サーキットを駆ける狼たち

大寒・初候・款冬華「ふきのはな さく・蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す」
平成31年の1月も終盤へ、晴れのお天気が続いていますが何処も彼処もカラカラ。
ここいらでまとまった雨が欲しいところです。
皆さま、寒さも本番でございます。ご自愛を

先日道すがら立ち寄った古書市で掘り出すことができた一冊。
 
 
平山暉彦 『サーキットを駆ける狼たち―1970年代のツーリングカー』(二玄社 、1992/05)
発売時から気になっていましたが入試しようとした時には、店頭から姿が消え気がついたら絶版。
今回偶然にも再開、ケースにちょっと日焼けが見られますがコンディションは良好、お値段も破格。
 
 
内容は各車の解説記事とサイドビューの細密イラストがセットで構成されています。

編集、レイアウト、用紙、装丁など今ではなかなか見ることがない凝った贅沢なつくりとなっています。
この辺は電子書籍ではなく紙書籍ならではの魅力かと思うのです。
(そう言えば電子書籍の対義語はなにが適当なのかしら?)
 
 
ちょっと長くなりますが以下に目次を転載

変革の1970年代ツーリングカー・レースを描く
レーシング6気筒クーペの開拓者
フォード・ヨーロッパのフラッグシップケルンのRS
7年間ETCを制圧したCSLeicht
アウトデルタの赤い“bomba”
GPマシーンの名をもったアルファ・クーペ
サルーンカー・レースの原点グループ1のトライアンフ
レース・トラックにおけるワークス・エスコートの系譜
ビッグ・キャット苦闘のワンシーズン
ジャーマン・シルバー復活のきざし
世界最速の2リッター・サルーン
ジーロ・ディタリアが生んだリトモ・アバルト
320の姿をしたフォーミュラ・マシーン
フランスが燃えたルノー・ページェント
南イタリアのスーパー・クォドリフォリオ
ヴォルフスブルクからの贈り物
最後のリアエンジン・ロードレーサー
イタリアン・シティ・ジェット
栄光を受け継いだミニ・スーパーカー
トランザム・マスタングのリターンマッチ
スター・ドライバーたちのワンメイクレース
トランザム最後のチャンピオン・セダン
サーキットの王者スカイライン
1.6リッター・ミドル級チャンピオン
ロータリー・パワーツーリングカーを制す
オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート
ツインカム・スターレットの逆襲
TSシビック孤軍奮闘ス
カラー・イラストレーション
波乱の1970年代
(BOOKデータベースより)

結構熱いワードが並んでいるでしょ。

この内容に負けないくらい充実した電子の「豪華本」が出てきてくれないかしら。

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