雨水・末候・草木萠動
そこかしこで梅の香り、日脚も大分伸びてきました。
今日は四年に一度の2月29日、明日からは弥生三月年度末。
今年も「行く、逃げる、去る」の勢いで月日が流れます。
今回は少し前に購入した1/24のプラモデルについての戯れ言
1/24 BEEMAXシリーズ No.04 TA64 セリカ ’85 サファリラリー仕様
まさかTA64のインジェクションキットが2016年に発売されるとは… 正直驚いています。
キットのボディ形状、自分には紛うことなくGr.B TA64 セリカに見えます。
最近のクルマではあまり見かけなくなった巨大なブリスターフェンダーがカッコイイ!!
モールドもクリーンで繊細、昔のアオシマとは印象が随分違いますね。
画像にはありませんがボンネットフードの排熱用?フィンもキレイに抜けています。
特徴的な面構成のボディパーツはエッジも多く上手く塗るのが難しそうと言うか正直苦手な部類。
一度売り切れてしまうと以外に入手難になる純正のエッチングパーツも合わせて購入。
内容的には過不足ない感じ、シートベルトのリボンが付属しているのはナイス。
サードパーティ製と比較してリーズナブルなプライスも嬉しいですね。
デカールに関しては印刷メーカーは不明ですが品質は良さそう。
でも近年のお約束どおり大会スポンサーであるタバコのブランドロゴがオミットされています。
シェブロン部分は何とかなりそうなのでロゴを1/43の余りデカールから調達して誤魔化そうかと思いましたが、面倒なのでサードパーティ製のデカールを通販にて購入することに。
届いたデカールを見ると何故かシェブロンが蛍光色… 手持ちの資料などではこの部分はソリッドなレッドの様です。
通販は便利なのですが、やはり商品を目視で確認できないことはデメリットですね。
メーカー側もちょっとリサーチすれば判る事なのに… なんだか釈然としない気分。
珍しい事に資料も何冊か事前に用意しています。
あと1986年(30年前!!)の年末に出版された「モデルカーズ」の第3号、Gr.B TA64 セリカの模型の話といえばこの一冊を欠かす事は出来ないかと思います。
(この頃は年1回の発刊だったのですね。)
そこに掲載されたLUNATIC製の1/24ガレージキット。
個人規模のガレージメーカ製とは思えないスペシャルなキット内容、また完成品の出来栄えも素晴らしいもの。
一目ぼれというか自分の手で作り上げたいという気持ちになったものです。
キット価格は4T-GTEエンジン付きのフルディテール版が18,000円、エンジンレスが9,800円でした。
何とか資金をやり繰りしてエンジンレスキットを恵比寿のミスタークラフトで購入、勢いに乗ってすぐに組立て始めました。
しかし当時の自分には荷が重いキットだったようで完成させる事は出来ず何年後かに廃棄処分。
そのためかGr.B TA64 セリカは大好きなのですがちょっとしたトラウマにもなっているアイテムなのです。
Gr.B TA64 セリカといえばstarterの1/43レジンキットもポピュラーですね。
こちらのキット、アニマルバーや燈火類に手を加えるとかなり良い感じになりそうなのですが… 今の調子では手を付けずに終る事になりそうです。
でもジャンク品で適当なホイールとタイヤが手に入るようでしたら1983年のプロトタイプバージョンにしてみるのも楽しいかもですね。
最近は手は動かずにこのようなしょうもない妄想ばかりしているような気がします。