MARCH 881_05

霜降・次候・霎時施「しぐれ ときどきほどこす・小雨がしとしと降る」
小雨模様の肌寒い金曜日、今週は日々の気温差に身体が適応しきれず風邪を引きそう…
 
ホワイトメタル生地の姿も見飽きたのでサフ掛けしてみました。
r0015959プラサフはいつもどおり造形村のグレーサフを使用。
今回キズやピンホールが多かったのでかなり厚めに吹き付けてます。
 
 
r0015961スジ彫はサフ前にポリパテで調整したのですが、まだ太めな印象です。
 
 
r0015969取り合えずグレジーングパテを使ってスジ彫の再調整。

週末は晴れて欲しいなあ。

MARCH 881_04

霜降・初候・霜始降「しも はじめてふる・霜が降り始める」
今朝は富士山にも初冠雪。
しかし日中は上着を着て歩くと汗ばむくらいの陽気でした。

881の進捗でございますが、案の定というかお約束というかやっぱり弛れてきました。
内容がtwitterと重複している部分がありますがご勘弁願います。
r0015881フロントサスを自作品に置換えてしまったのでリア側も手を入れる事に。
ロワーアームまで直すとなると手間が掛かり過ぎるのでアッパアームのみです。
 
 
r0015900フロント同様アルミパイプをプレスし、組合せてでっち上げ。
後ほどプッシュロッド、コントロールアームも追加しておきます。
 
 
r0015941ノーズ部分が少々モッサリした感じなので、省略されていたハイノーズ表現を加えてみます。
形状などは各所との辻褄を合わせるために現物合わせ、まあ雰囲気が出れば良しとしましょう。
 
 
r0015939ノーズコーン辺りのモッサリ感も少しは抑えられた様な気がします。
でも、フロントタイヤを付けるとほとんど判らなくなりそう。
まあ、最初から計画してやるべき作業でしたね。
 
 
r0015927リアウイングのパーツ群も削ったり、置換えたりで少しでもそれらしく見えるように足掻いてみます。
この時期の1/43F1キットでは定番の工作、久しぶりに手が真っ黒になりました。

サイドプレートがなにやらムンクの叫び、もしくは映画「もののけ姫」の木霊に見えてきませんか?
 
 
r0015946ほかにもエキパイの出口を作ったりとかで細々と進めてます。なんかこっちも顔に見えてきた…

あちこちを削ったり、パテを入れたりで形がわかり難くなってきました。
そろそろ一回サフを掛けて様子を見てみましょ。

MARCH 881_03.5

寒露・末候・蟋蟀在戸「しっそく こにあり・蟋蟀が戸の辺りで鳴く」
「蟋蟀」コオロギの漢字表記ですがこの場合は、秋に鳴く虫の総称としての意味だそうです。

キットにはシートベルトのパーツが付属しないため、別途調達する必要があります。
r00157041/43のシートベルトといえばZモデル製がポピュラーだったのですが惜しまれつつもディスコンに。
組みやすく、価格もこなれた良いパーツでした。
 
 
r0015680タメオキットにセットされてるセパレート型のエッチング製パーツ。
一時期、Zモデルパーツに交換する事が多かったので何セットかストックしてます。
塗装する手間が掛かりますが、ベルトのほつれや透けを気にしないで済みます。
また表情も付けやすく最近のお気に入りパーツ。
 
 
r0015800タメオの一体型のエッチング製パーツ。
お手軽なのですが、バックルなどの金属部分の塗り分けが面倒ですね。
洋白のエッチングにしてくれれば楽できるのに。
 
 
r0015803メーカー不明のエッチングパーツ。
ショルダーパッドやクロッチベルトのサポート?まで再現されてますが、一部パーツは行方不明。
 
 
r0015693メイクアップから発売されていたパーツ。
繊細で組むのも大変そうでベルト生地も透け気味。
でもバックル部分が一体になってるパーツを使う手も有りかも。

今回は上記パーツの内から適当にチョイスして使う事にします。
 
 
r0015706シートベルトパーツのサルベージ作業時に合わせて見つかったサスアームのエッチングパーツ。
こちらも製造販売はメイクアップ。
今回881に試してみましたが、サイズやデザインがフィットしませんでした。
小さなリンクのパーツは今後も用途がありそうですが、アームはこのまま使わずに終りそうですね。

MARCH 881_03

肌寒い月曜日、雨は午後には上がりましたが何となく気怠い週のスタートです。

スジ彫を設え直したり、サスアームを捻り出したり、ペースダウンしながらもチョボチョボ前進。
r0015808別パーツになっているインダクション部分の隙間処理をするついでにちょっと太めなスジ彫にもポリパテを充填しておきます。
 
 
r0015811モノコックとノーズコーンの接合線もサスペンションアームの位置を考慮しながら彫り直し。
 
 
r0015814モノコック上部にあるメンテナンスハッチのスジ彫もマスキングテープ等をガイドにして適当に追加します。
 
 
r0015821デザインナイフやニードルでコリコリと掘り下げてこんな具合になりました。
なお位置や形状はかなり怪しいです… 
 
 
r0015836フロントサスはエッチング製のアッパーアームをモノクックに挿し込む指示になっています。
でも、このパーツを取付けるためにはモノコックに1.0mm近い大穴を開ける事になります。
ロワーなら余り気にならないのでしょうがアッパーだとちょっとも目立つかも。
アーム付根の形状を削って調整したり、長円形の穴をキレイに開けることは自分には無理なので別の方法を取る事にします。
 
 
r00158240.6mmのアルミパイプに0.3mmの洋白線を差込。
 
 
r0015828上記アルミパイプをバイスでプレスするとアームらしき形状になります。
本来この手のパーツを捻り出すには肉薄の真鍮パイプに線材を完全に通してからのプレスが最適なのでしょうが、手持ち在庫に適したサイズが無かったのでアルミパイプで代用。
お手軽且つ真鍮パイプ製より低コストなところが良い点ですが、精度、強度などは問題有りです。
 
 
r0015857アームの材料が出来たら現物合わせで調整。
 
 
r0015867キットパーツとの比較。
アームの後端はそれらしくなるように後ほど削っておきます。
 
 
r0015862置換えたパーツの効果は最終組立が終らないとわからないですね。
リアや他のロッドもつくる事を考えると面倒になって手が停まりそうです。

なんか当初の「お手軽」方針とズレはじめてきた気が… 余り良くない傾向かも。

MARCH 881_02

寒露・初候・鴻雁来「こうがん きたる・雁が飛来し始める」
連休は今一つのお天気具合に終ってしまいました。
気温も下がり、スーパーではおでんなどのホットメニューの訴求が始まりましたね。
 
仮組スタート、まずは車高とタイヤ取付位置の確認から。
r0015501まずはリアセクションを仮組。
ギアボックスとロアアームが一体鋳造されたこの時期のタメオスタンダードなパーツ構成。
アルミ挽物のドライブシャフトが良い感じですが、後々角度及び長さの調整が必要になってきます。
 
 
r0015531フロントはロアアームにアップライトを取付けてしまえばタイヤ位置の確認が可能。
ブレーキダクトの孔が掘込み済みだったのはラッキー!
 
 
r0015528車高調整用のスペーサーは1.1mm+に設定。
本キットは下回りだけで調整が出来るので作業自体はやりやすい構成ですが、全体の歪みとアーム角度の調整に結構手間がかかりました。
 
 
r0015518「上物」を載せて具合を見ます。
前後のトレッドはタイヤ取付時に再調整予定。

 
r0015519後ろ側からはこんな具合。
最近までReynard98iを作っていたのでコンパクトに感じますね。

今月中にデカール処理まで進めたかったけど厳しくなってきたかもです。

MARCH 881_01

今日も日中は10月とは思えない暑さ、衣替えが進みません。
今週末は鈴鹿でF1グランプリなんですね。
 
MARCH 881と日本GPいえば「16週目の奇跡」のエピソード。
r0015508ボディは肉厚なキャスティングでちょっとやそこらでは歪みそうも無いガッチリとしたメタルパーツ。
スジ彫やメタルの表面は現在のタメオキットと較べるとワイルドな感じですね。
このキットの生産時期は何時ぐらいなのでしょう?
ちなみに購入時期は2010年くらいだったような記憶があります。
 
 
r0015513時代を象徴するデバイスであるディフューザーも肉厚たっぷり。
削り甲斐がありますねえ…
 
 
r0015497シャシー板の裏面、味わいの有る書体で刻印が施されています。
特にmarchのロゴなんかは良い感じなので、埋めないでおきましょう。
 
 
r0015495表面にも一部消えてしまいましたが謎の刻印が。
こういうのお遊び?好きです。

Tameo Kits TMK 074 MARCH 881

10月になりました。
相変わらずスッキリ秋晴れとは言えないお天気が続いていますね。
本来であれば適温、適湿で一年の中でも模型づくりには一番適した時期かと思うのです。
 
r0015487さて、Reynard 98i Target Hondaも何とか完成させる事も出来たので次のお題です。
先日Twitter上で完成品画像を切掛けにこのモデルに決めました。
Reynard 98iが製作に3ヶ月掛かっているので今回は2ヶ月でフィニッシュという、きついのかゆるいのかよく解らない目標を設定。
 
 
r0015494ありがたい事にパーツの切出し、ホイールの塗装などが終ってる状態ですね。
実はボディパーツの画像を見ても御分かりになるかと思うのですが、何年か前にちょっと手を出して以来長期放置になっている所謂お手付き品。
今回は勢いをつけて、パパッと仮組、ササッと塗装、チャチャッと組立なのです。

でも、余りにも手に負えない事態に陥った場合はあっさりと放棄する可能性もあります。