Ferrari 158F1_03

立春・末候・魚上氷「うお こおりにのぼる・割れた氷の間から魚が飛び出る」
ここ何日かの北風の仕業か身の回りが埃ぽくってざらざらで不快……
目や鼻もかゆかゆむずむずでダメージが蓄積しております。そろそろまとまった雨がほしいところ
  
  

リアサス周辺の仮組も進めます。

フォーミュラーカーの骨格標本ができました。うれしたのし
 
 

リアサスも無可動方式でかっちりとした組み上がりになります。
それでもショックユニットとロアアームを小加工すれば可動域を設けることはできそう。
少しでもバッファがあった方が組立や最終的な姿勢設定がし易くなるかと思うのです。
 
 

大多数のパーツはホワイトメタル製ですがショックはアルミ挽物、スプリングはステンレス、テンションロッドのロッド部分はステンレスパイプで用意されています。

検討課題
・レジン製のアップライトをどうやって金属鋳物風に塗るか
・スタビライザーを金属線に置き換えるかどうか
 
 

「種の進化」の標本展示

1/12としては小振りに感じていましたがこうして1/43と比較するとそれなりの大きさ。
 
 

レストア中の工房に於いてFRP製のアッパーカウルを擦り合わせ中という体でパシャリ📷

フォーミュラーカー製作の第一ハードル「前後サスペンションの仮組」をなんとかクリア
 
 
 
 
 
 
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Ferrari 158F1_02

立春・次候・黄鶯見完「こうおう けんかんす・鶯が山里で鳴き始める」
最近身の回りのいろいろなモノが草臥れて、壊れて、なにかと物入りなことになっております。
そして、中でも一番ポンコツでお金もかかりそうなのは自分自身というオチ…… ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄
当分の間“おもちゃ”の類を贖うことはできそうもありません。
 
 

とりあえず目についたパーツから下拵えをしていきます。
ホワイトメタル製のディスクローター、湯口周辺の凹みを修正し切れていませんがやりすぎるとペラペラになりそうなので適当に、まあ完成後はほとんど見えなくなるので無問題であります。
 
 

メーターはアルミ挽物とホワイトメタルのコンビ
 
 

ペダルまわりのパーツ、塗装しなくても表面の加工具合でそれらしく見えてきます。
お手軽で大変結構
 
 

フロントサスの仮組、タミヤの1/12モデルのような可動仕様ではありませんがガッチリとした組み上がりに。
そのかわり組立時のバッファが無く事前の擦り合わせを十分にしておく必要有りですね。
(ショックユニットを縮めてサスアームをパチリと嵌め込むようなことは出来ないのです。)
 
 

サスアームはポリッシュ仕上げの指示がありますがこれに関しては面倒でちょっと憂鬱。
ステアリングラックはウェザリングの実験中、こちらは油彩系、アルコール系といろいろあって楽しみ。
 
 
 
 
 
 
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Ferrari 158F1_01

立春・初候・東風解凍「とうふう こおりをとく・東風が厚い氷を解かし始める」
薄日さす肌寒い火曜日、今夜は旬の鰆を使ったムニエルで一献であります。
 
 

先ずはモノコックから仮組
ブロック工法の船舶か航空機を組んでいる気分、エンジンを載せる厳ついサブフレームが良きです。
このセクションだけでも文鎮級の重量があります。
 
 

ホワイトメタルパーツ、レジンパーツそれぞれの歪みを修正しながらの擦り合わせ。
荒目のヤスリと“力技”を駆使して組んでいきます。
それでもまだ合わせ切れていませんがここは焦らずじっくりと進めるのが吉。
個人的にはサイズ及び形状の設定基準となるフロアパネルのパーツはホワイトメタルよりも洋白等のエッチングがベターと感じました。
それとレジンパーツの修正用に小型のヒートガンのようなツールがあると製作がより捗るかと思います。

タミヤの1/12ならば、一日で終わりそうな工程でありますがここまで一週間ほどかかっています。
MFHのキット、ガレージとマスプロダクションの中間に位置するような製品であると改めて実感。
 
 

アッパーカウルを合わせてみます。
1/12スケールのF1としてはサイズもコンパクトで扱い易くて良いですね。
 
 

ボディーカラーに関しては当初メキシコGP時の白青ツートン一択だったのですが、ここにきてシンプルな“赤”も良いかなと迷い始めています。
 
 
 
 
 
 
 
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Ferrari 158F1_Intro

小寒・末候・雉始鳴「きじ はじめてなく・雄の雉が鳴き始める」
曇り、ところにより雨降りの静かな日曜日
日脚の伸び方にすこし春の気配を感じ、目の違和感が花粉の到来を知らせる時期でもあります。
 
 
Model Factory Hiro 1/12scale Fulldetail Kit : 158F1
暫くの間休止していた“模型づくり”を再開、このような時は仕掛かりを穿り出すよりも新しい箱を開ける方が勢いがつくかと思うのです。
今回は1964年のチャンピオンマシン、ジョン・サーティースの”158F1″でリブート。
 
 
最初にパーツ類の確認と仮組時に必要な穴あけ等の簡単な加工を施していきます。
素材は主としてホワイトメタルが使われていますがカウルやエンジンブロック等はレジンパーツで構成。
点数はスケール相応で組立もトリッキーな箇所は今のところ無さそうな印象です。
 
 
タイヤとホイール
タイヤは無垢に近いゴム系の素材でグルーブ表現も繊細、ホイールはアルミの挽物、後々ディスク部分のブルーの色味に悩みそう。
 
 
ちょっと分かり難いのですがタイヤメーカのロゴもきれいにプリントされています。
 
このキットも一気に作り上げるというよりも気が向いたら弄るといったいつものスタイルになるかと思います。
まずは5月の連休までを目標に各パーツの仕上げ、下地塗装までは進めたい所存。
 
 
 
 
 
 
 
 
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RENAULT RE-20 TURBO_11

春分・次候・桜始開「さくら はじめてひらく・桜の花が咲き始める」
週末に降った雨で桜の花も散り始めました。
私的にはスギからヒノキにステージが変わりつつあり七転八倒、模型作りもスローダウン。
 
 
動力装置、駆動装置が出来上がりました。(一部仮組み部分もありますが)
「光り物」が多く同時期のDFVユニットに比べて華やかな出で立ち。
当時のルノーは大メーカーワークスらしくマシーンのメンテ、クリーニングが他のコンストラクターよりも行き届いていた記憶があるので今回はキレイ目な仕上がりを目指します。
 
 
ルノー・ゴルディーニEF1 V6 1492cc ツインターボ+ヒューランド FGA 400
DFVと同様にアイコニックなレーシングエンジン。
 
 
エキパイには適当に焼き色等を追加、リアルを目指すというより所謂模型的演出です。
それでも不自然な感じにならないようには留意はしたつもりですがどうでしょう。
 
 
パーツが揃ったら組立、数種類の接着剤を使って騙し騙しセットしていきます。
タミヤといえども40年以上前の製品なのでストレスなしにパチピタと組み上がる訳ではありません。
 
 
マフラーエンドの位置とウェイストゲートバルブの角度に少し注意が必要。
 
 
右サイドはこんな具合に。
 
 
アンダーカバー等で完成後は見ることが出来なくなる「裏面」を記念撮影。
こちら側もなかなかに魅力的な造形、機能美。
 
 
 
 
 
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RENAULT RE-20 TURBO_10

啓蟄・次候・桃始笑「もも はじめてわらう・桃の花が咲き始める」
花散らしの雨降る月曜日、次は桜ですね。
今年の花見は如何しましょうか。
 
 
前回の投稿からあまり進捗はないのですが、備忘録的に書き留めておきます。
 
 
少し目先を変えた作業がしたくなりシートベルトを組立。
タミヤ1/12.F1シリーズではFerrari 312T4からシートベルトが付属するようになったと記憶しております。
ベルトは印刷された布シール、金具類はメッキを剥離して表面を整形。
 
 
金具を塗装、使用したのはガイアノーツのEXシルバー
 
 
ベルトの布シールはカラーペーパーで裏打ちして透け感と端のほつれを抑えます。
 
 
RE-20のシートにはいくつかのパターンがありますが今回は黒の合皮仕上げ風に。
サフェーサーでテクスチャーを加えてアンバー系のフラットブラックで塗装。
 
 
組み上がったシートベルトをつけて完成。
裏打ちしたベルトも程々のコシ感とボリュームがついてまあ満足。
 
 
画像では判別しづらいですがメーター類にはカバーガラスを嵌め込み。
手間はかかりますが1/12以上のスケールだとクリアレジン流し込みよりも雰囲気は合っているように感じます。
あとメーターの針は別体化したいですね。
PE等で汎用できる別売パーツを希望。
 
 
先送りしていたエンジンの吸排気デバイスを取付。
まずはインタークーラーをバルクヘッドにしっかりと固定して組立の基準とします。
 
 
左右のターボチャージャー、エキマニが組み上がったらまとめて色艶を調整。

陽気も良くなってきたのでそろそろカウル類のクリアコートしたいところ。
 
 
 
 
 

 
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RENAULT RE-20 TURBO_09

立春・末候・魚上氷「うお こおりにのぼる・割れた氷の間から魚が飛び出る」
北風強く埃や花粉が舞い散る寒い水曜日、今月も半分が過ぎましたね。
何はともあれ急げや急げであります。
 
 
手付かずだったターボチャージャー周辺のパーツを塗装。
今回は全てメタリック系なので色の切り替えに伴うクリーニング等も簡単であっさりと作業終了。
 
 
ピカピカに輝くクローム系シルバーも良いけどしっとりとしたフラットアルミの質感も素晴らしい。
タミヤのXF-16(LP-38)フラットアルミ大好きマンなのでファンクラブが有るのなら入会希望です。
次はしっかりと乾かしてからジョイントのグレーや焼け色等を加え全体の艶調整。
 
 
サイドポンツーンのフロアも塗装、使用したのはクレオスのMr.スーパーメタリック2 スーパージュラルミン。
塗り上がりは80年代タミヤRCカーのジュラ板シャシーを思い出させる色合いと光沢感。
クレオスのMr.スーパーメタリック2シリーズ、入手し易くお手頃価格で高性能であります。
 
 
整形中のエンジンアンダーカバーを付けて記念撮影。
 
 
まだまだ手間と時間がかかりそうですが楽しみながらノンビリと進めていきます。
 
 
 
 
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RENAULT RE-20 TURBO_08

大寒・次候・水沢腹堅「さわみず こおりつめる・沢に氷が厚く張りつめる」
どんより空の寒い週末月末を迎えております。
そして花粉らしきものも飛び交い始めたようで目も鼻もぐずり気味。
この時期は観念してインドアでの楽しみを充実させようと思うのであります。
 
 
黄色と白に塗り分けたカウルの塗装も乾燥したようなのでデカール貼りです。
今回はキットの指定どおりにルネの青い16番で進めます。

心情的にはルノーF1の功労者であるジャブイーユの赤い15番で仕上げたいところですがカウル形状等の変更が大変そうなので断念します。
「ジャブイーユの赤い15番」仕様のルノーはメーカー、スケールを通じて希少な存在ですね。
 
 
デカールはロゴ等が修正された版でカルトグラフのプリント。
鮮度良好なので当然の如くトラブル無しでラジコンカーのステッカーみたいにペタペタと貼っていけます。
ただサイドパネルのRENAULT elfの大判はシルバリング防止で余白を適宜処理した方がベターであります。

黒いラインとロゴが入るとRE-20らしさが大幅アップ、ウレシい!
 
 
ヒケやパーティングラインを処理する際に切り飛ばしたモノコックのリベットを復元していきます。
 
  
この数のリベットを別売金属パーツで処理するとなるとパーツ代がエラいことになるのは必然、なので今回はテストも兼ねてこちらのレジン製リベットを使用してみます。
一袋に大体150〜200本(サイズによって違います)入って700円位、金属製リベットよりもリーズナブル、元々はAFV用ですがヘッドの形状、サイズも様々で他ジャンルにも応用可能な感じ。

ただし輸入品且つ製造国がちょっとあれな感じなので今後の安定供給は難しいかと思われます。
 
 
離型剤等の用心のため塗料薄め液で洗浄してからヘッドを塗装します。
今回はエアブラシの支度が面倒だったのでペタペタと筆塗り。
 
 
燃料タンク周辺はサイズ0.7mm、フラットヘッドタイプを植込み。
ブラインドタイプならばベストなんですが贅沢は言ってられないのです。
ヘッドにはフラットアルミを塗って周りと調子を合わせてみましたが無塗装レジンとあまり変わらない…
 
 
前側にはサイズ0.6mmの半球タイプをクロームシルバーに塗って使用しています。
 
 
三日ほどで作業終了。
金属パーツほどの精度や煌びやかさはありませんが、プラモデルの佇まいとしてはこれはこれでヨシ。
今回使用したパーツ以外でもエバーグリーン、プラストラクトの極細プラ棒や糸ハンダ等の金属線、あと3Dリベットデカールも使えそうな気がします。

 
 
 
 
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