穀雨・初候・葭始生
平成28年熊本地震により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
前回のエントリーから随分とご無沙汰になってしまいました。
今回はリハビリ代わりに先日発売された1/20スケールF1のプラキットのファーストインプレッションを書き綴ってみようかと思います。
EBBRO 1/20 Team Lotus Type 88 1981
待望の発売、今回もパッケージイラストが良い雰囲気です。
初代エスプリturboも含めEssexカラーのロータスは大好きなアイテム。
スポンサーの胡散臭さ(Essex Overseas Petroleum Corporation)、模型での再現性の難易度などからいろいろと言われるEssexカラーではありますが80年代F1シーンには欠かせないカラーリングだと思っています。
特にTYPE88はその美しくも怪しげなカラーリングがよく似合うような気がします。
実車ではピカピカのメッキシルバーになっているサイドプレートやリアウイングなどはメッキ済みパーツが用意されています。
さらにブラ生地パーツも同梱されている親切設計。
タイヤは88なのでミシュランラジアル?
樹脂素材のようで艶が有ってちょっとペタペタしてます。
トレッド面を軽くサンディングしてみるとまたイメージが変わるかも。
デカールは安心のブランド「カルトグラフ」、ラインやカーナンバーなどのメッキシルバー色もシャープにプリントされてます。
メッキパーツを使わずに製作する場合はこちらのメッキシルバーのデカールを貼り込んで再現するようになってます。
でもこの大判のフォイルデカールをキレイに貼るのは難しそう。
モノコックに貼るリベットのデカール。
ロータス独特のディテールを簡単に再現出来そうな気の利いたパーツです。
こちらはアンダートレーのパーツ、判ってはいたつもりなのですが本当にスリムな車体。
製作にあたっては外装のクロームシルバーの表現方法、デカール処理、モノコックのカーボンケプラーの表現、配管、パイピングの確認等々いろいろと課題がありそうです。
あと外装色を何で塗るかもちょっと考えてみる必要がありますね。(指定はタミヤカラーのマイカブルー)
ザックリと目を通しただけですが幻の?ツインシャーシーF1を再現できる意欲的な内容のキットです。