Tyrrell 002_8

立夏・末候・竹笋生
まるで梅雨時のような天気の火曜日、高湿度は堪えます。

静岡ホビーショー、いくつかの記事を拝見しました。
今年も盛況だった様でなによりであります。

新製品関しては30年の時を経てTA64のプラキットが出るなんて吃驚!
個人的にはすごく嬉しいですが、今後のクルマ模型カテゴリーの事を想うと一寸戸惑いも。
話題のDD51にも強く魅かれましたがこちらはさすがにあのサイズでは… ボックスも大きそうだし… 
でも、EF58の青大将かお召しがでたら密かにイヤッホーするかも、万世橋の交通博物館にあったようなミュージアムモデル風に仕上げるなんて妄想も膨らみます。
 
 
002は小間物の塗装を進めます。 
R0011352各種銀色をエアブラシでペイント。
この時期のモデルとしてもTyrrell 002はのシルバー系のパーツが多いですね。
外装パーツ以外の八割方を銀色に塗っている印象。
 
 
R0011361主に使用した塗料はこちら。
左から順番に吹き付け、ハンドピースの清掃も気を使わなくて良いのでラクチン。
 
 
R0011329まずはクレオスのメッキシルバーnext
拡大して見るとまだ塗料がしっかり乗っていない箇所がわかりますね… あとで塗り足しましょう。
今回使った塗料の中では所謂「メッキ感」は一番強いかも。
ロールフープやファンネルなどここ一番の輝きが欲しいパーツに使うことにしてます。
 
 
R0011344最近発売されたばかりのガイアノーツのプレミアムメッキシルバー
こちらはクレオスよりも下地色の影響が出やすいようで若干暗めの仕上がりような気がします。
スチールのブレーキローターなんかに合いそうなカラー、モノコック、バイクのフレームとかにも良さそう。
これ以上塗料を乗せるとポリッシュしたステンレスみたいな感じになりそう。
メッキシルバーnextはアルコール系の塗料なのに対しこちらはラッカー系、確かに塗面はメッキシルバーnextよりも強そうな感じがします。
メーカーHPの製品説明によると水性塗料によるクリアコート可とのこと、上手く塗ればラッカー系クリアでもコートできるとも記載がありました。
 
 
R0011349クレオスのクロームシルバー
「メッキ感」とはまたちがった白っぽい明るめの金属色になります。
メッキシルバーnextよりは塗装後の扱いが比較的容易なので多用してます。
 
 
R0011333ガイアノーツのスターブライトシルバー
今回は見事に失敗してますが、上手く塗るとギラッとしたラメっぽいメタリック感が出ます。
ただ大きめなパーツや広い面に使うのは難しいように感じます。
 
 
R0011343あとはガイアノーツのスターブライトジュラルミンやアイアンなどを使って小物を塗装
一昔前までの定番色、クレオスの8番もフロントラジエーターの塗装に使ってます。
あらためて見ると落ち着いていて中々良い感じの色。

後は組立ながらスモークやセピア系の塗料でスミ入れしていけばそれなりに見えるようになるかも。

Tyrrell 002_7

立夏・次候・蚯蚓出
台風の影響か荒れ模様のお天気。
大事にならないといいのですが…
 
R0011305約半年振りにエアブラシ塗装。
なんか成型色に戻っただけのようで地味な絵面ですけどしょうがない。
ブラシ塗装はブースの準備や片付け等々いろいろと面倒くさいです。
 
 
R0011277ボディカラーは10年以上前に買ったフィニッシャーズのピュアブルーを使用。
物持ちが良い所為か、まだビンに半分程残ってます…
うーん、この時期のティレルなら、もう少し紺色方向の色の方が良かったかもですね。
タミヤのカラースプレーTS-15の印象が強いのかも。
まあ、デカールを貼ってクリアコートをするとまた違って見えるかもしれません。

ティレルのブルーは、オリジナルカラー、ファーストナショナル・シティバンク時代、キャンディカラー、EPSON時代、どれも同じような色なのですが本当のところはどうなのでしょう?

Tyrrell 002_6

立夏・初候・蛙始鳴
今週はなぜか鼻炎がぶり返してテンション大幅ダウン…

R0011258カウルパーツにも軽くサフ吹きをして様子をみてみます。
概ね良さそうな感じですが細かなやすり傷が幾つか浮かんできました。

 
R0011265表面がサフに覆われているうちにリベット表現などのディテールをアップで。
結構強めのモールドでビッシリと並ぶリベットが印象的。
それにひきかえ控えめな表現のキャップ、ここは別パーツが嬉しかったのですがカウルとのクリアランスが厳しいかもしれません。
 

R0011262デカールを貼る時はしっかりと密着させないととクリアコート時にトラブルになりそうです。
あと研ぎ出し時も要注意、自分は結構失敗してます。

Tyrrell 002_5

今夜は十六夜 月齢 15.71・月相 14.31・輝面比 99.9%
ほとんど満月のきれいなお月さまです。

サフ吹きは小物からスタート。
R0011254気になっていたインダクションポットの取付具合も良い感じ、カッコイイです。
EBBROのDFVですが予め箱型に一体成型されておりエンジンブロックの前後方向の歪みが出難くなっています。
さらに補機類も一体成型になっていて従来のF1キットよりも組み立てやすくディテールも十分です。
 
 
R0011232他社の1/20スケールDFVと記念撮影。
左手前からEBBRO Tyrrell 002 British GP 1971、奥にハセガワ LOTUS 79 “1978 GERMAN GP WINNER、右はタミヤ McLaren M23 1976。
発売時期やモデルの年代も異なるのでなんとも言えないのですがサイズが微妙に違っています。

ディテール表現に関しても三者三様で見ていて楽しいです。
EBBROはどことなくテナリブ風味、自分はモデルの時代感にマッチしているように思えますがどうでしょう。
 
 
R0011228ヘッドカバーの比較
ハセガワと比較するとやっぱりFORDロゴのモールドが控えめ、銀の色差しにちょっと苦労しそうです。

ボディパーツはサフが切れたので調達まで先送り。
スプレー缶をベランダで使っているので風や湿気などの影響を受けやすいのが辛いところです。

Tyrrell 002_4

穀雨・末候・牡丹華
今日から5月、街も休み前でどこかざわつき気味。

002はこの休みを利用して大物の塗装までは終らせたいところですが。

キットはデカールでシートベルトを再現するようになっているのですが、このスケールのディテールとしてはちょっと寂しい気がします。
かといって無視するのもSir John Young “Jackie” Stewartに怒られそうなので、他社パーツの流用を考えます。
 
R0011213ネットの画像や1/12モデルのインストなどを参考にしてシートパーツにベルトホールを穿つことにします。
面倒ですがマスキングテープを利用して穴のサイズ、位置を調整していきます。
 
 
R0011216ホールの両端に1.1mmのドリルで穴を開けてからデザインナイフとヤスリで形状を整えていきます。
CDを聞きながら1時間ほど作業して6点式のベルトホールが完成。
カタチが歪だったり位置が微妙な気もしますがご勘弁を… それにしてもP34のような「軽め穴地獄シート」じゃなくて良かったです。

シートベルトはタミヤのディテールアップパーツを使う予定、お手ごろ価格でエッチングにはサービスパーツとしてカウルファスナーも付いています。
でもベルトの質感がビニール風でちょっと残念。

次はサフを掛けて様子を見て見ます。

Tyrrell 002_3

穀雨・次候・霜止出苗
日中は半袖でも過ごせそうな日本晴れの月曜日。
 
ボディパーツの整形に手を付けます。
R0011162翼端板の厚みが気になったので薄く見えるようにサンディング。
プラ板等で作り替えた方がスマートなやり方なのでしょうが、今回はキットパーツを利用。
 
 
R0011208リアウイングを仮組して見ました。
翼端板加工の効果はこの画像ではちょっと解り難いですね。
大型でゴツ目のデザイン、このウイングをあの華奢なステーで支えていたのに吃驚。
それとデカール貼りやその後の研ぎ出しを考えるとリベットのモールドがちょっと気になります。
 
 
R0011190モノコックはこんな感じになります。
コンパクトで如何にもTyrrellデザインというかガードナー風味の車体です。
こちらもリベットがビッシリ、また側面の下部に向かっての回り込みボリュームも良い感じ。
 
 
R0011201カウルを組み付け、合いも良さそうで一安心、
ところどころにP34や008などの後継Tyrrellと共通のモチーフが見えるような気がします。

今回は仕様をスチュアートにするかセベールかはちょっと検討中… 
ウインドスクリーンの形状やウイングについた識別用カラーのアクセントといったポイントではセベール仕様が好みですが、ネームバリューや豪華ミラステーパーツのジャッキー仕様も捨てがたいところです。

Tyrrell 002_2

今日の東京は初夏のような陽気、場所によっては冷房が入ってました。

Tyrrell 002、まずはパーツの切り出しから。
R0011180何か焼き魚を食べた後みたい…
キットではサスアーム、ロールフープ、エンジンのファンネル等はメッキパーツで用意されていますが、少々パーティングラインやピン跡が目立つので剥離して整形する事にします。
メッキ自体は漂白剤で剥離できるのですが、その下のプライマーがラッカー系溶剤でも落ちてくれません… 水性ウレタン系なのかしら。

アーム類は金属線に置換えてみるのも良いかもしれませんが、重症の未完成病を患っている自分にはあまりにも無謀。
 
 
R0011184新しいキットだけあって、DFVのヘッドカバーはFORDのロゴも含め精密なモールドが施されてます。
寧ろ繊細過ぎてロゴが上手く塗れるか少々心配、全体にラッカーのシルバーを塗ってからエナメルのフラットブラック掛けて、ロゴ部分をエナメル溶剤で拭取りといった方法を試してみるのも一考。
 
 
R0011185とりあえず全て部品をランナーから切り離しました。
合理的なパーツ割りの所為か部品数は昔のタミヤの1/20に較べて少なめな感じがします。

次は各パーツの整形とボディカウルのフィッティングの予定。

Tyrrell 002_1

穀雨・初候・葭始生、今日の東京は春の嵐。

4月も半ば過ぎ、なんてこった…
このところ更新が滞りがちで申し訳ないです。
昨年末から続いていたドタバタから何とか抜け出せそうな雰囲気なってきました。

今回からトボトボと模型づくりをリスタートさせようかと思っております。

まずは手先のリハビリとして1/20スケールのプラモデルを弄ってみる事に。

R0011166今回は、先日ご紹介したEBBROのTyrrell 002を各パーツの組立、塗装、デカールのクリアコートまで進めてみる事にします。
キットはTyrrell 002と銘打たれ、フランソワ·セベール仕様となっていますが、シャシーナンバー003のジャッキー·スチュアート仕様にも出来るようにデカール、パーツ等がそれぞれ用意されてます。
手前が002、奥が003のコクピットカウル、ドライビングスタイルや身長差に起因するのかバックミラーの取付け方法やウインドスクリーンの形状等に違いがあります。
 
 
R0011172スチュアート用のミラーステーは金属製の組立済みパーツが付属。
1/20としても線材の経が少々太めかもしれませんが、自作するとなるとそれはそれで面倒なパーツなのでありがたいところです。
因にこちらのミラーステイですがパーツ請求をすると全パーツの中で一番高価。
 
 
R0011178タイヤにはブルーストリークのリボンとメーカーロゴが印刷済み!これは高ポイントです。
材質はゴムというよりもビニールような感じで少々テカリ気味、lotus72Cではちょっと問題ありといわれた形状は大丈夫そうです。
トレッド面のテカリはペーパー等で軽く磨けば落ち着きそう。

なかなか豪華な内容のキットで嬉しくなってきます。

次は各パーツの切り離しと整形の予定。