白露・末候・玄鳥去「げんちょう さる・燕が南へ帰って行く」
今夜は十五夜前の待宵の月、白く涼しげな光が綺麗。
騒動が落ち着いたら何処かお月見に出掛けたいですね。
とりあえずは明晩の供物に栗 葡萄 衣かつぎを準備です。
いくつか未装着部品もありますがパワートレインが大体完成しました。
エンジンスペックは空冷4ストローク 998cc (60.9cuin) 50°OHV V-twin 55bhp (41kW) @5,500 rpm
やはり塗装とは違った質感がありますね。
重量感もバッチリです。(ジッサイスゴクオモタイ、文鎮級デアル)
オイルタンク兼センターフレームと結合、これでシーズン1の目標達成です。
ヤッタネ!
当初とは予定変更してここで中断せずにキリが良いところまで製作を続ける事にします。
ちょうど気候も塗装に適した頃合いになってきましたからね。
まずは塗装するパーツの下地処理と「赤」の色加減を決める作業からです。
消防や郵便に見えない赤いバイク、結構悩ましい…
VINCENT“White Shadow”_02
処暑・次候・天地始粛「てんち はじめてしゅくす・ようやく暑さが鎮まる」
今日から九月、長月、September、スイッチが入ったかの様に涼やかな水曜日。
からし色のシャツは持っていませんがメモ帳のカバーはからし色に衣替えです。
シリンダーヘッド
メタルの塊をチマチマと仕上げていきます。
フィンの奥まった部分を削る薄刃のヤスリが欲しくなります。
フロントスプロケット
パーツ毎に仕上げ具合を変えてみたりするのも面白い。
キャブレター
リアフレーム
当初はオイルタンクを含めたエンンジン周りのみの製作予定でしたが塗装の段取を考慮し赤で塗るパーツを重点的に進めていくことにします。
ブレーキパーツ
こちらもドラムが赤になります。
それにしてもステンレスのエッチングパーツが硬くて整形に一苦労…
VINCENT“White Shadow”_01
立秋・初候・涼風至「りょうふう いたる・涼しい風が立ち始める」
残暑お見舞い申し上げます
夏休みの工作2021
停滞気味の模型製作、気分転換に1/9スケールのオートバイを弄ってみることに。
まずはエンジンからスタート。
MADE IN ENGLAND VINCENT
主だったパーツはメタル生地を生かした無塗装仕上げの予定。
シリンダーフィンのパーツは前後で20枚
傾きや曲がりををチマチマと修正。
ヘッドパーツはメタルの塊
これまた整形に手間が掛かりそう。
とりあえず仮組み
998cc, 50°V-twin
今夏はエンジンの完成とフレームへの組み付けチェックまでが目標
それにしてもこの段階でかなりの重量、完成時がちょっとオソロシイ…
0808
Ferrari F187_02
芒種・初候・螳螂生「とうろう しょうず・螳螂(かまきり)が生まれ出る」
カマキリの孵化シーンはちょっとトラウマがあります。
Ferrari F187の進捗をポチポチ
久しぶりにポリパテを使いましたがやはり臭いが強烈…
リビングルームモデラーの自分には厳しいツールです。
1回目のサーフェイサーを塗布
今回カウル類には造形村(ボークス)のグレーサフを使用、ラッカーですが付着性と肉持ちが良好なサフです。
ただこれまた臭いがキツイ… それと入手性、コスト等を勘案するとやっぱりタミヤの方が使いやすいかな。
燃料タンク上部のパイピングはスペース的に難しそうですね。
まずは小物類の塗装からスタート
黒系、金属系、コート用のクリア類を適当に見繕います。
第一弾の塗装終了
次はクリアー系で色調と艶具合の調整です。
Ferrari F187_01
立夏・初候・蛙始鳴「かえる はじめてなく・蛙が鳴き始める」
新茶の便りと静岡ホビーショーの話題が聞こえてくるとそれが夏の始まり、そしてそろそろ梅雨支度。
前回に引続きMFHの1/43スケールキットを製作していきます。
TYPE35と同様にとにかく完成優先であまり手間をかけずにササっと仕上げる予定です。
手持ちのフェラーリターボ達と記念撮影、やっぱり80年代のフォーミュラーカーは良い。
1/43scale Multi-Material Kit : F187 / F187/88C
K774 – Ver.A : 1987 Rd.15 Japanese GP #27 Michele Alboreto / #28 Gerhard Berger
1987年の日本グランプリに於いてホンダとフジテレビに冷水を浴びせた印象深い一台。
本キットはエンジンカウル、サイドカウルに加えノーズカウルも取り外しができる仕様です。
マスターシリンダー、ABCペダルもちゃんとパーツ化されています。
カウル取付ピンのサイズ、取付位置を変更してポロリ防止処置を施してみましたがどうでしょう。
アドバイスされたマグネットの活用に関しては今後の検討課題。
マスターシリンダーは乳白系樹脂のプリントパーツにしてもらえるとうれしいなあ。
(半透明系の塗装が苦手なのです…)
タイヤ&ホイール、アルミ挽物のリムは極薄で超軽量、変形が怖いので取扱注意。
タイヤは表面の荒れや気泡が有ったりでMFHにしては今ひとつな感じですね。
それでもメーカーレター印刷済はものぐさモデラーの自分とってはありがたいサービス。
粗方のパーツ確認が済んだので仮組シークエンスへと進みます。
フルディテールタイプのキットでは重要な工程。
1.5L V6 ツインターボエンジン本体はコンパクトですが周辺機器がミッシリ!
配管のフィッティングは成り行きで調整。
カウルのフィッティングも現時点では及第点。
タイヤを取付けて最低地上高も確認、車高スペーサーの厚みは1.0mm+といった感じです。
仮組みを解き、パーツを洗浄して塗装の準備。
カウル類に先行して内部機器から進めることにします。
今回は黒系カラーと艶具合の使い分けがポイントでしょうか。
Bugatti Type 35_Fin.
清明・次候・鴻雁北「こうがん きたす・雁が北へ渡って行く」
良いお天気に缶ビールとシウマイ弁当そして食後は本を読みながらウトウト…
休日の過ごし方としては上等な部類かと思う今日この頃。
Bugatti Type 35 : 1930 Monaco GP Winner #22 René Dreyfus (MFH K763 Ver.A)
2020年の暮れに発売されたモデルファクトリーヒロのホワイトメタルキットです。
今年の正月休みの頃からスタートして約三ヶ月でゴールできました。
自分のフルディテールキット製作期間としては上出来ですね。
今回はシングルシート仕様でトノカバーが着いた22号車を選択、トノカバーの色と質感が良いアクセントになったと思っています。
エンジン等の機器類もよく再現されています。
ただ完成後は見えなくなるパーツもいくつかありますが…
ホワイトメタルとPEを組み合わせたホイールと精密なトレッドパーターンのタイヤも素晴らしい。
この二つのパーツがしっかりしているキットは「良いキット」の絶対条件かと思うのです。
金属、革、ウッド、ゴム等の様々な素材の塗装表現に関しては引き続きの“検討課題”です。
戦前のGPレーサー制作は初体験でしたが最新キットのおかげで楽しく作業できました。
「戦前型」なかなか魅力的で興味深いカテゴリーですね。
近々発売される1/12のアルファP2、こちらの1/43バージョンがでてきたらポチる可能性大です。
TYPE 35、他の画像もFlickrにUPしております。
お暇な時にでも覗いてやってください。
Bugatti Type 35_11
春分・末候・雷乃発声「らい すなわちこえをはっす・遠くで雷の音がし始める」
四月一日新年度、青葉萌え始め、冬物のコートをクリーニングに出し、万年筆のインク色を変える。
相変わらず落ち着かない世相ではありますが季節は巡るであります。
ブレーキハブを取り付けて足回りが組み上がり。
アスクルとハブの接着、ちょっと厄介な作業でした。
接着剤の量に注意です。
ブレーキワイヤーはリア0.25mm、フロント0.20mmの洋白線を使用してます。
リアはレバーと一体のエッチングパーツが用意されていましたが折ってしまったので置き換え。
ただ別体にして取付位置のバッファを取りやすくした方が結果的には組み易いかもです。
1/43スケールワイヤーの素材、表現方法に関しては今後の検討課題。
ラジアスロッドは0.4mm洋白線を使いましたがちょっと華奢すぎる感じですね。
ここは0.5mmもしくは0.6mmアルミパイプを加工したもので良かったかも。
これで車体の組み立てはほぼ完了。
あとはウインドシールド等の小物を取り付けタイヤを履かせたら完成です♪