1/43 model car display case

冬至・初候・乃東生「ないとう しょうず・夏枯草が芽を出す」
強い南風と湿気、クリスマスウィークとは思えない空模様です。
 
自分はこれまで完成した1/43モデルカーを飾るということは無かったのですが、この趣味もそれなりに続いている事でもあり1台位なら手元に出しておいても良いかしらと考えるようになりました。
ディスプレイケースは手持ちのダイソーのコレクションケース使っても良かったのですが、今回は自作で用意してみる事にします。
これまで完成後はそのアイテムに対し一気に興味が減退する所為かそれらを表に出す事なく、標本プレートのようなアクリルベースに据え付けたまま紙製ボックスに放り込んでいました。
(粗相満載の作品を見たくはないので封印しているとも言います。)
 
 
普段より43マイクロワールドさんやStandardworksさんが仕立てた木製ベースを「カッコ良いなあ…」と拝見していたので自分もベースは木製で捻り出して見ようかと考えた次第であります。
主材料は何故か手元にあったヒノキの表札板とハンズで調達してきたヒノキの角棒、そのため作業中は部屋にヒノキ風呂の匂いが立ち込め温泉旅館のような状態に。
 
 
プレート固定用のフレームも3mmのヒノキ角棒で作成。
パーツが揃ったところでサンディングして表面を整えておきます。
なおプレートごとディスプレイする方式にしたのは、脱着作業による破損のリスクを避けたかった事とモデルの差替えを容易にするのが目的です。

尚この時点で周りからは「白木の棺桶みたいだね」と散々な評価を頂戴しておりました…
  
 
サンディングが終ったら水性ウレタンの透明ニスに少しだけオーク色を加えたものを塗っていきます。
当初はローズウッドやマホガニーなどの色の濃い洋材をイメージして仕上げる予定でしたが、「標本プレート」の乳白色とのバランスを考えて明るめの色合にします。
色味としては北欧系の家具などによく見られるパーチ材みたいな感じです。
 
 
プレート固定用のフレームはテストもかねて「ケヤキ」色のニスで着色しました。
こちらはオレンジ系の色味で学校家具風。
 
 
フレームの一辺はプレートの差替作業が簡単に出来るように取り外し可能にしています。
 
 
標本プレートと言っている割りには識別ラベルなどは付けていないので、これを機にベースにラベルを取付ける事にします。
こちらも差替えが効くようにラベルホルダーを用意、サイズ小が中国製、大はフランス製。
サイズ的には小が良い感じ、プレス、メッキ等のクオリティーでは大が優れています。
 
 
ホルダーはサイズ優先で小を選択。
ラベルのデザインは博物館の紀要をイメージしてレイアウト、フォントは最初Cambriaを使ってましたがちょっとキレイすぎる感があったのでCentury Schoolbookに変更し古くさい感じにしてみました。
 
 
外注していたアクリルのカバーを取付けて一応完成であります。
まあ、お手軽プロトタイプとして見ればまあまあな満足度です。
ニスやラベルホルダーなどの材料も余っているので暖かくなったら改良版、他スケール対応型でも作ってみましょうかね。
 
 
25日まではクリスマスカラーのFerrari312PBを入れておく事にしました。
ニワトリマークが付いている Matra MS11が完成していたら正月飾りにちょうど良かったかもですね。

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