Hesketh Mini

寒露・次候・菊花開「きくはな ひらく・菊の花が咲く」
暑いのか寒いのかはっきりとしない陽気の日々。
それでも陽射しの角度であったり街に漂う金木犀の薫りに秋闌を感じるのであります。
 
 
Hesketh Mini
ネットでHesketh 308Cを探している時に偶然に見かけたHeskethカラーのMiniに一目惚れ。
 
 
TINY Tiny City ミニ クーパー ヘスケス 308 レーシングカラー #24

そしてあれやこれやして同カラーリングのミニカーを入手することができました。ウレシー
大きくベアがプリントされたキュートなデザインのパッケージ。
完成品ミニカーを買ったのは何年振りだろうか。
 
 
マーキングは最近の製品らしく精密にプリントされています。
アイボリーのボディカラーペイントも充分なクオリティです。
 
 
スケール表記はありませんがネット情報によると約1/50との事であります。
また本品は公道仕様なのでレーシングミニから漂う「やる気」オーラが不足しているように思えます。
ちょっと残念
 
 
キレイで楽しいミニカーなのですがやっぱり1/43スケールでレース仕様が欲しくなります。
メタルのSmts、プラのHeller等をベースにして作ったら面白いかも。
どなたかデカールを作ってくれませんか!
どなたかタイヤ、ホイール、シート等のレース用パーツを3Dプリントしてくれませんか!

と他力本願全開で書き綴ってみました。
 
 
 
 
 
 
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1/700 HMS KELLY_Fin.

小満・次候・紅花栄「こうか さかう・紅花(べにばな)が盛んに咲く」
関東もそろそろ梅雨支度です。
 
 
Flyhawk Model 1/700 Deluxe Edition HMS Kelly 1940 FH1119S
 
 
今年最初の完成品となりました。パチパチパチ
 
 
マストを金属線に置き換えた他はキットパーツのほぼ素組です。
 
 
今回は繊細なプラパーツやPEの取扱いに苦労しました。
それでも1/700艦船模型、手強いけど楽しいですね。

同メーカーからはタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の発売も予定されています。
こちらも楽しみ。
 
 
後日、破損防止も兼ね展示ベースを設えました。
アガチスとマホガニーを組み合わせてオイルフィニッシュ。
 
 
誂えたアクリルカバーをセット。
アクリル板のガラス色、飾り脚のブラスゴールド、ベースのウッドブラウン、ちょっとクラシカルな雰囲気に。
拙い模型もこれで見た目二割増しと自己満足♪
 
 

1/700 HMS KELLY_02

立夏・初候・蛙始鳴「かえる はじめてなく・蛙が鳴き始める」
八十八日を過ぎ季節は春から夏へ

衣服だけでなく食べ物、寝具そしてお酒も夏仕様に衣替えです。
今年の鰹は脂の乗りが「戻り」級との事でこれはこれでちょっと楽しみ。
 
 
黒プラサフの上に甲板にC13 ニュートラルグレーを吹付。
 
 
次にC331 ダークシーグレーBS381C/638で塗り分けてから上部構造物のマスキング。
 
 
細かくカットしたマスキングテープをチマチマと貼り付け。
自分はこの工程ですが結構好きだったりします。
 
 
C335 ミディアムシーグレーBS381C/637で上構を塗り喫水下を艦底色に。
船体と甲板の配色でIJNの駆逐艦とは違う雰囲気になりますね。
艦底色もフラットレッドを加えて彩度、明度を調整。
 
 
並行して細部もチマチマと進めていきます。PEのボートダビット
 
 
HMSの艦艇用火器といえば“ポンポン砲”
 
 
本キットは「デラックス版」なので真鍮挽物の砲身パーツが付属。
 
 
ランチやカッター等の艦載艇も気力があるうちに片付けておくのが吉。
 
 
マストは0.4と0.25サイズの洋白線に置き換え。
キットのプラパーツもびっくりするくらい細く成形されていますがここは強度優先です。
 
 
それぞれ仕上げたパーツを船体に設置して艤装はほぼ完了。
残り作業は船体周りの手すり、空中線くらいになりました。
 
 

1/700 HMS KELLY_01

穀雨・次候・霜止出苗「しもやんで なえいず・霜が終り稲の苗が生長する」
今年の連休も家でのんびりと過ごす予定。
その間のお酒とおつまみ、本と映画、模型関連のあれこれを調達です。
 
 
HMS Kelly 1940 / FlyHawk Model 1:700
半年ほど続いたホワイトメタルの塊との格闘に少々草臥れたので気分転嫁にプラモデルを弄ってみます。
 
 
今回も自分の好みでフルハル仕様。
 
 
船体サイズはIJNの特型駆逐艦Ⅲ型「響」1945 と比べると一回り小さい感じです。
 
 
各パーツには精細なディテールが表現されています。
ただプラスチックは国産キットに比べ柔めで変形しやすく少々脆い印象です。(離型との兼ね合いなのでしょうか。)
 
 
今回はタミヤのプラサフを使用。(ビン入りタイプ)
PEパーツへのプライマー効果、塗面の肌具合など定番ではありますが優秀なマテリアルです。
 
 
3.5倍(メーカー推奨は3倍)に希釈してエアブラシで吹き付け。
1/700艦船模型くらいのサイズだと缶サフよりもリーズナブルかつ効率的に下地処理ができますね。
 
 
舶来のレジンキットみたいになりました。
 
 
船体喫水上はこちらのグレー3色で塗分です。
 
 

Electric locomotive EF66 Late model_08

小雪・初候・虹蔵不見「にじ かくれてみえず・虹を見かけなくなる」
三連休は早めの年末大掃除を挙行、いろいろとスッキリ、サッパリでございます。
この時期の大掃除、慌ただしさも無く、身体への負担も軽く、洗剤等の効きも良くおすすめです。
 
EF66、約一年ぶりエントリーですね。 
キット付属の展示ベースを留置場所にしていましたが雰囲気がちょっとゴツすぎるので代替を用意する事に。
取り敢えずスチレンボードとタミヤのプラ材3mmH形棒を組み合わせて製作してみました。
 
 
シンプルですが直置きよりは良いかと思います。
道床、バラスト、枕木、レールがちゃんと施されたディスプレイが理想なのでしょうが自分のスキルでは無理…
 
 
合わせてホコリよけのカバーも用意、白箱に青15号が映えます。
 
 
これでしばらく放置予定だったのですがこの留置スペースをBT44Bに明け渡す必要がでてきました。
移動及び仕舞い込み時にパーツ紛失等のトラブルを防ぐため出来るだけ組立を進めます。
 
 
まずは下回りから、必要パーツを準備。 
 

台車にはギアカバーと砂箱を少し調整しながら取り付け、それが済んだら軽くウェザリング。
 
 
他のパーツ群はこんなところ。
先日まで製作していた1/12 F1のパーツ群にどことなく似ているような気がします。
 
 

1/700 IJN Destroyer Hibiki

清明・次候・鴻雁北「こうがん きたす・雁が北へ渡って行く」
発火雨の月曜日、4月半ばとは思えない肌寒さ、まさにブルー・マンデーであります。 
 
 
MARCH PORSCHE 88Cの方はケアレスミスが続発してちょっとモチベダウン状態。
なので気分転換にプラモデルをチャチャッと組んでみることにします。
1/700 特型駆逐艦Ⅲ型 「電」1944「響」1945 ヤマシタホビー
「電」か「響」を選択して製作できる所謂コンパーチブルキットというタイプです。
 
 
今回は「響」1945の仕様で製作しています。
本艦は終戦まで生き延びた強運艦でもあります。(詳しい艦歴はコチラ・ Wiki

もし寿屋謹製ウヰスキー「響」1945なんてモノが存在したらどれ程の価値があるのでしょうか?
 
 
ペタペタ、パチパチと二週間程の工期で完成しました。
艦体色はタミヤラッカーの舞鶴海軍工廠グレイを使用しています。
他の海軍工廠に比べて明るめな色調、自分はこの色好きです。

今回は水性アクリル塗料の筆塗り仕上げを試す予定でしたがこちらは次の課題とします。
 
 
2017年発売のキットだけに組み立てやすくディテールも細やかです。
 
 
今回はPEなどのディテールアップパーツは使用せずに基本キットパーツのみです。
(マストの一部は伸ばしランナー、海軍旗は他キットから) 
透明パーツで用意された艦橋窓もなかなか良い感じですね。

 
ウォーターラインはパチパチと組み上げコレクションしていくスタイルが良いかなと個人的には思います。
外部パーツ等を使用してディテールアップ工作をするのならフルハルタイプを選択します。
 
 
大戦末期の仕様だけに対空兵装モリモリであります。
しばらくの間リビングルームにて異物侵入警戒の任に着いてもらいます。
 
次は「ガンプラ」に挑戦してみようかしら

Electric locomotive EF66 Late model_07

大雪・次候・熊蟄穴「くま あなにちっす・熊が冬眠のために穴に隠れる」
あと二週間で大団円といくのでしょうか?クワバラ、クワバラ
 
  
1/45 EF66、なんとか今年中にカタチにしたくてバタバタと製作中。
先日調達したフレキ線路の幅ツメはまだまだ先のことになりそうです。
なのでキット付属の展示ベースが当面の留置場所となりました。
またこれとは別に専用の収納箱もそろそろ用意しましょう。
 
 
運転台も各パーツを組み付けて完成。
彩度、コントラスト共にちょっと高めに仕上げましたが車体に組み込むと殆ど判らずですね…
 
 
屋根上はオミットされている配線や機器をどうするのか検討中。
 
 
66の次は1/12のBT44Bが有力なのですがこちらの1/20もなんとかしてあげたい。
 
 

1/700 Deep Earth Exploration Vessel “CHIKYU”

大雪・初候・閉塞成冬「へいそくして ふゆとなる・天地の気が塞がって冬となる」
師走、年末、年の暮れ、今年は例年よりものんびりと過ごせている気がします。
 
 
Exploring Lab. 1/700 Deep Earth Exploration Vessel “CHIKYU”

クローゼットでデッドストックになっていた“大きな箱のプラモデル”を整理していきます。
ちなみに本ブログでの初出はこちら 2012年の12月の記事、7年前のことですね…
 
 
ランナー枠は14枚、成型色は7色、パーツ総数はカウントしていないので判りません。
あとデカールとフォイルシールが付属、バンダイのプラモデルらしい豪華な内容であります。
 
 
一週間ほどでパーツの切り離し、スナップフィットの無効化、簡単な整形は終了しました。
最後にランナー枠を刻んでゴミ処理対応です。
 
 
とりあえず組み上げてみました。
無塗装でここまでの仕上がり、正直スゲーです!
 
 
ただしスケールモデルキットとして見ると?と感じる部分もあります。
スナップフィットが影響しているのか船体等の肉厚が厚めでヒケも目立ち、勘合精度が甘い箇所もいくつか。
また安全性優先なのか一寸物足りない造形表現も見受けられます。
全体的に見ると若干「ネムイ」感じでしょうか。
 
 
見せ場のひとつ、ドリルフロアとデリック
ここはパイピング追加と塗装表現を頑張りたいところです。
 
 
パイプラックのライザーパイプに施されたストライプ再現は難問。
マスキング塗装よりも自作デカールを使用した方が良さそうな気がします。
クレーンもこのままだとちょっと物足りないですね。
 
 
右舷の外装が取り外しできるムーンプール周辺も見せ場なりそう。
この画像では見えませんがBOP(噴出防止装置)にも手を入れたいです。
 
 
この辺の画像を見るとやはり手摺が欲しくなってきます。
専用PEパーツは存在しないので現用艦の物を流用でしょうか。
手摺を付けるとラッタルも気になる… 大型で構造物も多いのでかなりのパーツ点数になりそう…
やはり大型船はお金がかかりますねぇ
 
 
当初目的である収納サイズのシュリンクは達成です。
本格的な製作は来夏として、とりあえず船体の修正くらいはやってみようかな。
それまでは資料や資材の収集に勤しみませう