台風がらみの雨風も午後に入る頃には収まり、雲間から青空も。
そろそろ梅雨明けも近いかもしれません。
と書いてる間に次の台風が…
4月の後半からスタートしたTyrrell 002の製作記も今回の完成品画像アップをもってフィニッシュです。

久しぶりの1/20スケールF1プラモデル、初めて作るメーカーとあって最初はどうなるかちょっと不安ところもありましたが、さすがに最新のキットだけあってストレスもなく楽しく製作を進める事が出来ました。
予定では2ヶ月くらいでサクッと仕上げるつもりでしたがダラダラと作っていたら一ヶ月オーバー、なんか年々手が遅くなっている様な気がします。

モノコックの表現がタミヤ1/12よりもボリューミー、全体のフォルムは比較するとワイド&ロー気味。
贔屓目ですがExotoの1/18完成品ミニカーよりもこのキットのほうが実車に近い感じでデフォルメも効いてカッコよく見えます。
ブルーストリーク付きのグッドイヤータイヤも良い感じです。
このマシーンは自分にとってエバーグリーンアイテムのひとつ。
カウルのブルー塗装はグレーを足すか何かして色味をもう一工夫した方が良かったかも。

中身のディテールも自分的にはこれで十分。
今回はメーター廻りやエンジン部分にパイピングを追加したくらいです。
これ以上となるとパイプやロッドを金属線に置換え、モノコックにアルミ板貼込とかですかね。
T2Mやアドラーズネストなどの金属挽物を使うのも効果的かと思います。

カウル類を取っ払って見ると、ちょっと大きめなレーシングカートに見えてきます。
でもエンジンはV8の3000cc、乗り物としてはかなりヤバいものです。
そのヤバさが醸し出す何とも言えない雰囲気がこの時代のマシーンが持つ魅力のひとつでもあるのですが…
その他の画像もFlickrのアルバム(Tyrrell 002 1971)にアップしています。
良かったらちょっと覗いて見てください。
それにしても、もう一寸上手く撮れるようになりたいものです。
三連休は道具類を一旦片付けて次作の準備をします。
オイルクーラーにパイピングを施します。
ゴールドで塗ってからホースを付けてみるとこんな具合に。
オイルキャッチタンクはパーツ整形のじゃまになる固定用ベルト等のモールドを削り落とします。
削り落としたモールドをアルミ板、ジャンクパーツ等から適当に再現。
パーツをまとめて完成。
今回は珍しくエアバルブを追加。
やっとカウル関連以外のパーツが全て取りつきました。
基本的には高精度で組みやすいキットなのですが、久々の1/20スケールの製作とあってほとんど手を入れていないのに結構時間がかかりました。
素組でも十分なディテールというのが本キットに対する今回の感想。
組み上がった各ユニットを合体させていきます。
ミッションが固定されたらラジアスロッドを取付け。
前後まで一体成型されたラジエーターパイプの取付けはちょっと知恵の輪的なかんじです。
かなり時間が掛かりましたがやっとここまで来ました。
モノコック右側のシフトレバーの取付け場所ですが、なにかオートマのシフト基部みたいなのでちょっと弄ってみます。
そのまま穴を開けただけでは少し厚みが感じられるのでモノコック裏側がらリューターで削って薄板に見えるように加工。
調子にのってシフトレバーにも余計な工作を。
今回はシフトノブがガングリップ風?の形状なので見本を見ながらカッターナイフなどで削っていきます。
おおまかな形が出来たら紙やすり等で調整していきます。
金属線の経を変えたりしながら何個か作って作業は終了。
ステイン代わりに薄めたエナメル塗料のブラックを染み込ませてからクリアーオレンジを塗れば大体完成。
メーターパネルと合わせて仮組。
フロント廻りが組み上がりました。
Z状のラジエータのガードバーを洋白線で置換え。
バタバタと組み上げたEBBROのDFV、モデルなったエンジンの時代やキットの生産時期も違うので当然なのですがタミヤ1/20とはまた違った趣のある感じです。
今回はプラグコードと燃料パイプを追加しただけの基本素組です。
あー、吸気トランペットがちゃんと整列していないがバレバレですね。
素材が良いのでインジェクターを金属線などで置換えたり、イグニッションボックスに配線を追加したり、T2Mやアドラーズネストなどの金属挽物をなどを使ってさらなるディテールアップを狙うのも有りかもです。
ミッション周辺も組み上げ完了。
やっとモノコックに手を付けます。
タミヤ1/12では表現しきれなかった、ワイドでグラマラスな形状を良く再現していると思います。
ペダルユニットはブレーキ、クラッチにはピストンバーまでパーツが用意されているのですが、アクセルはフロアパーツにただ取付けるだけ。
メーターパネルは切り飛ばしたスイッチ類を金属線など使って再現。
DFVもパーツをまとめていきます。