Ferrari 126CK(1/12)_04

立春・初候・東風解凍「とうふう こおりをとく・東風が厚い氷を解かし始める」
花粉症もシーズンインしたようで日々ヨレヨタボンヤリと過ごしております。
余寒厳しき折、皆様どうぞお体を大切にお過ごしください。
 
 
モノコック、エンジン、ギアボックスを仮組みして繋いでみました。
 
 
小さな1.5L V6エンジンブロックと巨大な燃料タンクが印象的。
作業スペースは400mm×200mmくらい必要ですね。流石にデカイ!
 
 
このエンジンとモノコックとの隙間に吸気系機器がみっちりと組み込まれます。
各種パイプの取り回しに七転八倒する姿が今から容易に想像できます。
 
 
次工程はエンジン各部の塗装プランとモノコックの仕上げ具合をある程度決めてプライマー処理。
あとは思いつきで小物類を弄るといった感じですかね。
 
 

Ferrari 126CK(1/12)_03

大寒・次候・水沢腹堅「さわみず こおりつめる・沢に氷が厚く張りつめる」
寒烏賊のお造り、むつの煮付け、寒蜆の赤だし…
来年の冬こそはあちこちに出かけ美味しいものを沢山いただきたいものです。
 
 
内部パーツの整理が大体終わりました。
§1 モノコック、ABCペダル、マスターシリンダー
 
 
§2 フロントサス周辺
 
 
§3 コクピット、燃料タンク
 
 
§4 エンジン本体
 
 
§5 エンジンマウント周辺
 
 
§6 ギアボックス、リアサス
 
 
§7 ギアボックス補機他
 
 
§8 ラジエーター、オイルクーラー
 
 
§9 インタークーラー

さてさて、どこまで進めるかはまだ未定ですがモノコックとエンジン本体くらいは纏めておきたいところであります。
 
 

Ferrari 126CK(1/12)_02

小寒・末候・雉始鳴「きじ はじめてなく・雄の雉が鳴き始める」
冬深しではありますが日脚の伸びを感じられるようになった昨日今日であります。
 
 
まずは全ての基準となるモノコックの組立からスタート。
 
 
スポンジやすり等で軽く磨いてから仮組みしてみました。
燃料タンクの丈詰めに手間取りましたが嵌合は概ね良好。
 
 
タイロッド出口部分の造形が左右非対称なのが面白いですね。

1/12スケール、それも金属素材で126CKモノコックの模型を入手出来た事、1981年の自分に知らせてやりたい。
 
 
パネルの光沢感、リベット表現等は適宜調整していきます。
 
 
この年のマクラレーンMP4/1からモノコック素材にカーボンファイバーが本格的に使用されるようになりますがアルミ独特の佇まいも良いものです。
ただこの時期のモノコックデザイン、ドライバーのフットスペースを見ると背中がソワソワしてきます。
 
次はエンジンブロック、ギアボックスのパーツ群を下処理する予定です。

Ferrari 126CK(1/12)_01

小寒・次候・水泉動「すいせん うごく・地中で凍った泉が動き始める」
寒中お見舞い申し上げます。
休み明けは冷たい雨からスタート、温かいもの、暖かい場所が愛しい時節であります。
 
 
1/12scale Fulldetail Kit:126CK 1981 Rd.6 Monaco GP #27 Gilles Villeneuve/#28 Didier Pironi
今年の模型作りはこちらのキットでスタートします。(初回登場記事はこちら
 
 
My most favorite Ferrari、1981年のモナコをカッ飛んでいた赤い跳ね馬
 
Type 35、White Shadowに続くMFH三連投ですが偶然です。
 
 
まずは大量にあるパーツを工程ごとに整理。
 
 
丸一日かけて全パーツのチェック完了。
作業は掛り切りといった感じではなく気が向いた時にブロック毎ボチボチと進める感じになるかと思います。
 
 
キットの赤いパッケージはちょっと目立ちすぎるので地味な物にリパック、サイズもコンパクトになりました。
 
 
高カロリー且つボリューミーなモノはココロ、アタマ、カラダが働くうちにです。
 
 
 

VINCENT“White Shadow”_Fin.

小寒・初候・芹乃栄「せり すなわちさかう・芹がよく生育する」
 
 
VINCENT “White Shadow”
VINCENT(Late Type)“White Shadow” Model Factory Hiro 1/9 scale Kit K622-Ver.B
 
 
VINCENT “White Shadow”
夏休みから冬休みまでの約5ヶ月を経てどうにかこうにか形になりました。
 
 
VINCENT “White Shadow”
1/9バイクモデルを組むのは30年以上前のプロター・ノートンマンクス以来なのですごく久々。
改めて感じたのは工作を楽しむには絶妙なスケールという事。
 
 
VINCENT “White Shadow”
本キットは大部分のパーツがホワイトメタルで構成されているためかなりの重量あります。(完成重量約650g)
完成後は倒すとスッテプ、ハンドルがひしゃげてレバーが折れる恐れがあるので要注意です。
 
 
VINCENT “White Shadow”
MFHの1/9バイクキット、高価でおいそれと手は出せませんが他キットにも挑戦してみたいですね。
また今回もMFHのユーザサポートには感謝です。

完成時を含めこれまでの画像をFlickrアルバムにまとめてあります。
お時間がありましたら見てやってください。
 
 

January 1 2022

冬至・末候・雪下出麦「せつか むぎをいだす・雪の下で麦が芽を出す」

今年もよろしくお願いいたします。

Mukavaa talvipäivää !


穏やかな冬でありますように。

VINCENT“White Shadow”_06

冬至・初候・乃東生「ないとう しょうず・夏枯草が芽を出す」
今年も押し詰まってまいりました。
あれこれを片付け、あれやこれやを買い揃えたりとそれなりに忙しくし過ごしております。
 
 
前回から一ヶ月以上経過してしまいましたがこの間の進捗をザックリと記しておきます。
リアフレーム組立、ホワイトメタル無垢のフェンダー取付に少々梃子摺りました。
複数あるステーとの位置調整が面倒です。

塗装されたメタルパーツはプラやレジンとは違った風合いがありますね。
今回はハンブロール・エナメルの筆塗りをイメージしてコッテリ気味に仕上げてみました。
 
 
ここからはスチレンボードを利用したベース上で作業していきます。
パワーユニットとリアフレームを接続、こうなると俄然バイクの模型らしくなってきます。
この時点でテンションUPです。
 
 
無事に後輪が付きました。
チェーンはあまり弄っているとホワイトメタル製のロラーピンが変形し全体が伸びてくるので手早く始末するのがポイント。
 
 
リアフェンダー全体と燃料タンクのフィッティングを確認。
 
 
フロントフォーク周辺の組立へ
 
 
こちらもフェンダーの取付に苦戦しました。
予め前後ステーの形状を整えておかないとキレイに収まらないです。
 
 
クリアコートを一ヶ月ほど乾かした燃料タンクも軽く磨き上げておきました。
燃料コックのディテールが良い感じです。
 
 
先に燃料タンクを取り付けパイピングも施しておきます。
 
 
フロントフォーク、前輪、ブレーキ関係のパーツを組み付け。
これで前後輪が付いたバイクの形態になりました。

残りはエクゾーストシステム、ペダル類、ハンドル周り、サドル、保安部品系のあれこれといった感じです。
当初はクリスマス前の完成を目論んでおりましたが厳しい状況です。
それでもなんとか今年中に… という事でもうちょっと踠いてみますか。