MARCH PORSCHE 88C_01

雨水・初候・土脉潤起「どみゃく うるおいおこる・雨が降って土が湿り気を含む」
巷は跳梁跋扈で喧々囂々、流言飛語で右往左往、早く落ち着いてほしいものです。

久しぶりの1/43モデルカー記事。
記録をたどってみると昨年6月のFerrari 126C3以来ですね。
TAMEO INDY CARS TIK 06 MARCH PORSCHE 88c QUAKER STATE T.Fabi 1988
唐突ですが、ふとした弾みで目が会ってしまった「インディーカー」を弄り始めることにします。
1988年のクルマなので30年位前のキットでしょうか。
 
 
この時期のタメオらしいキットフォーマットです。
パーツ数は少なめですがメタルは肉厚でズッシリとしています。
チョット気になるパーツは人が座れそうもない拷問シートとホイールくらいですかね。
 
 
PEパーツも過不足ない感じです。
個人的には前後のロワアームが用意されているのはありがたい。
 
 
先ずは下拵えから
PEパーツを金ヤスリ等でチマチマと整形していきます。
アッパーアームは場合によっては線材に置き換えるかもです。
 
 
予想通りタイヤとホイールの嵌まり具合がよろしくないです。
経年変化でタイヤパーツが収縮した所為か嵌め合わせがキツキツですね。
このままでは程なくタイヤは切れてしまいそう。
古いタメオのタイヤパーツはと油の吹き出しや硬化による割れ等々ウィークポイントだったりします。

ということでリムの肉厚に余裕があるホイールパーツをゴリゴリと削っていきます。
 
 
リアホイールですが左が修正後、右がキットデフォルト状態です。
 
 
サイズダウンの結果ストレスなくタイヤを装着できるようなりました。
見た目も良くなり一安心です。
 
 
いろいろと整ったところで恒例の車高設定(スペーサーの製作)からスタートです。

今回は余り手を入れずにサクサクと進める方針、現状大きなトラブルになりそうな箇所も無さそうです。
唯一心配なのはデカール…
問題があれば常套手段の「テスト仕様」もしくは「プレゼンモデル」でお茶を濁すことにします。
 
 

Brabham BT44B_14

小寒・末候・雉始鳴「きじ はじめてなく・雄の雉が鳴き始める」
雉ですか… 焼き鳥屋のランチ営業とかで供される「きじ焼き丼」はいいですよね。
たれ焼きオンリーよりもわさびを添えた塩焼きとのハーフ&ハーフタイプが好みであります。
 
BT-44B、再開するのはちょっと先になりますがこれまでの作業内容と準備事項の確認
エンジン本体
・モノコックに繋がるリンケージの製作
・ウォーターポンプ、オイルポンプのパイピング
 
 
プラグコードのキャップを製作
・アルミパイプ内径は0.6mm
 
 
サフをたっぷりとかけてラバーブラックで塗装
 
 
とりあえず完成。
・プラグコード、イエローのパイプもしくはデカール帯
・イグニボックスのコーションデカール
 
 
ギアボックスは完成
・オイルクーラーのホース、ジョイント(Top Studio、MFH、サカツウ六角フランジ)
・シフトリンケージ
・テールライト
 
 
メーターパネル
・メーター盤面描き起こし
・スイッチ、ランプ、ステアリングボスの捻り出し
 
 
スイッチパネル
・スイッチ、配線材料
・ダイモデカール
・補強プレート

細々とありますねぇ…
まずはパイプ、ジョイント、ホースバンド等々の材料集めからでしょうか。

Brabham BT44B_13

小寒・次候・水泉動「すいせん うごく・地中で凍った泉が動き始める」
未明の地震、列車の運行は乱れ、昼飯はオーダーミス、書類は紛失、連休明けはアタフタバタバタ…

遅まきながら今年やりたい事の一つを書き起こし
なんとか“ジューニ”をカタチにしたい!
手持ちはタミヤ、プロター、MFHがありますが、やはりこのお手付きキットを纏め上げたいです。
 
 
そこでパーツチェックを兼ねて組立説明書を眺めてみます。
改めて思うのはこのシリーズのグラフィックは本当に良いセンスをしていると思います。
二色刷で垢抜けたレイアウト、グランプリの熱気が伝わる実写解説、詳細なパーツリスト等々、日東の「サーキットの狼」辺りからカーモデルを始めた小学生とっていつか作りたい「大人プラモ」の世界でした。
ただ残念なことに再販バージョンではいろいろと簡略化されたものが添付されているようです。
 
 
このパーツ名称を併記されたパーツリスト、スケールモデルとして結構大切な要素だと思うのです。
 
 
実車解説も見開き2ページの大ボリューム、70年代のオートスポーツ誌を彷彿させるハードなテキスト。
また組版も最近では見かけなくなったスタイルです。
 
 
このメカニックおじさんも好きだったなあ、復活してほしい。
 
 
タミヤ1/12カーモデルを作る人にはおなじみの付属工具たち。(T4以降は付いていなかったかもです。)
 
 
ハンドピースのテストでマットオレンジ等をササっと塗ってみました。
Beta風を狙ってみましたがどうでしょう。
マイナスドライバー、ピンセットは工具としての使い勝手は微妙な感じですねー
でもタイヤレンチは失くすと後々辛いことになります。
 
 

Electric locomotive EF66 Late model_07

大雪・次候・熊蟄穴「くま あなにちっす・熊が冬眠のために穴に隠れる」
あと二週間で大団円といくのでしょうか?クワバラ、クワバラ
 
  
1/45 EF66、なんとか今年中にカタチにしたくてバタバタと製作中。
先日調達したフレキ線路の幅ツメはまだまだ先のことになりそうです。
なのでキット付属の展示ベースが当面の留置場所となりました。
またこれとは別に専用の収納箱もそろそろ用意しましょう。
 
 
運転台も各パーツを組み付けて完成。
彩度、コントラスト共にちょっと高めに仕上げましたが車体に組み込むと殆ど判らずですね…
 
 
屋根上はオミットされている配線や機器をどうするのか検討中。
 
 
66の次は1/12のBT44Bが有力なのですがこちらの1/20もなんとかしてあげたい。
 
 

1/700 Deep Earth Exploration Vessel “CHIKYU”

大雪・初候・閉塞成冬「へいそくして ふゆとなる・天地の気が塞がって冬となる」
師走、年末、年の暮れ、今年は例年よりものんびりと過ごせている気がします。
 
 
Exploring Lab. 1/700 Deep Earth Exploration Vessel “CHIKYU”

クローゼットでデッドストックになっていた“大きな箱のプラモデル”を整理していきます。
ちなみに本ブログでの初出はこちら 2012年の12月の記事、7年前のことですね…
 
 
ランナー枠は14枚、成型色は7色、パーツ総数はカウントしていないので判りません。
あとデカールとフォイルシールが付属、バンダイのプラモデルらしい豪華な内容であります。
 
 
一週間ほどでパーツの切り離し、スナップフィットの無効化、簡単な整形は終了しました。
最後にランナー枠を刻んでゴミ処理対応です。
 
 
とりあえず組み上げてみました。
無塗装でここまでの仕上がり、正直スゲーです!
 
 
ただしスケールモデルキットとして見ると?と感じる部分もあります。
スナップフィットが影響しているのか船体等の肉厚が厚めでヒケも目立ち、勘合精度が甘い箇所もいくつか。
また安全性優先なのか一寸物足りない造形表現も見受けられます。
全体的に見ると若干「ネムイ」感じでしょうか。
 
 
見せ場のひとつ、ドリルフロアとデリック
ここはパイピング追加と塗装表現を頑張りたいところです。
 
 
パイプラックのライザーパイプに施されたストライプ再現は難問。
マスキング塗装よりも自作デカールを使用した方が良さそうな気がします。
クレーンもこのままだとちょっと物足りないですね。
 
 
右舷の外装が取り外しできるムーンプール周辺も見せ場なりそう。
この画像では見えませんがBOP(噴出防止装置)にも手を入れたいです。
 
 
この辺の画像を見るとやはり手摺が欲しくなってきます。
専用PEパーツは存在しないので現用艦の物を流用でしょうか。
手摺を付けるとラッタルも気になる… 大型で構造物も多いのでかなりのパーツ点数になりそう…
やはり大型船はお金がかかりますねぇ
 
 
当初目的である収納サイズのシュリンクは達成です。
本格的な製作は来夏として、とりあえず船体の修正くらいはやってみようかな。
それまでは資料や資材の収集に勤しみませう
 
 

Electric locomotive EF66 Late model_06

立冬・末候・金盞香「きんせんかさく・水仙の花が咲く」
冬の足音と共に年末恒例の面倒事もヒタヒタと迫り、何かと気忙しい時節到来でございます。
インフルエンザも流行の兆しありとの事、皆様ご自愛くださいませ。
 
 
プシュプシュと小物パーツを塗っていきます。
なにやらティレルのキットを作ってるみたいですね。
ヘッドランプはレンズカットが細かい所為か若干白濁しているように見えます。
 
 
資料をみていたらフレームの一部はどうやらボディ色が一般的の様です。
そこでカプラー等のパーツが付いた状態でマスキング作業、面倒ですねー
組立説明書に一言あればいいのに…
 
 
なぜか先送りにしていた点検用ハッチをこの時点で取り付けます。
接着強度などを考慮するとサフを吹く前に済ませた方が当たり前のベターなのです。

内部塗装のグリーンがグレージングパテを塗ったようですね。
 
 
とりあえず4枚付け終わりました。
地味に目が疲れる作業でした。
貼付位置に関しては組立説明書に特に指定は無いので各種資料も参考に。
 
 
いよいよボディの塗装に入ります。
まずはガイアノーツのクリーム1号を前部とストライプ位置を意識して吹き付けます。
 
 
本キット製作におけるハードルの一つである塗分マスキングです。
これまた組立説明書には詳細な指定が無いので各種資料も参考に。
 
 
マスキングが終わったらササッと青15号を吹き付けます。
青15号もガイアノーツ鉄道カラーです。
クリーム1号、青15号の組合せは横須賀線等でもおなじみのコンビですね。
 
 
お約束のようにマスキング漏れ、ホコリ噛みが多々ありますがレタッチでごまかせそうなので一安心。
 
 
車体中央のハッチはスジ彫に変更して良かったと思います。
そろそろ製造メーカーの銘板も用意しないとです。
 
 
マスキング境界を均し、デカール貼付後トップコートでとりあえず車体塗装はひと段落となります。
デカ物の塗装はホント大変…、しばらくは遠慮したいところです。

塗分位置のガイドもしくはマスキングシートを用意して欲しかったです。アオシマさん…
 
 
8月末からは始めた「夏休みの工作」もやっと20枚以上あるランナー枠を処理し終えました。
これだけあるとゴミに出すのもチョット面倒です。
 
 
大英帝国が誇る逸品であるPECO社のフレキシブル線路を入手しました。
軌間32mmを24mmに詰めることを企んでおります。
これまた難儀しそうな予感マシマシです。結末は如何に
 
 

VINCENT Black Shadow

立冬・次候・地始凍「ち はじめてこおる・大地が凍り始める」
新宿花園神社の一の酉も終わってそろそろ本気の冬支度へ
 
前回の「赤影」(白影)に続いてひと回り小さな「黒影」についての話。
Vincent Series C Black Shadow “The Vincent” Matchbox – No. PK-703 – 1:12
同キットは現在レベル社から発売されていますがオリジナルはマッチボックス社です。
ボックスはかなり痛みがきていますがイラストも含め魅力的なデザインであります。
 
 
発売は1980年、地元の模型屋に取り寄せてもらったものです。

Vincent Black Shadowの模型と言えばオーナーズクラブの1/8スケールキットが有名ですよね。
原宿セントラルアパートで販売されていたそのメタルキットは田舎のプラモ小僧には絶対に手が届かぬ秘宝のような存在でありました。
 
 
組立説明書は味のある手描きイラストで構成されています。
なんか技術家庭科での製図の授業を思い出しますねえ。
 
 
マルチ言語の色指定も趣があります。
スチール色はナイトブラックと表記されてますがどのブランドの塗料に対応させたのでしょうか。
 
 
メッキランナーは2枚(他はリムとスポーク)
この年代のモデルにはメッキパーツは必須。
もし製作する場合は全部剥離せずにアイキャッチ的に使えば効果的かも。
 
 
一部パーツは経年変化なのかグンニョリと変形しております。
 
 
黒ランナー
ランナー枠が半円柱のかまぼこ型というのが洋プラらしいです。
 
 
ディテールはかなり繊細
チェーンなどはゲート処理がちょっとコワイ
 
 
「赤影」ではレジンの一体成形だったタンクは5ピースで構成されています。
 
 
グレーランナー
こうしてみると多色成形された結構豪華な内容のキットだったのですね。
彩色しなくてもそれらしい雰囲気は出せそうです。
 
 
シリンダーのフィンは少し彫り込みを整えるだけでも良さげな感じです。
 
 
ステップのモールドもNiceでございます。
 
 
クリアパーツ
 
 
デカール
印刷クオリティは良好なのですが保護紙が貼りついた状態で使用できるかは微妙なところ。
 
 
前後のタイヤ
少々粉吹き状態ですがゴムの状態も良く洗浄すれば大丈夫でしょう。
 
 
個人的にはサイドウォールの「AVON」ロゴがお気に入りであります。
 
 
どうやら当時の自分はスポークの金属線への張り替えを目論んでいたようです。
身の程知らずですね、アホです…

このまま死蔵させておくのも忍びないのでエンジンだけでも組んでみましようかね。
ちょうど良い立体資料も手に入った事なので
 
 

VINCENT White Shadow 1950

立冬・初候・山茶始開「さんちゃ はじめてひらく・山茶花が咲き始める」
平年と比べ穏やかな立冬入りのような気がします。
このまま事荒立たず、ゆるゆると年末モードにしていきたいものであります。
 
 
VINCENT (Late Type) White Shadow 1950 1/9scale Fulldetail:KitK622 (Ver.B)
 
 
先日再販された“NR”が入る予定だった隙間に詰め込むために購入しました。
今回入手したのはVer.BのWhite Shadowでございます。
ちなみにVer.A、Ver.Bの差異はフロントブレーキだけのようなので「赤影」「黒影」どちらでも作れそうです。
 
 
キットにはマッシブなメタルの塊がゴロゴロと入ってます。
1/43サイズに慣れてしまっている身にはその質量に圧倒されます。
 
 
ロゴの彫刻は何かで保護しておかないと表面処理時に欠けてしまいそう。
 
 
エンジンパートはメタルパーツをポリッシュして仕上げる「赤影」よりも黒塗装の「黒影」のほうがパテ等も使えるので取り組み易いかもです。
あとメタル生地仕上げは後々の酸化防止措置も難題であります。
 
 
ハンドルパーツ
ちょっとした弾みでブレキレバーが折れそうです。
取扱要注意ですね。
 
 
ボルト、リベット、チェーンのローラー、シリンダーのフィン等々、小パーツもホワイトメタルで構成。
完成後の重量は如何程に… 想像すると恐ろしい
MFHのキットは完成後はその重量がいろいろと悪戯する場合があります。
いろいろと対策が必要かも。(過去NSR500で痛い目を見ています。)
逆に1/43キットはあれっと思うほど軽く仕上がる傾向がありますね。
 
 
ホイールリム、歪み取り、スポーク穴開け、表面ポリッシュ作業が待ってます。
本音を言うと形状再現に難があるとしてもこのバーツはアルミ削り出しにして欲しかったです。

この辺を見るとタミヤのRC166オプションパーツの構成が羨ましくなります。
 
 
ニップルとスポーク
スポークはサイズ調整と追加の折加工が必要です。
素材がステンレスだとしたら鋼線対応のニッパーを用意しないとですね。
 
 
タイヤはゴムというより樹脂のような素材で中空でなくソリッドタイプ。
繊細に彫刻されたトレッドパターンが嬉しいのですがサイドウォールのメーカーロゴは無しです。
 
 
エッチングパーツは少な目ですね。
チェーンプレートがゲートレスなのはgood! 塗装は難しそうなので「黒染め」を検討しましょうか。
 
 
タンクはレジンパーツとなっております。
これまたなんと一体注型無垢のレジン、まるで石鹸のようです。
これなら合わせ目消しも必要なく、貼り合わせ部分が途中で割れたりもしません…
だだし更なる重量増がががが

以上、足早でしたがキットレビュー?でございました。

兎にも角にも「重量級キット」には間違いないはずです。
着手する際には心身共にコンディションを整えないと痛い目にあいそう。