日が沈むとすっかり秋めいてきました。
高値だった秋刀魚も落ち着いてきたようでなにより。
イレギュラーのエアブラシ塗装作業を行いました。
この時期のクルマを作るに辺り個人的な難所の一つ、タイヤのリボンデカールをやっつけます。
デカールのニス部分が柔らかくならない内に水から引き上げ、正円の形を保ったままタイヤのトレッド面にスライドさせます。
デカールの水分が抜けて有る程度密着したら、面相筆でデカール軟化剤を流し込みそのまま放置。
タイヤレターと合わせて何とか密着させる事が出来ましたがデカールのニス部分の光沢が結構目立つ結果に…
ちょっと気になるのでタイヤのトレッド面とデカールの艶を合わせる事にします。
本キットのデカールですが車体用はいくつか予備が用意されているのですがタイヤ部分のデカールに関しては予備無し、リボンデカールくらいは前後一枚づつ用意してもらえると多少プレッシャーから解放されるかも。
ちなみにタイヤレターはエッチングパーツに吹付用のテンプレートが付いてます。
セミグロスのクリアにフラットクリアを足して(所謂3/4フラットクリア)を恐る恐る吹き付け。
経年変化等々心配事はありますが何とか落ち着いたようです。
これで何事もなければタッチアップ以外の塗装は終了。
タイヤが仕上がったのでシャシーに固定して残ったパーツを組み込んでいきます。
エキマニの集合部から先はアルミパイプに置換えてます。
色目はクロームメッキでピカピカ、黒っぽい耐熱塗料等々いろいろなパターンがありますが、今回はステン管の赤焼けをイメージして塗って見ました。
自分なりの塗り方ですが、最初にプライマー等で下地処理をしてからクリアーブラウンを熱が溜まりそうな部分を中心に吹き付け、乾燥したら全体にクリアーブラックを全体の調子を見ながら軽く吹き付けていきます。
色が付き過ぎた箇所にエキマニ部分にはガンメタ系、エンドにはアイアン系を薄く吹き付け、最後にフラットクリアで全体の艶を消します。
画像では何か小汚い感じになってしまいましたが現物はもう少し落ち着いた感じです。
そのうちいつかピカピカのクロームメッキマフラーにもチャレンジしたいですね。
コクピット周りのキルティングパッドが入ると、いかにもAARのマシーンといった絵面になりますね。
シャシー部分はこれで完成!残りはカウル類にいくつかのエッチングパーツをペタペタ貼るくらいでフィニッシュに持ち込めそう。
あっ、ウインドスクリーンが残ってた。鬼門の「窓貼り」です…