友人から使いかけのペトロールをもらっちゃいました。
これでエナメル塗料を溶くとちょっと上級者っぽく見えるかしら?
でも、やはり揮発油らしく其れ相応の臭いはしますね。
自分で言うのもちょっとアレなのですが、ほぼ無臭で毒性も低く、それでいて高性能な塗料が開発され一般化していかないと模型趣味全般の将来は少々厳しいような気がしています。
ここ何日かオレンジ色のマクラーレンを作りたい気持ちが高まってます。
青山のお店でなんか申し訳ないようなお値段で売られてたのを購入。
カンナムマクラーレンの中でも人気の無いモデルなのかもしれませんね。
オリジナルマクラーレンのオレンジとブルーのコンビネーション(ガルフカラーでもありますが)は実にカッコいいです。
オレンジ色は適当に混色したものを、ブルーはピュアブルーを使用したかと思います。
ちなみに取説上ではオレンジの色指定はRenault Orange 318とあります。
webで調べてみると、サンクやキャトルに設定されていたオレンジのようです。
製作時はボディの歪みとデカールで苦労した記憶がありますね。
デカールはかなり黄ばんでいたのですが漂白してから糊分を足して貼りました。
フォトギャラリーに何枚か画像をUPしておきました。
よかったら見てやってください。
引き続きリアセクションを仕上げていきます。
エキゾースト関係のパーツを組み付け。
結構複雑な形状ですがメタルパーツはパチッと合ってくれて助かります。
なんか古いGITZOのハンマートーンみたいな色になってしまった…
もうすこし金属のサラッとした風合いを出せるようになりたいです。
スタビとエアファンネルを取付。
スタビのリンクは薄いエッチング製で少々貧弱な感じです。
金属線で作り直したいところですがそのまま。
エアファンネルはもっと艶を抑えて黄ばんだ感じにしたかったです。
あと謎のクラックが… 薄めたエナメル塗料を流し込んでおきましょう。
今回はほとんど見えなくなるので各種パイイピングはパスしてますが素組でもそれなりの密度感はありますね。
基本的な塗装とパーツ組で割とストレスも少なくこのレベルまで仕上るのはタメオの美点の一つかと思います。
シャシーとタイヤを取り付けて記念撮影。
なんとか山を一つ越えた気分です。
完成後にはエンジン部分はほとんど見えなくなるのでファンネルは取り付けずに他のキットに流用するのも有りかもしれません。
でも今回は頼まれ物なのでそういう訳にもいきませんね。
リアセクションの組立を進めます。
リアショックのユニットはアルミの挽物+スプリングで構成。
ホワイトメタル鋳造パーツと比較してカチッとした仕上りになります。
このパーツは完成後も比較的よく見えるのでありがたいですね。
エポキシ接着剤を使ってロワーアームとドライブシャフトにリアアップライトを固定します。
1/43を始めた頃はこの手の作業には主に瞬間接着剤を使ってましたが、細かな位置調整や接着強度を考慮すると時間はかかりますがエポキシ接着剤を使うのがベストですね。
エポキシ接着剤は保存方法を変えてから保存性や少量使用の利便性がアップしてます。
画像では解りにくいのですが、この頃のブラバムの特徴であるダンロップ製のカーボンディスクブレーキが意外に目立ちます。
もう少し丁寧に仕上げれば良かった…
アップライトがガッチリと固定されたので上下のラジアスアームを取付。
0.5mmの金属線を使いましたが若干細く感じますね。
太いと全体的にもっさりとした感じになるしバランスの難しいパーツですね。
模型以外の鉄道関連展示から
発車表示器 表示が変わる時のパタパタという音が懐かしい。
画像にはありませんが操作盤もなかなか良い感じでした
ひし形のパンタグラフ 現在はシングルアームタイプが多くなりましたね。
意外にシンプルな構造です。
上の架線から実際に電力を受け取って実験装置の台車モータを動かしていたような記憶があります。
DT24A形台車実験装置
子どものころは、パンタと架線に触れた時のスパークと台車のモーターの回転音にビビりまくってました。
ちなみに今になっても電気系は苦手、クルマのバッテリー触るのも一瞬引きます。
まだまだご紹介したい展示物はたくさんあるのですがこのあたりで一旦終了です。
放置気味になっていたこのシリーズも、そろそろクロージングにしようと思います。
今回は数多くの電車、客車の模型から懐かしく印象的なモノを。
自分の中で電車といえばこのカラーリング。
所謂「湘南色」というやつですね。みかんとお茶の色と言われて沿線の風景を想像させます。
自分は実際に近代化された80系には乗っていた記憶があります。
床板に塗られたオイルの臭いが印象に残ってます。
20系のブルートレイン、一度は乗りたかったですね。
やっぱりシンプルかつモダンなデザイン、車掌室に車内放送用の電話器がかわいらしいです。
「国電」 中央線ですね。
これまたシンプルなデザイン、他の路線のカラーリングもあればよかったのですが。
小田急と近鉄の特急電車
カラーリングは小田急はウルトラマン、近鉄はカンナムのMcLarenみたいです。
それにしても近鉄の2階建て車両は迫力があります。フロントマスクがなんかバタ臭い感じで良いです。
東海道新幹線の0系
自分のなかで新幹線といえばこの車両です。
名古屋のリニア・鉄道館にもいつか行きたいものですね。
次の投稿で最後となります。
bt46 surface coolersを製作する上のポイントだと勝手に思っているヒートエクスチェンジャーパネルに小細工。
パネルはエッチングで用意されてますが、まず形状が大きく異なります。
また、エッチングそのままだとステンレスの薄板を貼り付けたようで実車の雰囲気とちょっと違います。
資料をみると表面がメッシュ状でそこそこ厚みがあるホワイトアルミのパネルの様です。
形状変更はパネルの完全自作となって自分には荷が重いので、エッチング表面のテクスチャー追加を試みます。
まずパネルにガンメタを吹きつけ、エッチングメッシュの上からクロームシルバーを軽く乗せます。
こんな感じになりました。現物はこの画像ほど模様のコントラストは強くないです。
目の細かなタバコ銀紙といった感じですかね。
スケール的にはメッシュの目がかなり大きいのですが、まあ記号的な表現ということで良しとしましょう。
ボディカラーの乾燥待ちの間に組めるパーツは組んで部品を減らしていきましょう。
下塗りも乾いたようなので赤くします。
仕様塗料はフィニッシャーズのディープレッド、アルファ系の定番ですね。
この色は乾燥してくると色味が変わりますね。朱が強くなる気がします。
とりあえず色が均一になるように吹きつけ、そして厚塗りでポッテリ…
平面が多い車種は難しいですね。
あとはノーズカウルのエアアウトレットをマルティーニカラーのダークブルーで塗ればいよいよデカール貼りです。
ブルーはもう面倒なので筆で色を入れて終わりにします。
翼端板はハイライトの加減で厚く見えますが現物は結構薄くなってます。
薄板の面がしっかり出ていて色の透けもないのは金属材料ならでは仕上り。
1/43を作っていてちょっとニンマリするときです。