Hesketh Ford 308C_03

立秋・末候・蒙霧升降「もうむ しょうこう・深い霧が立ち込める」
暑いですね、蒸しますね、日々の疲れがなかなか抜けないです。
月が変われば少しはマシになるのでしょうか。
 
 
パーツ確認を兼ね恒例の記念撮影(一部PEは除く)
カウルオープンのフルディテール仕様ではないのでPE含めたパーツ点数は少なめかと思います。
 
 
PEパーツは3シート、板厚0.5mmの真鍮が1枚、板厚0.2mmのステンレスが2枚同封。
ステンレスは加工しづらく真鍮は塗装が面倒、コスト等の課題もあるのでしょうが自分としては扱いやすい洋白が好みであります。
 
 
エンジンはインダクションボックスに隠れる箇所のパーツは用意されていません。
ヘッドカバーにはプラグコードを追加予定なのでディストリビューターを何処からか調達ですね。
 
 
シンプルな一枚翼のリアウイング
翼端板、今回はキットパーツをそのまま使用。

試行錯誤しながら“43の作り方”を徐々に思い出す。
 
 
フロントサスはパーツの位置関係が意外にもタイト。
冷却ダクトと併せ組立前に再調整です。
 
 
仕掛かり状態のタメオ産DFVズ
この他にもストックを掘り起こすとゴロゴロ出てくる気がします。
それとタメオ以外もきっと出てくる…
 
 
 
 
 
 
.

Hesketh Ford 308C_02

立秋・次候・寒蝉鳴「かんせんなく・蜩(ひぐらし)が鳴き始める」 

台風により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く復旧されますようお祈り申し上げます。
 
 
ボディパーツを仮組みして全体の様子を把握します。
あわせてディスプレイベースへの固定方法等も検討。
 
 
インダクションボックスは同年他車と異なり高さが低くサイドから吸気するタイプ。
モノコックも薄く仕上げられていて全体的にスマートな印象です。
 
 
スポーツカーノーズはヘスケスお得意の先端にウイングが付くタイプ。
 
 
前後のタイヤを取り付け最低地上高を検討、また車体を支えるスペーサーも誂えます。
後輪はサスペンションの一部バーツを加工すれば多少の調整ができるようになるので本キットでは前輪を基準に車高を設定。
 
 
四つのタイヤが接地してそれなりの風体になってくれました。
車の模型を作る過程において少しホッとできる時でもあります。

塗装はPROJECT ESSEXの小物類と併せて実施予定
  
 
 
 
 
.

Hesketh Ford 308C_01

立秋・初候・涼風至「りょうふう いたる・涼しい風が立ち始める」
残暑お見舞い申し上げます
 
 
夏休みの工作2023です。
ちなみに2021はVINCENT“White Shadow”、2022はRENAULT RE-20 TURBOでありました。
   
では、スタート  
先ずはホイール組みから、ディスク部分の立体感が良い感じです。
 
「発売当初の内容から、一部キット構成が変更されているものがあります。アルミ挽物パーツのホイールやダンパーなど、材料費高騰のためホワイトメタル製に変更され、説明図の部品構成と違う場合があります。」と告知されていましたが本キットはアルミ製でした。(ダンパーは真鍮挽物になってました。)
ただそれ以上に大きな変更があり吃驚仰天!その件は後々書き留めるかもです。
 
 
サスアーム折曲げ部分への補強工作でハンダ付の練習。
この部分が疲労等で千切れるとリカバーが大変に面倒なのです。(過去何回かオレタ)
 
 
後はカウルの縁を適当に整えてみたり、
 
 
ダクトの穴を開けたりとパーツ毎の下拵えが続きます。
 
 
それと劣化していたツール、マテリアル類を補充。
 
 
43キットの作り方を思い出しながらボチボチと進めていきます。
 
 
 
 
 
 
.

Hesketh Ford 308C

大暑・次候・土潤溽暑「つちうるおいて じゅくしょす・土が湿って蒸暑くなる」
葉月、八月朔日、夕立といかずち
健やかに楽しくそして美味しい夏になりますように。
 
 
年頭にLOTUS 81、LOTUS 88を完成させる!と意気込んではみたものの久方ぶりの1/43スケール、共にフルディテールとあって今ひとつリズムに乗り切れない状況。
そこでサクッと「完成」できそうなキットで工作の勘所を取り戻すリハビリを試みることにします。
在庫やお手つき品でもよかったのですモチベーションをブーストするために新しいキットを調達です。

お買い物はたのしー!
 
 
This Way Up WU007 Hesketh Ford 308C Italia GP 1975 J.Hunt
TAMEOのサブブランド?他にも70年代の渋いF1がキット化されています。
 
 
パーツ構成はTAMEOスタンダードな感じ。
 
 
デカールはノンブランド
カルトグラフじゃないのはコストの問題ですかね。
ちなみにHesketh Bearマークは用意されていません…
 
 
その代わりと言ってはなんですがイエローのベタデカールが同封されています。
何に使うか想像はつきますがこのデカールを使う人は少ないと思うのです。 
 
 
先ずはパーツのチェックから
アルミ挽物のホイールは嬉しいのですがフロントタイヤのセットがおかしなことになってますね。
 
  
購入先に連絡をしたら早急に対応していただきました。
ラクーンオートさん、ありがとうございます!
 
 
それではぼちぼちと組立スタートです。
 
 
 
 
 
 
 
.

Porsche 959 Paris Dakar

雨水・初候・土脉潤起「どみゃく うるおいおこる・雨が降って土が湿り気を含む」
いまは連休だけを楽しみに生きている。
 
 
皆様お馴染み赤いチェッカー模様の紙箱
Starterのボックス、自動車模型に相応しい良いパッケージデザインだと思います。
 
 
箱の中身はPOR073 Porsche 959 Rothmans(3 Vers.) Paris-Dakar 1985
優勝した1986年版ではないところがミソですね。
いつ頃何処かは定かではありませんがお手つき中古品を入手しました。
 
 
 

事の発端はこちらのビデオ(現在は part 6でレストア終了)
パリダカ959カッコいいよなあ〜
タミヤの1/12ラジコン、欲しかったけど買えなかったなあ〜
等々物思いにふけていた時にふと1/43キットの存在を思い出しストックヤードからサルベージです。
 
 
古いレジンキットではありますが状態は良好
 
 
インテリアの表現はシンプル
 
 
ラリーカーらしいディテール
 
 
その他パーツ
タイヤは硬化や油吹きも無く健全
 
 
バキュームパーツの黄変も許容範囲かと
 
 
デカールも見つかりました!
ひび割れ等のダメージは無さそうですがブルーのベタ部分は微妙
ちなみにプリントはカリグラフ
 
 
版ズレが浮世絵版画のようで趣深い
 
 
男前な組立説明図?も付属
 
 
お知り合いの方限定となりますがこのキットにご興味あれば、メール、TwitterDM等でご連絡くださいませ。
 
 
上手くバトンが渡るといいなあ
 
 
 
 
.

LOTUS 81_01

立春・初候・東風解凍「とうふう こおりをとく・東風が厚い氷を解かし始める」
日脚の伸び具合、街の彩り、初物の便り、また季節は進みます。
招運来福、今年はどんな春になるのでしょう。
 
  
PROJECT ESSEX、スケージュルを切ってみると意外に時間の余裕がない事が判明。
という事で徐にスタートです!まずはTameoの81から。
TYPE81、当ブログでの初の1/43ロータスF1。
“ACBC”イニシャルロゴのライセンスラベルがそそります。
 
  
まずはPEパーツの切出しと整理から。
モノコック、リアサス、ラジエーター等が細かく分割されている所為かパーツ数は多めです。
素材は洋白なので加工、塗装を考慮するとありがたい。
 
 
モノコック組立が最初のハードルですね。
 
  
サイド・ポンツーンのウォールも厚めのEPパーツで用意されておりシュッとした見た目で良い感じ。
このパーツはフォイルデカールを貼る指示になっていますが上手く処理するのは難しそう…

今後の課題:デカールのテスト及び金属生地ポリッシュツールの支度
 
 
モノコックの仮組ー
嵌め合い寸法キチキチでサイドエッジの処理は必須、前途多難の予感バリバリ。

何より久しぶりのヨンサン、勝手を忘れ戸惑う事も多々であります。
 
 
 
 
 
.

PROJECT ESSEX

大寒・初候・款冬華「ふきのはな さく・蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す」
新年を迎え松が開けたと思ったらもう1年の1/24が過ぎてます。
いやはや、なんとも… 参りましたね。
 
 
時機を逸した感はありますが今年の目標と初夢が叶った話をダラダラと綴ります。
昨年末に発売されたこちらのムック、1977年から1982年頃のF1ウイングカーを網羅した内容となっております。
実はこの年代のF1が自分にとって最もフェイバリットなカテゴリーなのです。
当時はオートスポーツ、オートテクニック、スポニチのF1速報等をスクラップしTBSで石井・間瀬コンビのF1放送を食い入るように見て、タミヤ1/10スケールF1ラジコンの中古を手に入れて遊んでいました。

読後のテンションで1/43 F1ウイングカー製作を今年の目標に掲げます。
車種はまだ作ったことのないロータス、アルファロメオ、リジェ、ティレル辺りからを候補に。
 
  
そして何気なく頭に浮かんだのがESSEXカラーを纏うロータスF1の絵面。
81、88ともに好きなクルマでカラーリングもCOOL、1/43キットも存在するということで探索開始、それから程なくしてこちらの貴重なキットを授かることになります。

初夢が正夢なりました。本当にありがとうございます。
今年中に1/43でESSEXカラーのロータスF1モデルを完成させる!“PROJECT ESSEX”の発動です。
 
 
キットはエッチングパーツ全盛時のタメオフォーマット。
中でもプレスで用意されたモノコックパーツは噂に違わず秀美の一言。
内部構造も再現されたフルディテール、さらにスペアデカールもセットされた豪華な内容です。
当キットに関しては上田の巨匠さまのブログでも紹介されております。
 
 
キットが入手できたのでデカールや色指定の参考にとエブロ1/20の88を引っ張り出してきます。
蓋を開けるとそこには見慣れた青い箱、プロバンスのLot.88を発見します。
自分ではとうの昔に処分したと思い込んでいたのですが…
まさに瓢箪から駒、赤い糸で結ばれた何んとやらでございます。
 
 
嬉しさのあまり早速弄くってみます。
切削時に生じる灯油のようなプロバンスレジンの臭いを久しぶりに堪能です。
  
  
特徴的なフォルムの所為か間違いなくLOTUS 88に見えます。
因みにキットのラベルは88B F1 “ESSEX” ELIO DE ANGELIS “PRESS” 1981となっており少々?な仕様。
それでもカッコいいので問題なしです。
 
 
勢いに乗って更に88キットを調達しちゃいます。
由緒正しき王道SRCではなく作り慣れたMFHに行くところがちょっとチキンハート。
 
 
同スケール、同モチーフの模型を並べ愛でるのは自分には嬉し楽しの時間
どちらが正しい優れているとかではなく模型として共に愛しい存在
 
 
現在当ファクトリーでは別途1/12スケールF1ウイングカーを絶賛作業中。
同時進行はちょっと無理があるので1/12の目処がついたらPROJECT ESSEXを本格的に稼働させます。
それまでは資料、材料等を集め整理する準備期間です。

PROJECT ESSEXは本年10月中にはなんらかのカタチにしようとふんわり考えております。
まずは81のモノコック組立用にハンダごてを買ってくるところからです… とほほ…
 
 
 
 

.

Ferrari F187_02

芒種・初候・螳螂生「とうろう しょうず・螳螂(かまきり)が生まれ出る」
カマキリの孵化シーンはちょっとトラウマがあります。
 
Ferrari F187の進捗をポチポチ
久しぶりにポリパテを使いましたがやはり臭いが強烈…
リビングルームモデラーの自分には厳しいツールです。
 
 
1回目のサーフェイサーを塗布
今回カウル類には造形村(ボークス)のグレーサフを使用、ラッカーですが付着性と肉持ちが良好なサフです。
ただこれまた臭いがキツイ… それと入手性、コスト等を勘案するとやっぱりタミヤの方が使いやすいかな。
 
 
燃料タンク上部のパイピングはスペース的に難しそうですね。
 
 
まずは小物類の塗装からスタート
黒系、金属系、コート用のクリア類を適当に見繕います。
 
 
第一弾の塗装終了
次はクリアー系で色調と艶具合の調整です。