Ferrari 312PB_23

小満・次候・紅花栄、梅雨入りしたかのような空模様の金曜日。

紅花といえば紅色染料や食用油の原料としてよく知られたキク科の植物。
それと自分は「BENIHANA OF TOKYO」というロッキー青木氏の鉄板焼レストランを思い出します。
 
 
今回は小物パーツの工作をつらつらと。
R0013453リアサスの組立てやミッション据付の調整にタイヤを仮付をしようとして部品ケースを確認したらホイールロックナットが一つ足りません…
いつの間にか紛失していたようです… 結構大きめなパーツなのに… テンションダウン。
 
 
R0013457仕方がないので何とか捻り出す事にします。
まず用意したのは「さかつう」さんの 六角フランジ。
よく使われるサイズよりひと回り大きめサイズです。(今回は平角1.8mmサイズ)
 
 
R0013445プラ板に瞬間接着剤で固定、さらに補強とガイドを兼ねて周りを1mm角のプラ棒で囲みます。
 
 
R0013450適当な高さになるまでヤスリで切削。
こちらのパーツは洋白材なので加工が比較的容易で助かります。
 
 
R0013458プラ板から引剝して1.2mmのアルミパイプと0.8mmの洋白丸棒を挿し込んで接着。
とりあえずこれで完成とします。
 
 
R0013272ついでに気になっていたタイヤレターデカールのテカリもセミグロスクリアーをサイドウォール全体に吹き付けて艶を整える事にします。
 
 
R0013464左が今回自作したパーツ、右がキットパーツ。
ナット自体のサイズや内径とのバランスなど大分違いますが良しとします。
フランジ部分の再現は少し考えてみます。(多分スルーすることになりそうですが。)

あとホイールの金色はピカピカすぎて全体のトーンに合わなくなってきました。
ちょっと彩度と光沢を押さえる方向で色差しをしてみる予定です。

Ferrari 312PB_22

暑さは一段落ですが南風と湿気の水曜日
 
引き続きリアセクションをポチポチと進めます。
R0013417パイピングコードの始末にやや苦戦しましたがエンジンのマウント終了。
でも、ラジエータ廻りの配管は殆ど見えませぬ…
 
 
R0013145ドライブシャフトのパーツはジョイントと一体にキャストされたホワイトメタル製。
パーティングラインの処理やサスペンション組立時に変形させてしまうのは必至。
面倒ですがシャフト部分は金属線に置換える事にします。
 
 
R0013439切り落したシャフトは洋白丸棒とメッキ線でお手軽に。
根元のテーパーが再現されてなかったり、経が細め気がしますが自分的には許容範囲。
 
 
R0013487フロントサスでは手抜きをしたスタビライザーのリンクですが、今回は構成を少しだけ変更。
とりあえず上側のジョイントだけは洋白帯金、アルミパイプを加工して見繕ってみました。

Ferrari 312PB_21

小満・初候・蚕起食桑
初夏らしい気持ちの良いお天気の金曜日、土曜日、日曜日も晴れそうでなにより。
 
 
相変わらずのスロー進行、パーツがなかなか減らず挫けそう…
R0013353エンジンルームに補機類を据え付けていきます。
まずは左右のラジエータの取付、殆ど見えなくなりますがパイピングの仕込みをしておきます。
 
 
R0013383左側のタンクにはアドラーズネストの挽き物パーツを奢りました。
キャップは1/12 Honda RC166 リベットセットから適当に見繕ってます。
こちらのセットは本来1/12用ですが1/43にも使えそうな様々なパーツがセットされてます。
ショップによってはお買い得なプライスになっているのでオススメです。 
 
 
R0013392右側は0.3mmの糸ハンダにメッシュホース風のモールドを施しパイピング。
 
 
R0013398この手の作業はカウルとのすり合わせ、細部のレタッチをしながらの作業なので時間が掛かりますね。

Ferrari 312PB_20

立夏・末候・竹笋生
肌寒く梅雨のような天気の火曜日です。
 
 
Ferrari 312PBの製作記もなんやかんやでchap.20になりました。
R0013283Ferrari Tipo 001
3L,V型180°12気筒、お馴染の「ボクサー」エンジン、組立て終ると眼がショボショボです…
 
 
R0013289今回も小汚く残念な仕上がりになってしまいました。
完全に組立精度や塗装の技量が不足してます。

余談ですが、この画像をみると幼少の頃見ていた地下鉄日比谷線のホームを思い出します。
赤いロールバーステーと黄土色のエアボックスが東武伊勢崎線から乗り入れのツートンカラーの車両、リブ付きのヘッドカバーが営団のステンレス車両を想起させるのでしょうか。
 
 
R0013331パイピングは目に付きそうな部分だけに配線して誤魔化しています。
プラグコードにはMHFの0.28コード、燃料パイプは着色したテグスを使用。
MFHは接着剤が効き難く、テグスは腰が有り過ぎて曲げ癖が付かずで纏め上げるに苦戦しました。
次回はエナメル線と柔軟性を持った塗料での自作を思案中。
 
 
R0013328エアボックスは目立つパーツなので透明レジンとかで置換えるのも有効かと思います。
それにしても12本の吸気ファンネルが見えないのはちょっと寂しいですね。
 
 
R0013336次はラジエーター、オイル廻りの補機などを取付ていきます。
リアカウルとのクリアランスを確認しながらの作業になるのでチョット面倒。

Ferrari 312PB_19

三社祭に花菖蒲、東京も完全に初夏の装い。

今週末、静岡ではホビーショーが開催されていますね。
今年こそはと思ってはいたのですが駿府の地は遠いものです。
後日WEBにあがるレポートを楽しみにしたいと思います。
 
R0013205シャシー側のフロント廻りはほぼ完成しました。
残りはステアリングホイール取付とかメーターのパイピングくらいです。
 
 
R0013210そろそろシートベルトも作らないとですね。
キットパーツのエッチングそのままを使用するのかベルト部分だけでも他の素材に置換えるか検討中。
 
 
R0013192これでやっとエンジンなどのリア側の組立て入ります。
エンジンブロックの左横に有るパーツのおかげで仮組時からいろいろと面倒くさい事になってます。
 
 
R0013202ちょっと仮組。
パーツ数は少なめですがモールドの効果か精密感は充分かと思います。
パイピングに関してはプラグコードくらいは配線したいところですがスペースが狭く結構大変そうですね。
フェールパイプは愛用していたディテールマスター製コードの在庫が尽きたので今回はオミットする予定。

Ferrari 312PB_18

立夏・次候・蚯蚓出
少々荒れ模様のお天気、強い南風と湿気が夏の訪れを感じさせます。
 
今回もチマチマとした進捗をアップ。
R0013180後回しにしていたセンターコンソールがやっと完成。
今回は巷でちょっと流行っている1円玉比較画像にしてみました。
キャストで表現されていたスイッチなどのディテールを整形時に削り落としてしまったのでチマチマと自作パーツで置換え。
コクピットではそれなりに目立つポイントなので意気込んではみたのですが些か技量不足でしたね。
こういうパーツをサラッとキレイに仕上げられるようになりたいものです。
 
 
R0013158取り合えずコクピットに設置、残るパーツはメーターナセルくらいですね。
ステアリングホイール、シフトレバーは最後の最後に取付予定。
 
 
R0013197カウルパーツに黒色(フィニッシャーズのカーボンマットブラック)を吹き付け、塗装でサイズが変わったリアウイングの付き具合を調整。

コートされてるとはいえデカール部分のマスキングを剥がすのは何回やっても緊張します。

Ferrari 312PB_17

ゴールデンウィークも終わりましたね。

312PB、微速ではありますがゆらゆらと前進はしております。
R0013119リハビリ代わりの軽作業、0.3mmの洋白線をペンチでクイッと曲げてリンケージロッド風に加工。
 
 
R0013142フロントスタビライザーのリンクとして使用してみました。
付属のエッチングパーツとの差は微妙なところですね。
まあ、エッチングのペラペラ感が薄らいだので良しとします。
アームの黒塗装が剥げは後でタッチアップ。
 
 
R0013130フロント足周りパーツの組込みが粗方終了。
いかにも70年代のスポーツプロトという風情、なかなか良い感じです。
 
 
R0013131フロント部分の残り作業はセンターコンソール、メーターナセルの取付くらい。
その後シートパーツの位置調整を経て車体中央に付くバルクヘッド?を固定、やっとエンジン廻りに進めます。

ゴールはまだまだ先ですね。

Ferrari 312PB_16

立夏・初候・蛙始鳴
暦は春から夏へ、カエルも鳴き始めます。ケロケロ…

シレッと312PBを再起動します。
R0013095カウル類のクリアーのオーバーコートが完了したのが昨年の12月末。
ラッカー系クリアー塗料でもさすがに完全乾燥したようで塗面は退けてカチカチ状態です。
タミヤのコンパウンドを赤、青、白の順番でポリッシュします。
ヘッドライト廻りやカウル裏の黒塗装、更に細目のコンパウンド、ワックス掛けの予定。
 
 
R0013111シャシー側もフロント廻りから作業再開。
細かなパーツを塗装、調整しながら組み付けていきます。