LOTUS 88_03

小雪・初候・虹蔵不見「にじ かくれてみえず・虹を見かけなくなる」
日差し弱まり、風冷たし、年末に向けたあれやこれやが早足で近づいてきます。
この週末は早めの大掃除を終わらせてからケータリングを頼んで家飲みなのです。
 
 

カウル等の外装色に塗るパーツは後回しにして他のパーツの塗装を進めます。
81もパーツが多いなあと感じていましたが88は輪をかけて多いですねえ。
 
 

モノコックは上部パーツにわずかながら“ヒケ”が見受けられたのでパテを入れました。
ポリパテ、クサイ、キライ
 
 

タミヤのサーフェイサーを塗って一部マスキング
 
 

モノコックはオーカー系とグレー系の黒で塗り分け。
グレーブラックの箇所はデカールも用意されていますが今回は塗装でいきます。
 
 

一回目の塗装が終了。
そこそこの色数を使い手間はかけていますがあまり映えませんね…
まあ自己満足なのでこれでオッケーなのです。
 
 

モノコックにリベットのPEパーツを貼りこむとよりロータスらしくなるかと思います。
ボトムパーツの塗装が終われば組み立てに移行できそうです。

 
 
 
 
 
 
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TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM extra

立冬・初候・山茶始開「さんちゃ はじめてひらく・山茶花が咲き始める」
「一雨一度」季節外れもそろそろ落ち着いてほしいところです。
三、四年前までは横浜辺りで冬籠り用の“おもちゃ”を購う時期でもありましたが今年はどうしましょ
 
 
トヨタ博物館の項、折角なので実車周りもつらつらと綴ることにします。
この時代のホイール、カラーと装飾がおしゃれなのです。
 
 
キャデラックもビビッドかつエレガント
 
 
トヨタ2000GTのワイヤースポークホイール
 
 
やっぱり2000GTはこちらのマグネシウムホイールがイメージですね。
 
 
70年代はスーパーカーと言えどもタイヤはムチムチパンパン
 
 
“ホワイトエディション”のビッグ・クワトロ
やっぱり白がよく似合ます。
 
 
館内ではNSX、LFAより人気者だった初代ソアラ
 
 
ソアラにはレグノ
 
 
メタリック系ボディカラーの魅力的なクルマ達
 
 
いま頭を悩ますブルーメタリック!
 
 
この車のシルバーメタリックは別格
嫋やかな輝き、きめ細やかな質感、正直やられました。
 
 
最後に珠玉の一台はこちらを選択。
プジョー 402、流線型スタイルに美しいグリーンのボディカラー、ディテールも豊かです。
 
 
ヘッドライトが仕込まれたフロントグリルが最高。

戦前高級車の模型を作ってみたくなりますが自分のスキルとセンスでは悲惨な結果になりそうです。
まあそれでも横浜で中古キットを探してみましょうかね。
 
 
 
 
 
 
 
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TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM 02

霜降・次候・霎時施「しぐれ ときどきほどこす・小雨がしとしと降る」
十三夜後の月を過ぎると一雨ごとに季節の進み方が早足になるように感じます。
次の連休は虫干し、棚卸し、冬支度そして美味しいものをいただくのです。
 
 
前回の続き「後ほど」です。
文化館2Fのクルマ文化資料室
「移動は文化」をテーマに自動車に関わる様々な文化資料を展示するスペースです。
中でも圧巻なのは約800台のミニカーがパレードする中央のショーケース。
 
 
1/43スケールミニカーが年代、地域ごとにディスプレイされてます。
 
 
色形とも様々な戦前のクラシックカー達、見ていて飽きない。
 
 
この辺りになると見知ったクルマたちですね。
実際に運転したことのある車種もちらほら。
 
 
SRカード的なNISSAN NX COUPEも居ます。
 
 
ミニカー以外の自動車玩具も多数展示されています。
 
 
国産プラモデルのパッケージ
LSの初代アコードがある!
 
 
このMGA 1600のパッケージデザインは良いなあ。
 
 
“アメプラ”
 
 
“アメプラ”のパッケージには独特の魅力がありますね。
 
 
初代セリカ ダブルエックスのプラモデル。
このフロアに数ある模型のなかで一番印象に残りました。
 
 
模型としての佇まいが琴線に触れました。
どこのメーカーだろう?
 
 
金属製カーマスコット、戦前期リンカーンのグレイハウンド
 
 
映画「コンボイ」でおなじみのマック・トラック
 
 
金のシャチホコみたいなシムカ
RRのThe spirit of Ecstasyもありましたがピカピカ過ぎてカメラのピントがなかなか合わなかった…

ルネ・ラリックのガラス製カーマスコットも一見の価値ありです。
 
 
カーバッジ
リスター、TVR、エルバ、ローラ、テクノ 
 
 
立体物の他にもポスター、自動車切手、カタログ、書籍、雑誌等のコレクションも展示されています。
特に切手は面白かったですね。
 
 
なぜかオースチン・メトロ、いろいろと趣深い。
 
 
クルマ関連の文学、マンガ、映画、音楽をまとめたブースもあります。
マンガでは名作ケン・アカバの物語も当然収録されています。
 
 
更にノブ・トクガワも!
この博物館の学芸員さんはよく解っている。
 
 
ミュージアムショップで記念の品を見繕ってみます。
GR YARIS Rallyのミニカー、良いお値段ですね… ちょっと無理っす…
 
 
大好きなポルシェ 936 1981
クレジットカードを出しそうになりましたがガマンしました。エライ
 
 
素朴なフィギュアが付属するブガッティ・タイプ35
お値段はかわいくありません。
 
結局マスキングテープを一巻お買い上げで退散
 
 
館内にはレストラン、カフェも併設。
あと今回立ち寄れませんでしたがトヨタ博物館図書室も良さそうです。

想像していたよりも人文科学系寄りの博物館でしたね。
理工系展示は別施設なのかしら、あとゼッケン付きのクルマ達は富士山の麓に引っ越したようです。
 
 
とにかく時間がなく駆け足気味な見学で少々疲れましたが面白かったです。
また機会を作って終日ゆっくりっと楽しみたい施設でした。
 
 
 
 
 
 
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TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM 01

寒露・末候・蟋蟀在戸「しっそく こにあり・蟋蟀が戸の辺りで鳴く」
我が家でも新米に切り替わり鍋料理(先ずはすき焼き)が食卓に上がるようなりました。
秋意日々深まるなのです。
 
 
先日念願だった「トヨタ博物館」を訪問。
タイトなスケジュールで“駆け足”での見学となりましたが充実した時間でした。
 
所在地は名古屋市ではなく長久手市なのですね、行くまで知らなかった…
 
 
今回は古今東西の名車たちと並んで展示されている模型ついて少し紹介してみたいと思います。

それにしてもこの展示什器のデザインは良いなあ。
1/43で真似てみたいですね。
 
 
オートモ号 大正14年 (1925)
 
 
トヨダG1型トラック 昭和10年 (1935)
 
 
トヨタAE型乗用車 新日本号 昭和14年(1939)
 
 
インダストリアルデザインのテキストに出てきそうな「流線型スタイル」のショーケース
 
 
中でも白眉なのはバーリントンゼファー(パイオニア・ゼファー:Pioneer Zephyr)高速列車の模型
 
 
正面姿も素晴らしい!
KATOでNゲージを作ってくれないかしら。

自分は外連味なく端正な姿形の博物館展示模型、所謂ミュージアムモデルが大好きです。
精密で美しいだけではなく実物が持つ佇まいが静かに伝わる様が堪らないのです。
 
 
他にも館内の彼方此方に魅力的な模型やミニカーが配されています。
 
 
特にTINTINのミニカーたちはチャーミングでしたね。
 
 
フェラーリのオブジェ
 
 
そして今回一番楽しみしていた「クルマ文化資料室」の展示、これについては後ほど。
 
 
 
 
 
 
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Hesketh Mini

寒露・次候・菊花開「きくはな ひらく・菊の花が咲く」
暑いのか寒いのかはっきりとしない陽気の日々。
それでも陽射しの角度であったり街に漂う金木犀の薫りに秋闌を感じるのであります。
 
 
Hesketh Mini
ネットでHesketh 308Cを探している時に偶然に見かけたHeskethカラーのMiniに一目惚れ。
 
 
TINY Tiny City ミニ クーパー ヘスケス 308 レーシングカラー #24

そしてあれやこれやして同カラーリングのミニカーを入手することができました。ウレシー
大きくベアがプリントされたキュートなデザインのパッケージ。
完成品ミニカーを買ったのは何年振りだろうか。
 
 
マーキングは最近の製品らしく精密にプリントされています。
アイボリーのボディカラーペイントも充分なクオリティです。
 
 
スケール表記はありませんがネット情報によると約1/50との事であります。
また本品は公道仕様なのでレーシングミニから漂う「やる気」オーラが不足しているように思えます。
ちょっと残念
 
 
キレイで楽しいミニカーなのですがやっぱり1/43スケールでレース仕様が欲しくなります。
メタルのSmts、プラのHeller等をベースにして作ったら面白いかも。
どなたかデカールを作ってくれませんか!
どなたかタイヤ、ホイール、シート等のレース用パーツを3Dプリントしてくれませんか!

と他力本願全開で書き綴ってみました。
 
 
 
 
 
 
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LOTUS 88_02

秋分・末候・水始涸「みず はじめてかる・田畑の水を干し始める」
そろそろ衣替えであります。
今秋は高番手の綿ブロードシャツを一枚新調したいのです。
生地色はサックスよりもセルリアン寄りのちょっと深めな青色がいいですね。
 
 
「第一ハードル」を目指して仮組みをスタート。
MFHのキットらしくパーツは全てホワイトメタル。
 
 
外装パーツの仮合わせ。
混乱の1981年を象徴するかのようなラジカルなデザインであります。
 
 
サイドパネルはPE二枚の貼り合せで構成。
特徴的なクロームシルバーの表現はデカールではなく金属生地を生かして仕上げる事になります。
 
 
プロバンスのTYPE88?との比較
少々丸っこい感じですがこちらも悪くないですね。カッコいいです。
 
 
前後のタイヤを履かせてみました。
正式な判定は後ほどになりますが暫定で「第一ハードル」はクリア。
 
 
1981年のレギュレーションと独特な構造が絡まってサスのセットや車高設定に梃子摺る羽目になりました。
希望を言うともう0.2mm程最低地上高を上げたいところです…
 
 
取り敢えずアウトラインは確認できたので仮組みを解く事にします。
塗装後組み立て時には再調整は必須、それもまた楽しからずや
 
 
 
 
 
 
 
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LOTUS 88_01

秋分・初候・雷乃収声「らい すなわちおさむ・雷が鳴り響かなくなる」
お彼岸ですね、今日は精進揚とお蕎麦をいただきました。

やはり一雨ごとに季節は進むように感じます。
 
 
Model Factory Hiro 1/43scale Multi-Material Kit:LOTUS TYPE88/88B K367-Ver.A [Lotus 88 : 1981]
TYPE81と並行してこちらも弄り始めます。
PROJECT ESSEXは遅延しながらもいまだ継続中なのです。
 
 
外装パーツ以外の塗装ができるところまで81を追いかけます。
88はモノコックの主素材が炭素繊維強化プラスチック (CFRP) になったのでモノコック本体の塗装作業もあり〼。
 
 
88もちょっと毛色が変わっていますが81同様“ウイングカー”です。
そういえばこのキットも外装に筋彫りが見当たらないですね。
 
 
ロータスCFRPモノコックに見られるリベットは凹モールドにPEを貼って表現する仕様です。
これは修行になる予感がします。ちと憂鬱…
 
 
モノコック後部の隔壁に施されたディテールが良い感じ。

あとプロバンスムラージュのTYPE88に関してはちょっと保留です。
 
 
大量のホワイトメタルパーツに怯み気味ですがウォーミングアップとして作り慣れたDFVから組み始めます。

ではスタート!
 
 
 
 
 
 
 
 
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LOTUS 81_05

白露・末候・玄鳥去「げんちょう さる・燕が南へ帰って行く」
暑い、暑い、まだ暑いねぇ…とぼやきながらも休日は虫干しと衣替えの準備。
今秋は白いシャツとマグカップを新調するのです。あとできればiPadも…
 
 
どうやら第一ハードルはどうやらクリアできたみたいです。やったよ!
レーサーのネイキッド姿は大好物なのですがロータスF1は特にカッコイイと思います。
 
 
フロントタイヤがご立派。
リアは0.5mmくらい外に出した方が収まりが良いかもしれません。
(トレッドの微調整は最後の最後です。)
 
 
次はラジエーター等の冷却系とカウルの位置調整ですかね。
そろそろパイピングの仕込みも始めないと。
 
 
エセックスブルーで以外で塗るパーツの準備ができたらこちらは一旦整理してTYPE88に戻りますかね。
何方も中身を9割ほど組み上げてから外装バーツの塗装といった手順になるかと思います。
 
 
 
 
 
 
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