Ferrari 126C3_03

立夏・次候・蚯蚓出「きゅういん いずる・蚯蚓(みみず)が地上に這出る」
連休明けのよりも更に気怠い月曜日
It’s just another Manic Monday
 
126C3製作の振り返り、其の三
2011年2月22日
大物パーツに1回目のサフ塗装、乾燥待ち
 
 
2011年3月5日
サフ処理完了
サフェーサーは造形村のプラサフを使用
 
 
2011年3月5日
ピンクの下塗り完了 
 
 
2011年3月6日
ボディカラー塗装
使用したのはフィニッシャーズの“シルクレッド”にディープレッドを少々隠し味に
 
 
2011年3月7日
ボディカラー、少々問題ありだけど気にしない
こうして見るとゼロテスターのテスター1号機的なフォルム
 
 
2011年4月2日
デカール貼りへ
印刷は繊細で全く問題なし
 
 
2011年4月18日
マーキングは#27 Patrick Daniel Tambay を選択
 
 
2011年4月18日
クリアコート開始
 
 

2011年4月20日
クリアコート完了、研ぎ出し前

過去記録は此処で終了
 
 

Ferrari 126C3_02

「駿河路や花橘も茶の匂い」松尾芭蕉
この週末は良い天気に恵まれますように
 
126C3製作の振り返り、其の二
2011年1月20日
塗装は小物からスタート
 
 
2011年1月21日
今回のTipo 021は赤いヘッドカバー
Ferrari銘のエッチングが欲しいところだけどサイズ的に厳しいか
 
 
2011年1月21日
アルミ挽物のホイール、これで十分なクオリティ
 
 
2011年1月22日
スケドーニのシートはスエード調ペイントスプレー+水性アクリルで塗装
 
 
2011年1月24日
Arexons印のシートベルトはゼットモデル製
 
  
2011年1月25日
織ネームのデカールを貼付、ベルトの色味はもう少し暗くてもよかった
 
 
2011年1月25日
仮組み
 
 
2011年1月25日
リアショックユニット組立、KONIのデカールがうれしい
 
 
2011年2月2日
ショックユニットとスタビの組み付け、なんかヨレヨレ…
 
 
2011年2月12日
サージタンクには適当にインジェクターを取付
 
 
2011年2月13日
エンジン周りの組立

続きます

Ferrari 126C3_01

立夏・初候・蛙始鳴「かえる はじめてなく・蛙が鳴き始める」
長かったような短かったような連休も本日で終わりです。
もうボケボケで社会復帰に不安アリアリでございます。

M26と共に長期に渡り仕掛品ドロワーを占拠していたFerrari 126C3をいよいよ観念して片すことに。
もともとは2018年頭の目標に掲げたものですが令和の始まりと共に再起動であります。
作業の振り返りを兼ね、記録画像をサルベージしてみます。
2010年11月24日
ここからスタート、たぶんこの年のホビーフォーラにて入手
 
 
2011年1月14日
仮組み開始
 
 
2011年1月14日
フルディテールキットなので細かなパーツがいっぱい
 
 
2011年1月14日
リア基準に車高スペーサーを製作
 
 
2011年1月15日
フロントウイング組立、強度が欲しかったのでハンダ使用
 
 
2011年1月16日
カウルパーツ摺り合せ
 
 
2011年1月16日
モノコック側にガイドが無いため結構大変
 
 
2011年1月16日
パテも使用
 
 
2011年1月16日
フロントウイング取付部も調整
 
 
2011年1月17日
ロールバーはキツキツ

続きます

Ferrari 126CK_Fin.

大寒・末候・鶏始乳「にわとり はじめてとやにつく・鶏が卵を産み始める」
春本番のような気温の月末月曜日、なんか調子が狂いそうです。
 
tameo 126CKの製作記も本記事をもって最終回。
Ferrari 126CK
FERRARI 126 CK Monaco G.P. 1981 Gilles Villeneuve (tameo kits TMK391)
 
 
Ferrari 126CK
開始から6年ほど掛かってしまいましたが、取り合えず終了。

今回は自分の勘違いから車高設定をしくじってしまったようで低くし過ぎました。
サイドパネルの下端を黒で塗っているのは隙間に見えるようにという悪あがきです。
キットは下手に弄らなければベースとスカートの間にちゃんと1mmくらいの隙間ができる設定。
1981年のF1レギュレーションを考慮すると地面ペタペタより隙間が見える方が自然に思えますね。
 
 
Ferrari 126CK
それと気になるのはポリッシュしたホワイトメタル製のフロントウイングに貼ったデカールの透明フィルムが光線の具合によっては汚く浮かび上がってくる事。
できる限りフィルムをトリミングしたのですがやはり気になります。
(自然光ではほとんど判別出来ないのですが蛍光灯だと顕著です。)
 
 
Ferrari 126CK
手前は2017年のtameo、奥は1997年のwave製のレジンキット
時を経て製作方法はかなり違っていますが、詰めが甘いのは相も変わらず。

今回のリベンジはこちらのキットでそのうちに。(こっちもかなり手強そうです。)

他の画像もFlickrのフォトギャラリー(album:1/43 Formula car)にupしています。
お暇な時にでも覗いてみてください。

Ferrari 126CK_7

大寒・次候・水沢腹堅「さわみず こおりつめる・沢に氷が厚く張りつめる」
寒中お見舞い申し上げます。
 
2011年1月に製作を開始したTameoの126CKがやっと完成しました。
 
 
少ないパーツながらコクピットやエンジン周りも程よく再現され、組立てやすい良キットです。
 
 
長年放置していた宿題を終らせる事が出来てホッとしています。
でもまだ2台残ってる…

Ferrari 126CK_6

大寒・初候・款冬華「ふきのはな さく・蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す」
北風の月曜日、寒い、寒い、本当に寒い〜
 

リアセクションをアンダートレーに取付、アップライトの位置を軽く調整してから前後のタイヤを履かせます。
装着タイヤはミシュランラジアル、1982年のグッドイヤーと比較すると若干小振りな感じ。

ラジエーター、インタークーラーの冷却系、モノコックの燃料タンク辺りを何とかしてもらえるとカウルオープンモデルになりそうなのに少々もったいない気が… まあ完成品を含めた展開を考えると妥当ですね。
 
 
前後ウイングの翼端板にはエッチングのリベットを貼付。
虫ピンや挽物のリベットを埋込むよりもお手軽。
オーバースケールですが80年代フェラーリらしくって良い感じと勝手に思っております。
 
 
判っていた事ですがエンジン部分はカウルを付けるとこれくらいしか見えません。
 
 
カウルから覗く燃料タンクの天面はキット付属の洋白エッチング板を貼付する指示なってますが、コクピット周辺のホワイトメタルと質感に差が有りますね。
ここは面倒くさがらずにアルミ板を切出して使えば良かったです。
 
 
残りパーツもわずかになり、ゴールが見えてきたところでとんでもない大チョンボが発覚!
テンション急降下です…

Ferrari 126CK_5

小寒・次候・水泉動「すいせん うごく・地中で凍った泉が動き始める」
生活のペースが普段とは違うお休みの期間は何となく手が動きづらい気がします。
あとお酒が入っている事も多いので尚更かも。

今回はターボエンジン“Tipo 021”を中心としたリア周りの工作です。
スルーする予定だったプラグコード、フェールラインは以前作ったものがジャンク箱から発見されたためリサイクルする事に。
 
 
ショックユニットはスプリング部分だけを黒く塗るのは面倒だし仕上がりも期待出来ません。
ここはユニットごとタメオ製のアフターパーツに交換。
 
 
ショックユニットは長さを詰めたり、取付用のピンを付けるなどの簡単な加工を施してから組込み。
手間が掛からない割りには雰囲気はグッと良くなります。
タメオのアフターパーツは使いやすく本当に便利、願わくは安定供給が続いてくれる事ですね。
 
 
リアサスは最初のアップライト取付角度をミスしたために各アームを加工する羽目に。
あと、スタビのパーツが細かく取付に苦戦。
 
 
サスアームを組込み、オイルクーラーを取付け、遮熱板で粗だらけのパイピング基部を隠して、最後に排気系パーツをセットしたら完成!
複雑な形状のパーツが多いですが流石にタメオだけあってピタリと嵌り込みます。

でも、手を入れたパイピングやショックユニットはほとんど見えなくなりました。
 
 
排気系の塗装はシルバーやガンメタなどのベース色の上にクレオスのMr.ウェザリングカラーやタミヤのウェザリングマスターをペタペタと乗せただけ。
手軽にサッと作業ができ、臭いもさほど強くないので自分のようなリビングモデラーには有効なツールです。
模型製作に伴う臭い、ダスト、騒音、有毒ケミカルの扱い等は常々気になるところであります。

塗装や簡単な追加工作だけでソコソコの見た目になりました。
やはりキットの素性が良いとお手軽で助かりますね。

MFH K529 Ferrari126CK

冬至・次候・麋角解「びかく げす・大鹿が角を落とす」
暮れも押し詰まる12月27日、いろいろと物事が納まらずあたふた、じたばた。
 
 
今回はModel Factory Hiro製1/12スケールキットのお話。
Ferrari 126CK K529 Ver.A : 1981 Rd.6 Monaco GP #27 Gilles Villeneuve / #28 Didier Pironi
様々な策を講じたり、稟議を上げたりと半年にわたる紆余曲折を経て入手。
こちらは所謂「上がり」キットになる予定であります。
512BB LM、Delta S4、FW11B 、126C4等も候補にしていたのですが、諸般の条件を鑑みこちらを選択。
パッケージサイズは1/12スケールのプラキットと比較するとコンパクトで積みやすくなってます…
 
 
丁寧にパッキングされたパーツ群の中で一番に目に入ってくるのがモノコック。
1/43サイズに慣れた目には巨大なメタルパーツなのですが、かなり薄手にキャストされていて意外に軽量。
 
 
表面のリベットは凹モールドで表現されていてポリッシュ等の作業を考えるとありがたいですね。
 
 
フロントウイングは無垢のキャストパーツ。
すごく重いです。(ちなみにリアウイングは最中式に組合せるタイプ。)
このウイングが付いたノーズコーンをネオジム磁石でメインモノコックに取付ける事になっているのですが保持出来るのか些か不安になってきます。
 
 
1/12スケールだけに細部までキャストで再現。
 
 
ホイールは美しく加工されたアルミ製。
ディッシュ部も金色にアルマイト処理された切削パーツです。
 
 
ボディカウル、アンダートレイ等はレジンパーツ。
アンダートレー、サイドパネルは若干変形していて修正が必要な状態。

  
デカール、エッチングパーツは組立説明書と一緒にクリアファイルに入っていました。
エッチングパーツは少なめな印象ですね。
メタル、レジンパーツの他にもリベット、ホースバンド等々小物パーツもたっぷり用意されています。

着手するのは何時になるのかは解りませんが、時々組説を眺めては思いを馳せらせる事になるかと…
まずは小さなCKを片付けないといけませんね。
それとこいつも