが好ましい佇まいに仕上がったかと思います。
レーサーモデルのネイキッド姿は2輪、4輪問わず大好物!

それにしてもほぼパチ組でこのクオリティ、本当に傑作キットであります。
 
 
フロントカウルはその辺に直置きではちょっと雑すぎるのでカウルスタンドをでっち上げておきました。
ただ出来上がりはオフィスのコートハンガーの様でスペシャル感まったく無しの風体、それでもホンダコレクションホールのデカールでもあればそれらしく見えるかもです。
 
 
折角なのでフロントカウルを装着、この出で立ちもコンパクトさがより強調される感じで良いです。
ウインドスクリーンはインジェクションパーツとしては透明度も高く厚みもさほど気になりません。
 
 
こうして見るとクリスマスに合いそうなカラーリング、12月になったらケースに入れて飾っておきましょうか。
 
 
8月初旬から作り始め、クリアコートを入れてこの期間で完成なら自分の製作ペースとしては上々ですね。

久々のバイク模型でしたが大きなトラブルも無く純粋に工作を楽しむことができました。
次はSUZUKI GSX-RR 2020 MotoGPレーサーを作りたい!お願いしますタミヤさん。
 
 

Brabham BT44B_16

霜降・末候・楓蔦黄「ふうかつ きなり・もみじや蔦が黄葉する」
過ごしやすい陽気に色づく街、食べ物も美味しくまことに良い時節であります。
ただ残念なのは横浜・日本大通りの紅葉したイチョウ並木を愛でることもなさそうな事。
まあ今年はいろいろと辛抱です。
 
 
大物パーツであるエンジンが組み上がったので前後タイヤを装着できるまで進めます。
モノコックと動力パートを繋ぐ前にバルクヘッド周辺のパイピングを済ませます。
使用するパーツをピッキング、ホースフィッティング等は社外品のDUパーツを利用する方が見映えは向上するかと思います。
その辺は次作での“検討課題”ですね。
 
 
TopStudioのメッシュホース等でチマチマと配管していきます。
パイピング作業、実はそんなに嫌いではなかったりします。
 
 
水周りの配管も終了。
ジョイントに巻いたバンドはアルミ製のキッチンテープ、お手軽です。
 
 
エンジンオイルの配管にはφ1.5のメッシュホースを使用。
いかにもレーシングエンジンといった感じなりました。
でもエキマニが装着されるとほとんど見えなくなりますのよ。
 
 
エキパイを装着。
塗装はスチール色に乗せた焼け色が透けるようにクリアーブラック、フラットクリアーと吹き付けます。
乾燥後ダスト系のウェザリングを追加、模型的な“映え”をちょっと意識してみました。
もちろん全体をアンバー系フラットブラックでガサガサコッテリと塗ってもOKでございます。
 
 
このミッション最後の山場、足回りを組んでいきます。
 
 
各アームについてるC状のジョイントをロッドに嵌め込む度に寿命が一年縮まるという「恐怖新聞プレイ」をなんとかクリアしました。
ジョイント部分は予めヤスリ等て緩めに嵌まるように加工しておきましたがヒヤヒヤの連続。
なお嵌合が緩すぎた場合は後ほど薄めた木工用ボンドを流し込んでおけばなんとかなります。
 
 
40年以上前に発売されたプラモデルですが今時のメタリック系塗料とパイピング材料のおかげでそれなりの仕上がりになったかと思います。
 
 
どうやらこうやらで無事に4つのタイヤを履かせること出来ました。
これにて本ミッションは終了です。
次は燃料タンク上部、ロールバー周りの予定。
 
 
今回作業でのお気に入りポイントはこのテールランプ。
グレーのプラ生地にクリアーレッドを塗り重ねただけで良い感じになってくれました。
1/12サイズで透明素材をドリルレースやレジンキャストは自分には荷が重いです。
 
 
最後にブラバム未完成兄弟で記念撮影。

1/12はなんとか纏め切りたいですね。
 
 

Brabham BT44B_15

寒露・次候・菊花開「きくはな ひらく・菊の花が咲く」
久しぶりに秋らしい陽射しが部屋に差し込む2020年42週目の金曜日。
松茸を使ったメニューが掲示されたり新米入荷の報が届いたりと秋色がより深まる感じです。
 
 
TAMIYA 1/12 Ford Cosworth DFV engine
先週末はRC166を一時休止してBrabham BT44BのDFVを組んでました。
どちらもタミヤの1/12スケールですね。
 
 
10月9日
BT44Bの収納ボックスからエンジン関連のパーツをピックアップ。
ブロックの組立と基本塗装まで終了した状態です。
 
 
10月10日
初日は色差しとパイピングの仕込みで作業終了。
デスビキャップの色味は良い感じになったのですがプラグコードの這わせ方はセンスが無いですねぇ…
 
 
10月11日
イグニッションボックスの組立。
キット素組みだと1/12としてはディテールが少々寂しいのでコード類を追加しておきます。
ただしコネクターの形状やケーブルのサイズ、本数等々いいかげん設定のお手軽仕様です。

タミヤDFVのイグニッションボックス、抜き勾配のためか四角錐台のような形状になっている事があります。
直方体に近づくように各面を削って整形するだけでも見た目が向上するかと思います。
もちろん実物のように板金工作でもオッケーでございますよ。
 
 
10月11日
週末二日間の作業はここまで。
付属するパイピング用チューブをひと回り細い物に交換するだけでも随分と印象が変わりますね。
 
 
10月12日
延長戦でエアファンネルを取付、各部を整えて完成。
やはりDFVは良いですね。
 
 
1/12スケールのDFVといえば内部機構も再現?したモデルファクトリーヒロのキットも気になります。
いづれ、そのうち、気が向いたら、余裕があれば、組んでみたいものであります。