MATRA MS11_03

穀雨・初候・葭始生「よし はじめてしょうず・葦が芽を吹き始める」
春うらら、今週末はもうゴールデンウィーク…

MFHさんから新製品の情報が流れてきました。
自分の中での思い入れとしてはXJR-9>908
予算的に非常に厳しい状況なのですが、なんとか工面して入手したいところです。
 
ハブやブレーキローターなど少々歪みが目立つパーツをリューターに取り付けて整形。
まあ、適当にヤスリをあてているためかちゃんとセンターがでていません。
タメオの一部キットのように金属挽物パーツだとありがたいのですが、コスト的にはキビシイのかね。

ちなみにホイールデッシュは前後パーツでハブへの差込ピンの長さが違うので要注意です。
 
  
フロントのアップライトを仮組み。
ローターに放熱用のスリットが表現されていたりと良い感じではあります。
 
 
エンジンブロックを中心としたパーツ類も準備していきます。
EagleのGurney-Weslakeと比較すると同じ3L V12エンジンですがコンパクトに見えます。

それにしても12気筒はピンバイスでのドリリング作業が多く指が痛いです…
 
 
この銘板のブラック&イエローの塗分が上手くいくのかちょいと不安ですね。
 
 
フロントのラジエーター周りも仮組み。
タンクとの接合部が顔に見えてちょっと面白いです。(゚Д ゚)←こんなかんじ
 
 
裏側もなかなかにキュート。

そろそろ車高調整作業に進みたいのでタイヤ周りのパーツはサフ入れして早々に塗装しちゃいます。

MATRA MS11_02

清明・末候・虹始見「にじ はじめてあらわる・雨の後に虹が出始める」

急に暑くなったり、急に気圧が下がって雨が降ってきたりとバタバタ月曜日。
また新しく就役したノートパソコンのキーボードに慣れず四苦八苦。

大量のパーツを整型しながら少しづつ仮組みの準備を。
前回製作したT1Gでは固定されていたフロントサスのアッパーアームですが、本キットでは可動式のため車高調整作業の自由度が向上しています。
 
 
ボディパーツの擦り合わせも少しづつ進めています。
コンパクトでシンプルなデザイン、フレンチブルーに塗るのが楽しみです!

MATRAのフレンチブルーは他のメーカーと比較すると少し明るめな色合いの印象があります。
ちなみにキット指定はクレオスの65+34(1:1)
 
 
表面にはリベットがびっしりと凹状にモールドされています。
特に彫りを深くするような事をしなくても大丈夫そうな気がしますがどうでしょう。

MATRA MS11_01

清明・次候・鴻雁北「こうがん きたす・雁が北へ渡って行く」

この時期恒例のバタバタ事もやっと落ち着いてきました。
模型づくりも再開、さらにモチベーションをブーストするために新キットに着手。

なおM26は再び放置物件になります。ゴメンネ…
 
MFHのMATRA MS11
フレンチブルーにホワイト、レッド、ダークブルーのラインが入ったモナコG.P.予選仕様。
また、これ見よがしな6本出しのエキゾーストパイプも魅力的。(メッキタイプで作るのは大変そう…)
 
 
MFHの1/43キットの特徴でもあるのですがボディパーツやエンジンブロックの他にもこのような細かいパーツがてんこ盛り。
各パーツのキャスト美しくモールドも精細なのですが一部パーツの形状には歪みも見受けられます。
 
 
冷却パイプやサスアームなどのロッド状のパーツはケースバイケースで線材に置換える予定。
 
 
エッチングパーツはこんな感じ。
モナコG.P仕様以外のバージョンのパーツも付いてくるので多めに見えます。
キット構成は以前製作したEAGLE T1Gとほぼ同じような感じですね。

今回もノロノロとした進捗となりそう。
でもなんとか入梅前にはクリアコートも含めた塗装工程は終らせたいところです。

EAGLE T1G 1967_Fin.

EAGLE Weslake T1G Belgian GP 1967
MFH K329 1/43 EAGLE Weslake T1G Belgian GP 1967
MFH1/43のキットの発売一作目、1/20キットをそのまま1/43にしたようなキットフォーマットに若干の不安はありましたが、自分的にはかなりストライクなアイテムだったので購入。
5月末からスタートして9月末のゴールなので約4ヶ月の製作期間、段取りの悪さもあってか思ったより時間が掛かってしまいました。
 
 
EAGLE Weslake T1G Belgian GP 1967
ホワイトメタルパーツを軽く磨いて仕上げたモノコックですが時代感があって本作におけるお気に入りポイントのひとつ。
キット素組ではコクピットのキルティングパッドはモノコック固定されてしまうのですが、パッドパーツを3分割することで完成後も取り外しが出来るようにしました。
フォーミュラーカー組立の基本となる車高調整ですが上下位置を動かす事が困難なフロントサスのアッパーアームを基準として進めました。
キット付属のスペーサは0.3mm程高く、接地面も小さく不安定なので調整後プラ版等で作り替えるのがオススメです。
ホワイトメタルを中心としたパーツ群は、モールドも緻密で勘合精度も高いのですが組立時にはダボ穴を少し広げるなどして位置調整のバッファを設けた方が組立やすいかもしれません。
とにかく組立順序も含めた仮組必須のキットです。
出来れば瞬間接着剤を使ってしっかりと組み上げ、アセトンなどでばらしてから塗装、本組立をするやり方が正解かも。
 
EAGLE Weslake T1G Belgian GP 1967
キットの目玉のひとつ60度V型12気筒weslakeエンジン、やっぱり12気筒エンジンはカッコイイですね。
でも相も変わらず汚らしい出来具合、この辺りがスッキリと出来るようになりたいです… 
パイピングはプラグコードと燃料チューブ上下関係が逆だったり、オイルラインが細過ぎたり等々踏んだり蹴ったり状態。
エキパイは赤焼け風にしましたがちょっと微妙な仕上がり、メッキでピカピカのパターンも含め今後の検討課題です。
 
 
EAGLE Weslake T1G Belgian GP 1967
今回コクピットカウルにエンジンカバーを予め固定してから塗装等を進めました。
ただし、このやり方ですと後からコクピットカウルは外すのが非常に困難になります。
そのためロールバーは接着せずにコクピットカウルと一緒に取り外しが出来るようにしています。
塗装に関してはカウル類はガイアノーツのメタリックコブラブルーver.2をサフの上に直接吹き付け、ストライプ、ゼッケンサークルはキット付属のデカールを貼ってクリアコートはフィニッシャーズのオートクリアーを使用。
メタリックブルーに関しては色調、フレークとも個人的には及第点です。
でも今のところ大量に残ってるの塗料の使い道がないのがなんとも…
 
 
EAGLE Weslake T1G Belgian GP 1967
塗るのも、組むのも、撮るのも苦労したキットですが出来上がって見ればそれなりに愛着が涌いてきます。
今回は「作る」ということに関しては十分に楽しめました。
MFHキットの傾向も何となくですがつかめたような気がしてます。
MFH1/43、応援の意味も込めてもう1アイテムくらい作ってみたいですね。

同時期に作っていた1/12バイクプラモデルに準えると、タメオがタミヤだとするとやっぱりMFHはハセガワといったイメージ。

EAGLE Weslake T1G Belgian GP 1967
1/12 F1プラモパッケージ風にパチリ
今回は画像がボロボロ、FW07Bが出来上がったら撮直そうかしら。
やっぱり睡魔と戦いながらの撮影はダメですね…

とりあえず他の画像もFlickrのフォトギャラリー(album:1/43 Formula car)にupしています。
覗いてみてもらえると喜びます。

今週の更新はここまでです。
みなさま、良い週末をお過ごしください。

EAGLE T1G 1967_20

何時もの事ですが休明けは草臥れます。
R0010857カウル類にファスナー等のエッチングパーツを貼って、
 
 
R0010862切り出しと接着にちょっと失敗したウインドスクリーンを取り付けて…とりあえず完成です。
お疲れ様でした。
 
 
R0010861製作にあたっての「まとめ」的なものはギャラリー用の画像をUPした時にでも。

それにしても撮るのが難しそうなボディカラーです。

EAGLE T1G 1967_19

日が沈むとすっかり秋めいてきました。

高値だった秋刀魚も落ち着いてきたようでなにより。

イレギュラーのエアブラシ塗装作業を行いました。
R0010751この時期のクルマを作るに辺り個人的な難所の一つ、タイヤのリボンデカールをやっつけます。
デカールのニス部分が柔らかくならない内に水から引き上げ、正円の形を保ったままタイヤのトレッド面にスライドさせます。
デカールの水分が抜けて有る程度密着したら、面相筆でデカール軟化剤を流し込みそのまま放置。
タイヤレターと合わせて何とか密着させる事が出来ましたがデカールのニス部分の光沢が結構目立つ結果に…
ちょっと気になるのでタイヤのトレッド面とデカールの艶を合わせる事にします。

本キットのデカールですが車体用はいくつか予備が用意されているのですがタイヤ部分のデカールに関しては予備無し、リボンデカールくらいは前後一枚づつ用意してもらえると多少プレッシャーから解放されるかも。
ちなみにタイヤレターはエッチングパーツに吹付用のテンプレートが付いてます。
 
R0010789セミグロスのクリアにフラットクリアを足して(所謂3/4フラットクリア)を恐る恐る吹き付け。
経年変化等々心配事はありますが何とか落ち着いたようです。
これで何事もなければタッチアップ以外の塗装は終了。
 
R0010834タイヤが仕上がったのでシャシーに固定して残ったパーツを組み込んでいきます。
エキマニの集合部から先はアルミパイプに置換えてます。
色目はクロームメッキでピカピカ、黒っぽい耐熱塗料等々いろいろなパターンがありますが、今回はステン管の赤焼けをイメージして塗って見ました。
自分なりの塗り方ですが、最初にプライマー等で下地処理をしてからクリアーブラウンを熱が溜まりそうな部分を中心に吹き付け、乾燥したら全体にクリアーブラックを全体の調子を見ながら軽く吹き付けていきます。
色が付き過ぎた箇所にエキマニ部分にはガンメタ系、エンドにはアイアン系を薄く吹き付け、最後にフラットクリアで全体の艶を消します。
画像では何か小汚い感じになってしまいましたが現物はもう少し落ち着いた感じです。

そのうちいつかピカピカのクロームメッキマフラーにもチャレンジしたいですね。
 
R0010821コクピット周りのキルティングパッドが入ると、いかにもAARのマシーンといった絵面になりますね。
シャシー部分はこれで完成!残りはカウル類にいくつかのエッチングパーツをペタペタ貼るくらいでフィニッシュに持ち込めそう。

あっ、ウインドスクリーンが残ってた。鬼門の「窓貼り」です…

EAGLE T1G 1967_18

今日は久しぶりに良いお天気なりました。
今週末は三連休なんですね。ブラシ塗装したい…

時間を捻り出して進められそうなところをチマチマと。

R0010764今更ながらラジアスロッドを0.5mm洋白線で用意します。
両端にテーパーを付けたりアジャスターを付けてみたり小細工。

R0010770キットのシフトレバーパーツですが整形しているうちに壊しそうなので自作品に置換えます。
レバー基部にはサスペンションベースのエッチングパーツを流用してます。

R00107775月末から七転八倒しながら何とかここまで来ました。
今月中になんとか撮影まで終わらせたいですね。

EAGLE T1G 1967_17

長月、九月 朝夕は過ごしやすくなってきましたが相変わらず湿度が高いですね。

20140830-194305.jpg
難所の一つラジエーターの取付けが終了、でも暫くはやりたくない作業かも。
どことなくジェット戦闘機の機首レーダーにも見えてきます。
この部分は葉巻型フォーミュラーのフルディテールモデルにおいては見せ場の一つ、本キットでもしっかりと表現されてます。
ホワイトメタル製のパイプ類も位置調整をしながらの作業にはその柔軟性が生きてきます。

それにしても相も変わらずの小汚い仕上がりに泣けてきます。

20140830-194253.jpg
前回のエントリーで「最初で最後」と記しましたが、冷却系のラインが一応全て繋がったので再度記念撮影。
ホワイトメタルのパーツを中心に構成されたこの質感はプラキットなどとはまた違った魅力があります。

残りはエキマニ、エキパイ、カウル類の小パーツ取付け位かなと思っていたのですが、エアブラシでの塗装案件が発生。
次回T1Gの更新はちょっと先になるかもです。