秋分・次候・蟄虫坏戸 「ちっちゅう こをはいす・虫が土中に掘った穴をふさぐ」
朝から爽快クリアスカイの9月最終金曜日
おかげさまで第二四半期もなんとか致命傷?で済みました。
本年2月からヨタヨタと綴ったM19Aの製作記は完成品画像の紹介をもちまして最終回
McLaren M19A “SUNOCO” : 1971 Rd.10 Canadian GP #10 M.Donohue (MFH K585-Ver.B)
本キットは昨年のホビーフォーラムで入手した物です。
精密にキャストされたメタルパーツが特長のMFHフルディテール1/43キットですね。
タメオと比較するとパチピタとスムーズに組めるわけでなく、入念な仮組作業は必須ではあります。
でもキットフォームとしては一応道理は通っているようなので所謂無理ゲーキットよりもマシかと思うのです。
(MFHでもたまに無理ゲーとしか思えない設計のキットもあるようですが…)
ボディカラーはフィニッシャーズのブルツブルーとピュアブルーを調合してグレーサフの上に直接吹付。
色味はミュージアムに保存されているM16の画像を参考にしてます。
M19Aといえばパパイヤオレンジやヤードレーなのですがスノコも“アリゲータースタイル”に似合いますね。
リベット痕は塗装前に0.4mmのドリルで軽く浚って形状と深さを調整しておきました。
その効果に関しては要検討でございます。
フロントセクションは少なめなパーツ数でよく再現されていると思います。
ブレーキホースなどのパイピングを追加したくらいですがそこそこ密度が高い感じになっています。
でもこのパイピングのため後々カウルフィッティングで一苦労することになりました。
それとジクジクと配線したメーターパネル裏のコード類はよく見えません。とほほ…
ノーズカウルを装着してカバーのみ開けたこの風体もなかなかにいい感じですね。
おなじみDFVエンジンもこのスケールとしては充分な再現度かと思います。
FORDの銘が精密にモールドされたヘッドカバーパーツの効果絶大、このパーツだけでも別売希望です。
七転八倒の末引き回したオイルラインのパイピングはリアウイングの下でこちらも殆ど見えず…
それでもチラッと見えるホースエンドのアルマイトカラーがアクセントになってはいるかな。
今回脱着できるのはパーツはノーズカウル、カバー、インダクションポッドとなります。
ネイキッド状態はカラーリングと大型ウイングの所為かタミヤの“アバンテ”を彷彿させるフォルム
車高をグンと上げてトゲトゲタイヤを履かせると更に近づきそう。
タイヤ、ホイール、バキュームパーツ、デカールの品質が安定したキットは良いですね。
それと国産メーカーならではのアフターサービスも輸入キットには無いアドバンテージです。
細々でもいいのでMFHが1/43の企画販売を継続してもらえることを希望します。
余剰パーツを整理、タブレットから資料を消去、組立説明書をファイリングして終了です。
お疲れ様でした。
他の画像もFlickrのフォトギャラリー(album:1/43 Formula car)にupしています。
お暇な時にでも覗いてみてください。