大雪・初候・閉塞成冬「へいそくして ふゆとなる・天地の気が塞がって冬となる」
年末モードが日々高まる中、ご無沙汰でございます。
約一ヶ月ぶりのエントリー、特に忙しかったりした訳ではないのですが1/43製作は停滞中。
記録を見ると、どうやら毎年この時期は殆ど手を動かしてはおりません。
やはり寒さとお酒が要因でしょうかね。
今回は1/43モデルカーを飾るディスプレイベースの2017バージョンについて。
先ずは完成したモデルを固定するプレート選びから。
これまでは画像左上の5mm厚乳白アクリル板を使ってきたのですが、昨年あたりから木製プレートに切り替える準備をしてきました。
木材、仕上げパターンをそれぞれ何種か用意し、サンプルのモデルカーを置いていろいろと検討中。
INDYCAR成分お多め且つハコ車の完成品が殆ど無いところが自分らしい。
プレートの素材は見た目、入手しやすさ、加工性等々の見地から今回は10mm厚のウォルナット材に決定。
同時にベースも用意、こちらもウォルナットの無垢材です。
ちなみにプレートは「府中家具.com」、ベースは「木工のデン」にそれぞれオーダーをしています。
昨年製作したMk.1を参考にして組上げていきます。
ベースはオイル、プレートには蜜蝋ワックスでそれぞれ表面仕上げ。
洋材を加工する時に漂う匂いは前回のヒノキとはまた違った趣がありますね。
ヒノキは和風旅館、ウォルナットはワックスの香りと相まってインポート物の雑貨屋を想像させます。
組上ったMk.2にMS11を載せて記念撮影。
サイズ的にはMk.1とほぼ同じですが奥行きを増して高さは低めに設定、ラベルホルダーはそのまま流用。
どことなくシガーボックスのような雰囲気であります。
こちらはMk.1とアクリルプレートの組合せ。
これはこれでもう少しブラッシュアップすれば良い感じになりそうな気もします。
こちらはやっぱり学校用什器風でございます。
アクリルのカバーを付けて完成。
うーん、ちょっと最初のイメージと違う感じになりましたが概ね満足。
あと車種によっては余り似合わないパターンも多そうです。
気が乗れば来年Mk.3を捻り出すかも。
ベースによって作品のイメージもずいぶん変わるのが楽しいですね。
台とは別にしてベースごと作品を入れ替えられるのはぜひ真似てみたいナイスアイデア!
アスファルトやコンクリートを模したビネット風ベースも楽しそうです。