Brabham BT44B_8

すっかり秋めいてきましたね、朝方のヒヤッとした空気が気持ちいいです。

週末は夜中に撮影して、秋刀魚を食べて、お酒を飲んでおしまい。
模型にはほとんど触らず仕舞いでした。

先日T1Gのタイヤにクリアーを吹くためにエアブラシ塗装をしたのですが、さすがにタイヤ4本だけのためにブースを展開するのも効率が悪過ぎるので下拵えが有る程度終わっていたBT44Bのパーツも同時作業する事に。
BT44Bの前回の記事はこちら、一年以上前です。
放置癖というのか本当にこんな事ばかりで我ながら呆れます。
 
IMGP1862恒例のバックヤード風記念撮影。

ボディパーツは昨年の段階でクリアーのオーバーコートまで終わっているので今回は中身のパーツを中心に色をかけていきます。
ちょっと見はどこかのプリペイントキットみたいですね。
 
 
IMGP1850DFV系ユニット、1/12、1/20、1/43を合わせると20基くらい組んできたかもです。

下地の色を変えながら何種類かのシルバー系塗料を吹き付け、黒系はグロス、セミグロ、フラットを使い分けていきます。
いくつかの黒系パーツにはテクスチャーのバリエーションを出すために乾燥後、クリアーブラウン、クリアーパープルなどをオーバーコートしてからフラットクリヤーで艶をコントロールします。
ちょっと手間ですが黒染や耐熱ペイントの感じに見えなくはないかもですが微妙かも。
最初にこのキットを組んだ頃はボディバーツにはグンゼのレーシングホワイトの缶スプレーをドバッと吹いて、あとはパクトラタミヤのフラットブラック、フラットアルミ、クロームシルバー、ガンメタル、レッド等々を筆でペタペタ塗って終わりでした。
マテリアル、ツール、テクニック、隔世の感であります。
 
 
IMGP1848このまま組み上げていってもいいのですが、できの悪い大スケールミニカーのような風情になりそうなので少々使用感が感じられるような塗装を加えていこうかと思っています。
だたし、自分の場合このようなことを狙うと大体は汚い方面のベクトルが強くなって台無しにしてしまう傾向があるのがちょっと不安要素。

今年中にボディのメインブロックが作業台に据付できたらいいなくらいのゆるゆるペースで進めて行きます。

Brabham BT44B_7

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天気が良いうちにBT44Bに仕上げのクリアーを掛けます。
#1500で研ぎ出し後に薄めのオートクリアを垂れないように気をつけて吹きつけ。
久々のエアブラシ作業なのでちょいと緊張しました。

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鏡面完全ツライチというわけでもないですがなんとか終了。
吹いた直後はテカテカなのですが気温も高くラッカークリアの特性で乾燥に伴う退けがもう見えてきてますね。

大スケールだとこの年代のフォーミュラーカーがあまりピカピカしているのも何かオーバーレストア風にも見えてきます…
その辺の適当な表現手法は難しいところですね。
とりあえず面倒な大物の塗装が終わったので一段落、今回塗装したカウル類は半年位放置してしっかりと乾燥させます。
その内に小物の組立と塗装を暇を見てコツコツと進められたら良いなと。

Citroën Traction Avant 11CV

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エアブラシのチェックを兼ねてタミヤの1/48 ミリタリータイプをシビリアン風に塗装。
さすがにタミヤ、カチッとしてます。

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先日のクリアー塗装から10日程経過したので中研ぎをしました。

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#1200でゴミや大きなうねりを取ってから#1500を使ってデカール周囲の段差を中心に全体を研いで行きます。
ペーパーには軽く水を付けるくらいで、ほとんどドライに近い状態です。その方がモデルの表面状態が確認しやすいですね。
普段製作している1/43モデルカーと比べるとサイズが大きいので時間も労力もかなりかかりました。それでもBT44Bは他の1/12のF1モデルに比較すると小さめで形状的にも研ぎ出しのし易いモデルだと思います。

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ノーズカウルはデカールにギャザーをよせた部分もうまく処理できたようですが一箇所デカールを削ってしまったのでタッチアップ必須。

ボディパーツ全体が艶消しというよりもセミグロスで艶が揃い、デカールとボディが完全面一とまではいきませんがクリア層でスムーズにつながってます。
プラモデルというよりはコート紙で作ったペーパーモデル風な感じで結構いい風情。
オーバーコートせずにこのまま軽く磨いて3/4艶辺りで仕上げるのも70年代のレーシングカーぽい感じがでるかな。
更にボディやメカ部分にも適度なウェザリングも施し使用感というか時代感を表現してみるのも面白いかもしれません。

Brabham BT44B_5

Phase 1終了までもう少し。

20130516-144036.jpgデカールが乾燥したのでクリアーを吹きました。
いつも通り濃度違いのオートクリアーをインターバルをとりながら吹き重ねていきます。
さすがに1/12、塗料使用量多いし、時間もかかりますね… エアブラシのボタンを押さえるのも疲れてきます。1/43に慣れ切ってるので何かと大変です。
一回目のクリアーに関しては大きなトラブルはなかったのですがクリア層の厚みに関しては微妙なところ…

約一週間後に塗装面研磨の予定です。サイズが大きいので苦労しそう。

Brabham BT44B_4

少々雲行きが怪しくなってきたLotusは一旦放置。
気分転換にBT44Bのデカール貼ってみます。

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キット付属のデカールは劣化していて使えそうもなかったのでSTUDIO27の別売で対応。
さすがに新しいデカールは貼りやすいですね。
前回のBT46で味わった苦行が嘘のようにスムーズに進みました。
少々キットの外形と合わないところがありましたが、印刷もキレイででニスもしっかりしていますがちょっとフォントが違うかな?と感じる所も…
マルティニのレッドの色合がタミヤは蛍光レッド風なのですがこちらはアンバー系のレッドで自分としてはこちらの方が好み。
高品質なデカールですが、さすがにフロントカウルの逆R状の面に貼るのは難儀しました。
デカールは伸ばす方向には何とかなることが多いのですが縮めるのは苦労しますね。
案の定、何箇所かシワがよりましたが研ぎ出し時に修正していきます。

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やっぱりこのスタイルとカラーリング、自分にとってのEvergreenの一つです!

デカール乾燥後、汚さないうちにクリアーを吹いてしまいましょう。

Brabham BT44B_3

なにか振り出しに戻ったような画像ですが、白を吹きました。

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使用したのはフィニッシャーズのファンデーションホワイト。
今となってはもっと性能の良い白塗料がありそうですが在庫が大量にあるので当分はこの塗料が白塗装のスタンダードです。
70年代風なら少しグレーを足した感じでも良かったかもしれません。
しかし、相変わらず塗り上りが雑で汚い!まあ実力通りなのですが普段1/43サイズの塗装が主なのでこのような大物の塗装は苦手なのです。
色、艶ともムラムラ、ゴミは噛みまくり、柚子肌大量発生。
まるで大御神村の空地に放置されたGCカーのカウルみたいです。(例えが古い?)
まあ、今回は練習も兼ねているのでこれで良しとします。
とりあえず連休中のミッションの一つは完了。

Brabham BT44B_2

風も無く絶好のスプレー塗装日和
形状確認のためのサフェーサーを軽く吹いて見ました。

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面の組み合わせとリベットのディテールが70年代テイストです。大好物です!
リベット上にデカールが掛かるので一部削り取るかもしれません。
ちなみにこの辺りのデザインはBT46も同じような構成になってます。
全体的には小さな傷や歪みの修正やチリ合わせが必要ですね。

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コクピットパーツにもサフを吹いてみます。
昔作った時はパクトラタミヤのフラットアルミを筆で塗っていたパーツです。
あの塗料の完全フラットなガサッとした質感は結構好きでしたね。クロームシルバーよりも扱いやすかったし。
現在は様々なタイプの金属色塗料があるのでどのような仕上がりになるのか楽しみです。
セオリーでしたらメッキシルバーなのでしょうがメッキ系塗料は他のクロームメッキされた箇所に使用してメリハリをつけたいのでクレオスのクロームシルバー辺りで塗る予定。