Brabham Allfa Romeo BT46_18

今日で4月も終わり、今年も1/3が過ぎてしまいます…

表面冷却車はクリヤー乾燥待ちの間に細かな所をやっつけます。

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まずはシートベルトから。
うーんなんかこのあたりの作業も視力的にしんどくなってきました…
こちらは定番アイテムとも言えるゼットモデルのシートベルトパーツを使用します。
こちらのパーツは自分も愛用しているのですが太めタイプのベルトが大量に余ってます。
使用するのはほとんどがウィランズの細目タイプ、いかに大陸系のコンストラクターのモデルや比較的新しめのクルマを作ってないかが判りますね。

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ベルト布の端がほつれてこないうちにさっさと終わらせてしまいましょう。
デカールは固くてうまく貼れそうもないのでジャンクから見繕います。
この時期のクルマはタメオ付属のエッチングを上手く処理して仕上げてみても良いかもしれません。
塗装等面倒な事も多いのですが上手い人が作ると本当に良い感じになるのです。

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インパネは資料によっては1メータタイプもあるようなのですが正確な所は判らないのでキットのままで。
インジケーターやスイッチ類もよく判らないのでパス。
デカールだけでは寂しく感じたのでリングとガラス表現をいつものやり方で追加、でも所謂余計な事かも。

Brabham Allfa Romeo BT46_17

今年のゴールデンウィークは遠出の予定なしとなりました。
のんびりと過ごすことにします。模型をいじる時間もとれそうです。

BT46はクリアコートが終了しました。

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今回は密着等に懸念があるデカールと久しぶりのクリアコートの作業でちょっとビビりながら進めました。
平面とエッジが強調されたボディデザインも一因かもしれません。
何時行ってもこの塗装工程は緊張しますね。
使用したのはフィニッシャーズのオートクリア。2種類の濃度に希釈した物を吹きつけ。
なんとか大きなトラブルもなく、少々厚塗りかなと思いましたが乾燥と共にひけて落ち着いてきてます。
研ぎ出しが出来る程度のクリア層は確保できたかと思いますので約一週間の自然乾燥後、軽く研ぎ出して仕上げのクリアーを吹きます。
乾燥の待ち時間でインパネとシートベルトを終わらせます。

あと次作のキットも決まったのでこちらも進めましょう。

Brabham Allfa Romeo BT46_16

やっとデカール貼りまでたどり着きました。

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ボディのデカール貼りは久しぶりです。
大判も無いし、枚数も少ない、さらにタメオだから割と簡単にいくかなと作業を始めたら…

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デカールがとにかく硬い!!
画像にあるようにウイング上マルティニストライプを折り曲げて裏側に廻す事はおろかゆるい曲面にもなかなかフィットしてくれません。
ちょっとでも無理して曲げるとあっけなくわれます。
通常のソフターだけではどうにもならないようなので、ドライヤーと強めのソフターの大量投入で騙し騙し貼り付けました。
なんかデカールというよりもプリントされたカッティングシートを貼ってる感触です。
あと一部スポンサーロゴのサイズが違っていて調整が必要でした。

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かなり時間がかかりましたが何とか終了。
当然のように、ニス部分のシルバリングも大量に発生してます。
乾燥が進むに連れてもっと出てくるでしょうね…
見つけたら一つ一つ潰していきましょう。
また、ベタデカールの端がボディ面のエッジライン上に沿った状態で貼られてるため密着が甘くなってる可能性が大でクリアーコートが心配です。
この時期のタメオキットのデカールは経年劣化等もあり少々厄介な状態になっているのかもしれません。

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気分転換に出来上がったリアセクションにボディを載せてみます。
やっぱりミッションから前側はほとんど見えません。
でもカウルの内側にエンジンブロックやエキパイ等の中身が入っている雰囲気がちゃんと伝わってくるのは、なかなかいい感じです。

クリアーコートの乾燥などで待ち時間が出てくるので次のキットの準備をしましょう。

Brabham Allfa Romeo BT46_15

自分にとって鬼門の作業の一つウインドスクリーンに手をつけます。

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キットのバキュームをヤスリとハサミでザックリと切り出します。
あとはスティックヤスリ等を使ってチマチマ削ってカタチを整えていきます。

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ちょっと絵面が汚いけどアップで確認。フィッティング調整はこれで良しとします。
コバもある程度キレイになったのでキズを付ける前に保管しておきましょう。

ブラバムはウインドスクリーンが大きいのでボディに取り付けると全体の格好良さ度がUPしますね。
でもスクリーン後端部分の接着シロがカウルに無いためか浮いた状態になりやすいですね。
そうなると途端に残念な感じに… BT45もそんな状態になっています…

キットのバキュームパーツはブルーの色が少々薄く感じますね。
フェラーリ辺りならOKだとおもいますが、ブラバムのスクリーンの色はもっとスモークが強いように感じます。
殆ど透過も無いように見えますので裏から濃いめのスモークカラーを吹く予定。
逆に黄色が強すぎで、修正するには型を作ってバキュームを自作しないと無理そうなマクラーレンのM23、M26などよりはハードルが低くて助かります。

Brabham Allfa Romeo BT46_14

引き続きリアセクションを仕上げていきます。

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エキゾースト関係のパーツを組み付け。
結構複雑な形状ですがメタルパーツはパチッと合ってくれて助かります。
なんか古いGITZOのハンマートーンみたいな色になってしまった…
もうすこし金属のサラッとした風合いを出せるようになりたいです。

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スタビとエアファンネルを取付。
スタビのリンクは薄いエッチング製で少々貧弱な感じです。
金属線で作り直したいところですがそのまま。
エアファンネルはもっと艶を抑えて黄ばんだ感じにしたかったです。
あと謎のクラックが… 薄めたエナメル塗料を流し込んでおきましょう。
今回はほとんど見えなくなるので各種パイイピングはパスしてますが素組でもそれなりの密度感はありますね。
基本的な塗装とパーツ組で割とストレスも少なくこのレベルまで仕上るのはタメオの美点の一つかと思います。

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シャシーとタイヤを取り付けて記念撮影。
なんとか山を一つ越えた気分です。
完成後にはエンジン部分はほとんど見えなくなるのでファンネルは取り付けずに他のキットに流用するのも有りかもしれません。
でも今回は頼まれ物なのでそういう訳にもいきませんね。

Brabham Allfa Romeo BT46_13

リアセクションの組立を進めます。

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リアショックのユニットはアルミの挽物+スプリングで構成。
ホワイトメタル鋳造パーツと比較してカチッとした仕上りになります。
このパーツは完成後も比較的よく見えるのでありがたいですね。

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エポキシ接着剤を使ってロワーアームとドライブシャフトにリアアップライトを固定します。
1/43を始めた頃はこの手の作業には主に瞬間接着剤を使ってましたが、細かな位置調整や接着強度を考慮すると時間はかかりますがエポキシ接着剤を使うのがベストですね。
エポキシ接着剤は保存方法を変えてから保存性や少量使用の利便性がアップしてます。
画像では解りにくいのですが、この頃のブラバムの特徴であるダンロップ製のカーボンディスクブレーキが意外に目立ちます。
もう少し丁寧に仕上げれば良かった…

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アップライトがガッチリと固定されたので上下のラジアスアームを取付。
0.5mmの金属線を使いましたが若干細く感じますね。
太いと全体的にもっさりとした感じになるしバランスの難しいパーツですね。

Brabham Allfa Romeo BT46_12

bt46 surface coolersを製作する上のポイントだと勝手に思っているヒートエクスチェンジャーパネルに小細工。

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パネルはエッチングで用意されてますが、まず形状が大きく異なります。
また、エッチングそのままだとステンレスの薄板を貼り付けたようで実車の雰囲気とちょっと違います。
資料をみると表面がメッシュ状でそこそこ厚みがあるホワイトアルミのパネルの様です。
形状変更はパネルの完全自作となって自分には荷が重いので、エッチング表面のテクスチャー追加を試みます。
まずパネルにガンメタを吹きつけ、エッチングメッシュの上からクロームシルバーを軽く乗せます。

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こんな感じになりました。現物はこの画像ほど模様のコントラストは強くないです。
目の細かなタバコ銀紙といった感じですかね。
スケール的にはメッシュの目がかなり大きいのですが、まあ記号的な表現ということで良しとしましょう。

ボディカラーの乾燥待ちの間に組めるパーツは組んで部品を減らしていきましょう。

Brabham Allfa Romeo BT46_11

下塗りも乾いたようなので赤くします。

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仕様塗料はフィニッシャーズのディープレッド、アルファ系の定番ですね。
この色は乾燥してくると色味が変わりますね。朱が強くなる気がします。
とりあえず色が均一になるように吹きつけ、そして厚塗りでポッテリ…
平面が多い車種は難しいですね。
あとはノーズカウルのエアアウトレットをマルティーニカラーのダークブルーで塗ればいよいよデカール貼りです。
ブルーはもう面倒なので筆で色を入れて終わりにします。

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翼端板はハイライトの加減で厚く見えますが現物は結構薄くなってます。
薄板の面がしっかり出ていて色の透けもないのは金属材料ならでは仕上り。
1/43を作っていてちょっとニンマリするときです。