Tyrrell 002_4

穀雨・末候・牡丹華
今日から5月、街も休み前でどこかざわつき気味。

002はこの休みを利用して大物の塗装までは終らせたいところですが。

キットはデカールでシートベルトを再現するようになっているのですが、このスケールのディテールとしてはちょっと寂しい気がします。
かといって無視するのもSir John Young “Jackie” Stewartに怒られそうなので、他社パーツの流用を考えます。
 
R0011213ネットの画像や1/12モデルのインストなどを参考にしてシートパーツにベルトホールを穿つことにします。
面倒ですがマスキングテープを利用して穴のサイズ、位置を調整していきます。
 
 
R0011216ホールの両端に1.1mmのドリルで穴を開けてからデザインナイフとヤスリで形状を整えていきます。
CDを聞きながら1時間ほど作業して6点式のベルトホールが完成。
カタチが歪だったり位置が微妙な気もしますがご勘弁を… それにしてもP34のような「軽め穴地獄シート」じゃなくて良かったです。

シートベルトはタミヤのディテールアップパーツを使う予定、お手ごろ価格でエッチングにはサービスパーツとしてカウルファスナーも付いています。
でもベルトの質感がビニール風でちょっと残念。

次はサフを掛けて様子を見て見ます。

Tyrrell 002_3

穀雨・次候・霜止出苗
日中は半袖でも過ごせそうな日本晴れの月曜日。
 
ボディパーツの整形に手を付けます。
R0011162翼端板の厚みが気になったので薄く見えるようにサンディング。
プラ板等で作り替えた方がスマートなやり方なのでしょうが、今回はキットパーツを利用。
 
 
R0011208リアウイングを仮組して見ました。
翼端板加工の効果はこの画像ではちょっと解り難いですね。
大型でゴツ目のデザイン、このウイングをあの華奢なステーで支えていたのに吃驚。
それとデカール貼りやその後の研ぎ出しを考えるとリベットのモールドがちょっと気になります。
 
 
R0011190モノコックはこんな感じになります。
コンパクトで如何にもTyrrellデザインというかガードナー風味の車体です。
こちらもリベットがビッシリ、また側面の下部に向かっての回り込みボリュームも良い感じ。
 
 
R0011201カウルを組み付け、合いも良さそうで一安心、
ところどころにP34や008などの後継Tyrrellと共通のモチーフが見えるような気がします。

今回は仕様をスチュアートにするかセベールかはちょっと検討中… 
ウインドスクリーンの形状やウイングについた識別用カラーのアクセントといったポイントではセベール仕様が好みですが、ネームバリューや豪華ミラステーパーツのジャッキー仕様も捨てがたいところです。

Tyrrell 002_2

今日の東京は初夏のような陽気、場所によっては冷房が入ってました。

Tyrrell 002、まずはパーツの切り出しから。
R0011180何か焼き魚を食べた後みたい…
キットではサスアーム、ロールフープ、エンジンのファンネル等はメッキパーツで用意されていますが、少々パーティングラインやピン跡が目立つので剥離して整形する事にします。
メッキ自体は漂白剤で剥離できるのですが、その下のプライマーがラッカー系溶剤でも落ちてくれません… 水性ウレタン系なのかしら。

アーム類は金属線に置換えてみるのも良いかもしれませんが、重症の未完成病を患っている自分にはあまりにも無謀。
 
 
R0011184新しいキットだけあって、DFVのヘッドカバーはFORDのロゴも含め精密なモールドが施されてます。
寧ろ繊細過ぎてロゴが上手く塗れるか少々心配、全体にラッカーのシルバーを塗ってからエナメルのフラットブラック掛けて、ロゴ部分をエナメル溶剤で拭取りといった方法を試してみるのも一考。
 
 
R0011185とりあえず全て部品をランナーから切り離しました。
合理的なパーツ割りの所為か部品数は昔のタミヤの1/20に較べて少なめな感じがします。

次は各パーツの整形とボディカウルのフィッティングの予定。

Tyrrell 002_1

穀雨・初候・葭始生、今日の東京は春の嵐。

4月も半ば過ぎ、なんてこった…
このところ更新が滞りがちで申し訳ないです。
昨年末から続いていたドタバタから何とか抜け出せそうな雰囲気なってきました。

今回からトボトボと模型づくりをリスタートさせようかと思っております。

まずは手先のリハビリとして1/20スケールのプラモデルを弄ってみる事に。

R0011166今回は、先日ご紹介したEBBROのTyrrell 002を各パーツの組立、塗装、デカールのクリアコートまで進めてみる事にします。
キットはTyrrell 002と銘打たれ、フランソワ·セベール仕様となっていますが、シャシーナンバー003のジャッキー·スチュアート仕様にも出来るようにデカール、パーツ等がそれぞれ用意されてます。
手前が002、奥が003のコクピットカウル、ドライビングスタイルや身長差に起因するのかバックミラーの取付け方法やウインドスクリーンの形状等に違いがあります。
 
 
R0011172スチュアート用のミラーステーは金属製の組立済みパーツが付属。
1/20としても線材の経が少々太めかもしれませんが、自作するとなるとそれはそれで面倒なパーツなのでありがたいところです。
因にこちらのミラーステイですがパーツ請求をすると全パーツの中で一番高価。
 
 
R0011178タイヤにはブルーストリークのリボンとメーカーロゴが印刷済み!これは高ポイントです。
材質はゴムというよりもビニールような感じで少々テカリ気味、lotus72Cではちょっと問題ありといわれた形状は大丈夫そうです。
トレッド面のテカリはペーパー等で軽く磨けば落ち着きそう。

なかなか豪華な内容のキットで嬉しくなってきます。

次は各パーツの切り離しと整形の予定。