ARROWS A18

穀雨・初候・葭始生「よし はじめてしょうず・葦が芽を吹き始める」
前回のエントリーから一ヶ月以上間があいてしまいました。
春先からのバタバタ事もやっと落ち着きつつあるのでそろりそろりと再発進です。
 
TRAJECTOIRE 1/43 ARROWS A18 YAMAHA 1997 HUNGARY GP
先日開催されたモデラーの集いにおいて、譲っていただいた1/43レジンキット。
1997年のF1マシーンのなかでも人気車種なのですがスケール問わず模型には恵まれてないような気がします。
権利関係の処理が芳しくなかったのでしょうか?
 
 
所謂プリペンイトキットと言われるフォーマットでございます。
塗料はウレタン系のようで、ピカピカ、ツルツル、カチコチ!
自分では白をここまでキレイに塗装できる自信は無いです。
 
 
フロントのスジ彫まわりはこんな具合、個人的には十分に許容できる仕上がりです。
 
 
それに比べてリアカウル周辺はちょっとキビシイかしら…
それでもデカールなどの装飾を施せばさほど気にならなくなりそう。
 
 
エッチングはt0.3の洋白でしょうか。
パーツ構成は過不足無い感じですね。
 
 
タイヤは油の噴き出し、バキュームパーツは黄変も見られず健全な様子。
カチッとした仕上がりの真鍮挽物ホイールもありがたいです。
 
 
デカールシートは3枚付いてます。
いずれも大きなダメージは無いようにみえますが油断禁物、なにかしらの“予防措置”をとったほうが吉かも。
この塗分パターンを見るとブルーの色味は違いますがヤマハ TZ250M 原田哲也 1994を思い出します。
 
 
組立説明書もいたってシンプル。

あまり難しく考えずにサラッと仕上げてフォルムやカラーリングを楽しむのが良いかもです。