Ferrari 312PB_15

大寒・末候・鶏始乳
穏やかに日が差す節分の水曜日、でも気温は低め。
コンビニやスーパー行くと恵方巻き以外にも多数の節分プロモーションが行われていてますね。
中にはちょっと首を傾げるような物も…

なんやかんやで停滞中の312PBですが、先日細かな部分をちょっとだけ弄ってみました。
R0012964リアサスペンションのショックユニットですが当初キットのまま組立てる予定でしたが、ダンパーの位置調整が出来た方が後々良さそうな気がするのでタメオのアフターパーツに置換えることにします。
また、スプリングだけを黒く上手く塗るのが自分の技量では困難な事も理由のひとつ。
 
 
R0012973まず。ダンパーユニットの各サイズを記録しておいてから切り離し。
これでもう後戻り出来ません…
 
 
R0012985メイクアップから発売されていたサスペンションベースのエッチングを利用して取付ブラケットらしきモノをでっち上げます。
こちらのエッチングパーツはいろいろな用途に使えて便利、でも主な用途であるサスアームには殆ど使用した事が無いです。
 
 
R00129690.5mmの洋白線をペンチ等で潰してから0.3mmの孔を穿ちます。
 
 
R0013008適当な長さに切ってからダンパーユニットの上下パーツに取付け。
取付位置がセンターからズレてますが見なかったことにします。
 
 
R0012989出来上がった各パーツを仮組。
ダンパーの角度、長さの調整が利くようになったことでリアサス組立時の歪みなどに対するバッファになる事を期待します。
でも、組立作業が面倒になったのは事実、上手く組み込めるのか若干不安ですね。
 
 
R0012995ついでにタイロッドパーツのロッドも金属線に置換え。
 
 
R0013003ブーツへの取付孔サイズをちょっと大きめにしたのでこちらも角度、長さが調整可能に。

Ferrari 312PB_14

小寒・次候・水泉動
年末年始に緩み切った生活リズムをアジャストするのにこの連休は実に有効かもしれません。
また、週末辺りからの冬らしいピリリとした「冷気」も良い刺激に。
 
カウル類にオーバーコートしたクリアー塗料を枯らす間にチマチマとした作業を進めます。
R0012901パーツ整形時に削り取ってしまったコンソールのスイッチ類を金属線など使ってでっち上げます。
三連のスイッチは0.25の洋白線とメッキ線のリング、右のボタンは0.5の洋白線とTop Studioのエッチングワッシャーの組合せ。
デカールとかでダイモテープ?のラベルを再現して貼るとカッコイイかもですね。
 
 
R0012887布地のパーツにはサフ下地にそのままディープレッドを塗って織目表現のデカール貼込。
シートパーツはデカールのパッチワークが上手く出来ずに些か残念な状態になってます。
デカール乾燥後フラットクリアー(水性系アクリルのフラットベースを添加したラッカー系)吹き付けて強めのつや消しテクスチャーを目指します。
思い付きで固定用ファスナーに見立てたエッチングパーツを貼ってディテールを追加。
この部分は予め穴を開けておいてパイプ等を挿し込めるように仕込んでおくのが正解ですね。
最後に色調を落ち着かせるためにペトロールで溶いたエナメルのフラットブラックをコート、乾燥後適当にクリーニング。
 
 
R0012895仮組して様子見してみます。
シートに付けたファスナーのエッチングもアクセントになったような気がしますがどうでしょう。

次はセンターコンソール、メーターパネルの細工といったこれまた面倒な作業になりそうです。

Ferrari 312PB_13

小寒・初候・芹乃栄
本年も気ままに書き綴っていくかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
R0012872カウル類は中研ぎの後オーバーコートまで完了。
あっ!!エンブレムのデカールが切れている、全然気が付きませんでした…
光沢度はアップしましたが、鏡面仕上げには程遠くデカールの段差も完全には消し切れてはいません。
暫く乾燥させてから、裏側などに黒色を吹いて最後の磨き+艤装で外側はフィニッシュの予定。
 
 
R0012856そろそろ中身にも手を付けていきます。
シルバーで塗装したエンジン、ミッションをエナメル塗料でウオッシュ。
少々やりすぎたようで、またもや小汚い感じになってしまいました。
因みにエンジンとミッションでは汚れ方のトーンを変えているのですが、この画像では判り難いですね。
まあ、クラシックコンペカーの小スケールモデルなのでこれ位のメリハリは…という事にしておきます。
キッチリとしたモールドなので自分がやるような雑なパイピング等のディテール追加では逆効果になりそう。

Ferrari 312PB_12

冬至・次候・麋角解
模型関連の消耗品などを調達に新宿へ、なにか人出にやられたようでヘロヘロです。

312PBは最初のクリアコートまで進みました。
R0012807使用したクリヤーは何時と同じフィニッシャーズのオートクリア。
何度も経験している工程なのですがやはり緊張するしますね。
デカールを溶かしたり、大きなホコリ等を付着させる事無くなんとかクリア層が出来上がりホッとしてます。
 
 
R0012802デカール貼りは枚数が少なく簡単に終るかと思っていたのですが意外に苦戦しました。
デカールのプリントがちょっと硬くソフターを使ってもなじませるのに時間が掛かった事と右サイドのスペアタイヤカバー部分の辻褄合わせに一苦労。
ゼッケンサークルのデカールの重ね合わせ部分の色調整を筆塗りでの誤魔化しを試みましたが、あまり芳しくない結果に…
 
 
R0012810この辺りの角度だと“3”のレターもちゃんと判りますね。
1週間ほど乾燥させてからカウルは中研ぎ、オーバーコート、シャシーはコンパウンドを軽く掛けてからコクピット、フロントサス周りパーツの組付けへ。

 

Ferrari 312PB_11

ご近所から柚子のお裾分け、お風呂が楽しみです。

312PBは少しだけupdate?
R0012779シャシー整形時に不注意で角をなめてしまったシフトレバー基部、さらにその上部に貼り付けるシフトゲートのエッチングパーツを紛失というダブルパンチ、相も変わらずのケアレス具合で情けないです。
最初はしらばっくれるつもりでしたがFerrariらしさのアイコンのひとつのような気もするのでちょっとリカバリを考えてみる事に。
 
 
R0012787余剰パーツなどを20年以上に渡って貯め込んだ鰻屋のたれ壺ようなジャンクボックスから使えそうなものを見繕ってみた結果がこちら。
ゲートのエッチングはサイズが大きめですが面倒なのでこれで妥協する事にします。
ついでに挽物のシフトレバーも発見、これはラッキー!
Firestoneのロゴステンシルもサルベージ、こちらは自分のスキルでは使いこなせそうもないので保留…
 

R0012791元のシフトレバー基部を削ってから自作品を嵌め込んでみましたがやはり微妙な出来、さらにクリアまで掛けたシャシーが傷だらけになってテンションダウン。
まあ仕方がないのでレバーの高さ調整、グリップ部のペイントを施して終わりとします。

赤のペイントも乾いたようなので次はデカール貼り。

Ferrari 312PB_10

大雪・末候・鮭魚群
年末年始のスケジュール告知、スーパーやコンビニの品揃え、駅や電車内の喧騒などなど街はさすがに師走モード全開。
 
 
R0012770カウル類を赤くしました。
使ったのは定番のフィニッシャーズのシルクレッド、ちょっと朱寄りでクラシックなイメージも感じられるソリッドなカラーです。
 
 
R0012760各カウルの色味を合わせようとしている内にお約束の厚塗り、シャープなデザインを打ち消してボテッとした風体になってしまいました…
やはり大きめの平面、エッジ、ダクトの凸凹などが多いパーツの塗装は難しいですね。
乾燥後塗面を整えたらデカール貼り、数は少なめなのですがスペアタイヤカバーのゼッケンサークルが上手く処理出来るかが心配なところ。

後の段取りを考えてみると、今年中にクリアコートまでは終らせるのが当面の目標。

Ferrari 312PB_09

大雪・次候・熊蟄穴 
確かにこのまま穴に隠れてぬくぬくと冬眠したい状況ではあります。
 
重い腰を上げスプレーブースを展開し塗装開始、地味な絵面のエントリーも一段落です。
R0012693久々の作業で段取りも悪く思いの外時間が掛かってしまいましたがブラシ塗装の第一段は何とか終了。
何か完成品ミニカーのパーツみたい。
 
 
R0012711この辺りのパーツに色が乗るとFerrariの模型という感じになってきます。
ホイールはガイアノーツのスターブライトゴールド、エンジンとミッションは同じくスターブライトジュラルミンで塗ってます。
想定以上にピカピカ、メタリック塗料の光沢コントロールは難しいですね。
 
 
R0012720シャシーはクレオスの8番シルバーなどでサテンシルバー風の落ち着いた銀色に塗るのも有りかと思いますが、自分の技量では無理なのでパーツの金属地を生かした仕上げにしていきます。
パーツを簡単に磨き出してから最後はスポンジヤスリの使い古したマイクロファインで軽くヘアラインを付けて下地を準備。
後々のデカール処理等を勘案して今回はガイアマルチプライマーを希釈したもので下塗りをしてからオートクリアーを軽く一吹きしています。
プライマー効果なのかギラッとした光沢が落ち着いてホワイトアルミ風の柔らかな輝きになったような気がしますがどうでしょう。
 
 
R0012745ボディカウル類は定石通りピンクで下塗りしましたがホコリが噛んだり色ムラができたりで散々な状態。

Ferrari 312PB_08

大雪・初候・閉塞成冬
朝晩は冬らしく冷え込むようになってきました。

1回目のサフを削り落としてから2回目を吹き付け後、整形作業。
R0012666Cpt.6の画像と代り映えしないですね…
初回で処理出来なかった凸凹があるため今回も塗膜は厚め。
しっかりと乾燥させてから「カタチ」を意識して#1000のペーパーとスポンジヤスリで研いでいきます。
 
 
R0012689ヒケや歪みが目立っていたリアカウルの上面も何となく整ったような気がします。
 
 
R0012651下地の露出も最小限で何とか終了。
パネルの合が悪かったり、完全に面が出ていない箇所もありますが、そろそろ飽きてきたので下拵えは終わりします。

やっと塗装工程に入れそうなのですが、ただでさえも苦手な赤塗装に加えて平面が多くエッジが目立つボディ、ちょっと不安です。