MATRA MS11_04

穀雨・次候・霜止出苗「しもやんで なえいず・霜が終り稲の苗が生長する」

今月はプレミアフライデー“+”と勝手に設定して明日はお休みに。わーい!すごーい!たのしー!

前後アップライト、エンジン周りのパーツにサフを入れてみました。
今回はいつも使っている「造形村」のプラサフが手元のなかったのでタミヤのプラサフを使用、脱脂等の下拵えをサボらなければメタルパーツへの定着も問題無さそうです。
なにより入手しやすい事が良いですね。
 
 
MATRA V12のエンジンブロックとおなじみHewlandのギアボックス
サフの効果か精細かつメリハリのあるモールドが浮かび上がってきます。
3Dプリンティングにまだまだ負けていないキャストクオリティ、MFHキットにおける美点の一つかと思います。
 
 
それにしてもヘッドカバーの塗り分け処理は悩ましい..
Eagle T1Gの時から若干トラウマになってる作業であります。

この連休を利用して車高等の仮組調整とカウルの擦り合わせまでは終らせたい。

MATRA MS11_03

穀雨・初候・葭始生「よし はじめてしょうず・葦が芽を吹き始める」
春うらら、今週末はもうゴールデンウィーク…

MFHさんから新製品の情報が流れてきました。
自分の中での思い入れとしてはXJR-9>908
予算的に非常に厳しい状況なのですが、なんとか工面して入手したいところです。
 
ハブやブレーキローターなど少々歪みが目立つパーツをリューターに取り付けて整形。
まあ、適当にヤスリをあてているためかちゃんとセンターがでていません。
タメオの一部キットのように金属挽物パーツだとありがたいのですが、コスト的にはキビシイのかね。

ちなみにホイールデッシュは前後パーツでハブへの差込ピンの長さが違うので要注意です。
 
  
フロントのアップライトを仮組み。
ローターに放熱用のスリットが表現されていたりと良い感じではあります。
 
 
エンジンブロックを中心としたパーツ類も準備していきます。
EagleのGurney-Weslakeと比較すると同じ3L V12エンジンですがコンパクトに見えます。

それにしても12気筒はピンバイスでのドリリング作業が多く指が痛いです…
 
 
この銘板のブラック&イエローの塗分が上手くいくのかちょいと不安ですね。
 
 
フロントのラジエーター周りも仮組み。
タンクとの接合部が顔に見えてちょっと面白いです。(゚Д ゚)←こんなかんじ
 
 
裏側もなかなかにキュート。

そろそろ車高調整作業に進みたいのでタイヤ周りのパーツはサフ入れして早々に塗装しちゃいます。

MATRA MS11_02

清明・末候・虹始見「にじ はじめてあらわる・雨の後に虹が出始める」

急に暑くなったり、急に気圧が下がって雨が降ってきたりとバタバタ月曜日。
また新しく就役したノートパソコンのキーボードに慣れず四苦八苦。

大量のパーツを整型しながら少しづつ仮組みの準備を。
前回製作したT1Gでは固定されていたフロントサスのアッパーアームですが、本キットでは可動式のため車高調整作業の自由度が向上しています。
 
 
ボディパーツの擦り合わせも少しづつ進めています。
コンパクトでシンプルなデザイン、フレンチブルーに塗るのが楽しみです!

MATRAのフレンチブルーは他のメーカーと比較すると少し明るめな色合いの印象があります。
ちなみにキット指定はクレオスの65+34(1:1)
 
 
表面にはリベットがびっしりと凹状にモールドされています。
特に彫りを深くするような事をしなくても大丈夫そうな気がしますがどうでしょう。

MATRA MS11_01

清明・次候・鴻雁北「こうがん きたす・雁が北へ渡って行く」

この時期恒例のバタバタ事もやっと落ち着いてきました。
模型づくりも再開、さらにモチベーションをブーストするために新キットに着手。

なおM26は再び放置物件になります。ゴメンネ…
 
MFHのMATRA MS11
フレンチブルーにホワイト、レッド、ダークブルーのラインが入ったモナコG.P.予選仕様。
また、これ見よがしな6本出しのエキゾーストパイプも魅力的。(メッキタイプで作るのは大変そう…)
 
 
MFHの1/43キットの特徴でもあるのですがボディパーツやエンジンブロックの他にもこのような細かいパーツがてんこ盛り。
各パーツのキャスト美しくモールドも精細なのですが一部パーツの形状には歪みも見受けられます。
 
 
冷却パイプやサスアームなどのロッド状のパーツはケースバイケースで線材に置換える予定。
 
 
エッチングパーツはこんな感じ。
モナコG.P仕様以外のバージョンのパーツも付いてくるので多めに見えます。
キット構成は以前製作したEAGLE T1Gとほぼ同じような感じですね。

今回もノロノロとした進捗となりそう。
でもなんとか入梅前にはクリアコートも含めた塗装工程は終らせたいところです。

McLAREN M26_8

雨水・次候・霞始靆「かすみ はじめてたなびく・霞がたなびき始める」
2月はやはり「逃げる」のようですね。
 
久方ぶりのM26更新、一度立ち止まると再起動は本当に大変…
シートベルトですが今回は付属のエッチングパーツでなくZモデルのパーツを使う事に。
(ブースの設置やら片付けが伴うエアブラシ作業が億劫なので…)
ベルト布地は透け感と解れ防止のためにブルーのアクリル塗料(シタデルカラー)を希釈し布目に染み込ませておきます。
 
 
リアセクションにはスタビとショックユニットを取付。
スタビのリンク、ショックのスプリング等々を金属線で置換えると見栄えがグッと向上するかと思いますが、この辺に手を出すと永遠に完成しそうもないのでスルーします。
とにかく今回は「完成させる事」を最優先で進める事に。
 
 
フロントサスのアッパーアームも今さらながら仮組。
塗膜のクリアランスを考えて無かったので案の定キツキツな状態。
黒系のパーツの質感の違いを塗装で上手く表現できるようになりたいものです。
 
 
メータパネルにはメッキ線を丸めたリングを追加。
資料を見たりするとタコメーター以外のリングはブラックのようですね。
 
在庫や仕掛品を整理するまでは43キットを調達するのはなるべく控えているのですが、SilverLineで発売予定のモデルはかなりのストライク!!
MFHのPorsche 908/03sも気になりますが、こちらは自分のスキルでの製作は厳しそうな予感がします。

McLAREN M26_7

立春・初候・東風解凍「とうふう こおりをとく・東風が厚い氷を解かし始める」
三寒四温で花粉到来、自分には辛い季節がやってきます。
それにしても元旦以降、時間の流れが本当に「行く」「逃げる」「去る」であります。
 
126CKの次はこれまた長期お手付き状態になってるMcLaren M26を再起動する事に。
 
 
2年ほど間が空いてしまったので先ずは進捗具合を画像アーカイヴやblog記事を見返して確認。
 
 
本棚を漁って資料をサルベージしたり、足りないマテリアルなどを補充したり等々準備。
 
 
因みにF1 MODELINGの左側はKönemannから発行されたMcLAREN FORMULA 1
1966から1999までのMcLaren F1の活動をまとめたハードカバーの大型本。
模型製作のに役立ちそうなディテールの写真もそこそこ掲載されてます。
 
 
取り合えずリアショックユニットやスタビリンクを取付けてリアセクションの完成を目指す事にします。

Ferrari 126CK_Fin.

大寒・末候・鶏始乳「にわとり はじめてとやにつく・鶏が卵を産み始める」
春本番のような気温の月末月曜日、なんか調子が狂いそうです。
 
tameo 126CKの製作記も本記事をもって最終回。
Ferrari 126CK
FERRARI 126 CK Monaco G.P. 1981 Gilles Villeneuve (tameo kits TMK391)
 
 
Ferrari 126CK
開始から6年ほど掛かってしまいましたが、取り合えず終了。

今回は自分の勘違いから車高設定をしくじってしまったようで低くし過ぎました。
サイドパネルの下端を黒で塗っているのは隙間に見えるようにという悪あがきです。
キットは下手に弄らなければベースとスカートの間にちゃんと1mmくらいの隙間ができる設定。
1981年のF1レギュレーションを考慮すると地面ペタペタより隙間が見える方が自然に思えますね。
 
 
Ferrari 126CK
それと気になるのはポリッシュしたホワイトメタル製のフロントウイングに貼ったデカールの透明フィルムが光線の具合によっては汚く浮かび上がってくる事。
できる限りフィルムをトリミングしたのですがやはり気になります。
(自然光ではほとんど判別出来ないのですが蛍光灯だと顕著です。)
 
 
Ferrari 126CK
手前は2017年のtameo、奥は1997年のwave製のレジンキット
時を経て製作方法はかなり違っていますが、詰めが甘いのは相も変わらず。

今回のリベンジはこちらのキットでそのうちに。(こっちもかなり手強そうです。)

他の画像もFlickrのフォトギャラリー(album:1/43 Formula car)にupしています。
お暇な時にでも覗いてみてください。

Ferrari 126CK_7

大寒・次候・水沢腹堅「さわみず こおりつめる・沢に氷が厚く張りつめる」
寒中お見舞い申し上げます。
 
2011年1月に製作を開始したTameoの126CKがやっと完成しました。
 
 
少ないパーツながらコクピットやエンジン周りも程よく再現され、組立てやすい良キットです。
 
 
長年放置していた宿題を終らせる事が出来てホッとしています。
でもまだ2台残ってる…