小満・初候・蚕起食桑「かいこ おこってくわをくらう・蚕が桑を盛んに食べ始める」
何かいきなり暑くなりましたね。
とりあえず晩酌の種類を変えて、冷凍庫にハーゲンダッツのショコラミントをストック。
サフ吹き後の表面を軽く整え下塗りのホワイトを吹付。
今回も使用したのはフィニッシャーズのファンデーションホワイトです。
このスタイルで白塗装というとやはり第1期ホンダF1を想像します。
ノーズコーン先端部の白帯はデカールで再現する仕様になっているのですが、上手く貼れそうもないので塗装で処理することにします。
デカールをザックリとトレースしたマスキングテープを貼って白帯のサイズを確認。
今回使用するブルーはフィニッシャーズのフォーミュラフレンチブルーにライトグレーをほんの少しプラス。
調合しているうちに想定より多めに出来てしまうのはお約束…
フレンチブルーというよりもポリバケツのような風合ですが、大きなトラブルも無く塗上がったようなので良しとします。
3日ほど塗料を乾燥させてからデカール貼りに進みます。
MATRA MS11_09
立夏・末候・竹笋生「ちくかん しょうず・筍が生えて来る」
梅雨の足音が聞こえてくる時節、気温や湿度の変化量も大きく草臥れ気味。
またル・マンに合わせたかのようなXJR-9の発売予定に財布がダメージを受けそう。
先延ばしになっていたサフ掛けをやっとこさ実施。
今回はいつも使用している造形村プラサフを切らしていたためタミヤのプラサフを使用してます。
ボークス、以前は新宿や池袋にも店舗が有り便利だったのですが。
MATRA MS11はコクピット内もブルー塗装されているためメタルパーツの磨き出しは無し。
折角のメタルキットなのに少々勿体ない気がするのは貧乏性の一種かしら。
リベットのモールドは結構深めですね。
細かなキズや凸凹を消し切れていないので一研ぎしてから再度サフです。
MATRA MS11_08
立夏・次候・蚯蚓出「きゅういん いずる・蚯蚓(みみず)が地上に這出る」
このまま梅雨入りしそうな天気の水曜日。
目標を下方修正して入梅までに基本塗装(フレンチブルー)を終えようかと目論んでますが厳しそう…
エンジンだけ作って満足しそうな気配がしてきたので、重い腰を上げ車体周りの製作に着手。
まずは足回りの仮組み、ベース据付用のスペーサーを捻り出す事からスタート。
仮組みしたモノコックにマシキングゾル等を使ってサスペンンションパーツ組み込んでいきます。
リア側は若干力業を使用しましたが概ねスムーズに進みました。
やっぱり見た目はメカが載っていないラジコンシャシーみたい。
この手の作業は瞬間接着剤とアセトンを使った作業が確実で理想的かと思います。
今回はリアサスのショックユニットが一体型のため、このパーツを基準にして組み上げています。
ショックをタメオのアフターパーツに差替え、リンクを2個ほど追加工作するとリア側も可動式になりそう。
各箇所の寸法を測って車高を設定し、プラ板等でスペーサーを製作。
今回は2mm+といった感じ、Eagleより若干高めです。
チェーンのコマみたなこのパーツはキット付属のスペーサーパーツ。
これを利用しても良いのですが接地面が小さく組立作業時にはちょっと不安定。
なんとかタイヤを履かせることに成功、サスへの負担も無さそうです。
仮組みに使ったマスキングテープがプライマー塗料に見え、何やらビンテージフォーミュラーのレストア風。
なかなかに良い風情であります。
この作業が終わるとハードルを一つ越えた気がします。
MATRA MS11_07
立夏・初候・蛙始鳴「かえる はじめてなく・蛙が鳴き始める」八十八夜過ぎて、夏は来ぬ。
いろいろと輝き始め、おじさんにはいささか眩しすぎる時節、けろけろ。
野暮用に忙殺されたり、お酒を飲みすぎたりでこの連休中の進捗はちょぼちょぼといった感じです。
エンジンパーツを弄り始めます。
ヘッドカバーエンボス部分の塗装ですが通常ならプラサフ、白、レモンイエロー、乾燥後エナメルのセミグロスブラックを凹部に流し込んで余分な箇所を拭き取りといった手順かと思います。
しかしEPパーツの凹凸が控えめな感じで自分の塗装スキルだとレモンイエローを塗った時点で彫刻を埋めてしまって、エナメル塗料の拭き取り上手く処理できない可能性が大です。
そこで今回はプラサフ、ブラック、彫刻凸部の塗料を削り落とし、プライマー、クリアーイエロー、セミグロスクリアーで艶調整の手順で塗装。
実車とはちょっと違った風合になりましたが、一応イエローに見えるので良しとします。
それとスロットルプレートと下側のパネル状のパーツはそれぞれ左右が決まっているので仮組をサボると酷い目にあいます。(あいました。)
とりあえずエンジンブロックを組み上げ。
相変わらずの小汚い仕上がり…アルミ削り出しのファンネルが付くと少しはマシになるかしら。
車体に組み込むと腰下は殆ど見えなくなりますが、クリーニングとタッチアップをしておきます。
あとは補機類の準備とパイピング。
パイピングに関しては誤魔化し方を検討中、特に燃料ラインが厄介ですね。
それと後々のエキマニ取付も苦労しそう…
MATRA MS11_06
穀雨・末候・牡丹華「ぼたん はなさく・牡丹の花が咲く」
少々荒れ模様な天気で始まった5月、これは一年の1/3が終ったと言う事ですよ、トホホ…
まあ、なんやかんや言っても連休モード、いつもに輪をかけダラダラと過ごしております。
先日塗装したパーツを破損や紛失などの粗相が無いうちに纏め上げ。
前後のアップライト、完成時には殆ど見る事が出来ないパーツなので記念撮影。
フロント側はホーイルとの隙間がギチギチな状態なのでキャリパーを削って全体の経が小さくなるように調整、MFHのキットはこの辺りの設計がシビアです。
足周り関連のパーツは組立作業時のバッファになるクリアランスをそこらかしこに仕込むようにしています。
PEパーツがサービスされているメーターパネルはリング部分の塗装を剥がすとこんな具合です。
このクルマはカウルを外すとメーターパネルが目立つのでどこまで弄くるかパイピングを含め検討中。
ステアリングホイールもホワイトメタルとPEの組合せ。
スポークも黒で塗られているような画像もありますが模型的な見映えをとってこの仕様にしました。
ただボスはアルミパイプか何かしらでひねり出す事になりそう。
おなじみヒューランドのギアボックス。
軽くスミ入れしてからタミヤのウェザリングマスターをパタパタ。
エンジンも組み始めました。
エンジンブロックの底面、ドライサンプのレーシングエンジンならではの形状ですね
タイヤなどの足周りパーツも揃ってきたのでそろそろ車高調整含めた仮組を済ませないと。
MATRA MS11_05
晴れて、風が吹いて、雨が降り、二重の虹を見る事が出来た「昭和の日」
バタバタとパーツへの塗装開始
まずはホコリだらけの塗装ブースを掃除してから久々のエアブラシ。
黒とシルバーの2系統の吹き付けでしたが結構時間が掛かりました。
やはり久しぶり作業で要領が悪くなっているのでしょう。
先ずはホイールの組立とタイヤの組込。
アルミ削り出リムの白っぽい輝きが良い感じ、今回はエアバルブを付けてみようかしら。
トレッドパターンもこの通り精緻なモールドが施されています。
でも余りにも細か過ぎて肉眼ではちょっと解り難いかも…
トレッド面はダスト系のパウダー等で少し調子を変えてみても良いかもですね。
ホイールやタイヤパーツのクオリティが高い事もこれまたMHFキットの美点。
近年これらのパーツに発生するトラブルにストレスを感じる事も多いので尚更です。
MATRA MS11_04
穀雨・次候・霜止出苗「しもやんで なえいず・霜が終り稲の苗が生長する」
今月はプレミアフライデー“+”と勝手に設定して明日はお休みに。わーい!すごーい!たのしー!
前後アップライト、エンジン周りのパーツにサフを入れてみました。
今回はいつも使っている「造形村」のプラサフが手元のなかったのでタミヤのプラサフを使用、脱脂等の下拵えをサボらなければメタルパーツへの定着も問題無さそうです。
なにより入手しやすい事が良いですね。
MATRA V12のエンジンブロックとおなじみHewlandのギアボックス
サフの効果か精細かつメリハリのあるモールドが浮かび上がってきます。
3Dプリンティングにまだまだ負けていないキャストクオリティ、MFHキットにおける美点の一つかと思います。
それにしてもヘッドカバーの塗り分け処理は悩ましい..
Eagle T1Gの時から若干トラウマになってる作業であります。
この連休を利用して車高等の仮組調整とカウルの擦り合わせまでは終らせたい。
MATRA MS11_03
穀雨・初候・葭始生「よし はじめてしょうず・葦が芽を吹き始める」
春うらら、今週末はもうゴールデンウィーク…
MFHさんから新製品の情報が流れてきました。
自分の中での思い入れとしてはXJR-9>908
予算的に非常に厳しい状況なのですが、なんとか工面して入手したいところです。
ハブやブレーキローターなど少々歪みが目立つパーツをリューターに取り付けて整形。
まあ、適当にヤスリをあてているためかちゃんとセンターがでていません。
タメオの一部キットのように金属挽物パーツだとありがたいのですが、コスト的にはキビシイのかね。
ちなみにホイールデッシュは前後パーツでハブへの差込ピンの長さが違うので要注意です。
フロントのアップライトを仮組み。
ローターに放熱用のスリットが表現されていたりと良い感じではあります。
エンジンブロックを中心としたパーツ類も準備していきます。
EagleのGurney-Weslakeと比較すると同じ3L V12エンジンですがコンパクトに見えます。
それにしても12気筒はピンバイスでのドリリング作業が多く指が痛いです…
この銘板のブラック&イエローの塗分が上手くいくのかちょいと不安ですね。
フロントのラジエーター周りも仮組み。
タンクとの接合部が顔に見えてちょっと面白いです。(゚Д ゚)←こんなかんじ
裏側もなかなかにキュート。
そろそろ車高調整作業に進みたいのでタイヤ周りのパーツはサフ入れして早々に塗装しちゃいます。