Porsche 908/2 _01

秋分・初候・雷乃収声「らい すなわちおさむ・雷が鳴り響かなくなる」
暑さ寒さもなんとやらのお彼岸も終わり、日に日に秋めいていく感じは結構好きだったりします。
それと4月始まりとするなら第二四半期も終了、ホントにあっという間です。

Twitterでチポチポとアップしていた怪しげな908ですが、ここでちょこっと纏めてみることにします。
こういう用途にはやはりblog型式が便利でございます。
キットはProvence Moulageからリリースされていた1970年のル・マン24時間出場車、映画「栄光のル・マン」のカメラカーとしても有名ですね。
特徴としてフロントとリアに巨大なカメラ用のポッドを装着しています。
 
 
箱に同封されていたプライスカード。
こちらは何年か前のホビーフォーラムにおいてポストホビー販売ブースで購入。
何故か複数個が売れ残っていましたが、お値段も1kとお手ごろだったので一つ調達しておきました。
 
 
何の考えも無しに前後のカメラポッドを削り落とします。
調子に乗ってカメラ関係以外の凸部も取っ払ってしまったのは様式美ともいえるチョンボです。
ちなみに整形前のボディの画像を押さえていないあたりからも思い付きで作業し始めた事がわかります。
 
 
このようなフェールキャップなどの一体成形されたディテールはこのまま塗装を進めていくとダルな感じになってしまうので削り取ります。
でも、その後どのように再現するかのアイデアは未だに浮かんでいません。
後々このような小物類を捻り出す面倒事が作業を中断する要因になったりもします。
自分の場合、使えそうな物は無理せず使った方が吉なのかも。
 
 
エンジンの再現はアッサリとしたもの。
管の間が繋がっていたラムパイプは各種刃物で整形。
レジンキットにおける典型ような作業ですが「型抜き」遊びのようで楽しかったりします。
あと久々に嗅ぐレジンの削りカスから発せられる臭いにちょっとクラクラ。
 
 
メータパネルにはメーターリングが微かにモールドされていましたが、ここも後で自作パネルを嵌め込む予定。
 
 
シートも塗り分けが面倒そうなのでシャシーパーツから切り離します。
床板ごと分離させたので取付時にはその分のかさ上げが必要、それとシートベルパーツの手配。
 
 
サーフェイサーはタミヤのファインサーフェイサーを使用。
いままで造形村のプラサフを使っていましたが、MS11からこちらにマークチェンジ。
金属、レジンへの定着、塗面の滑らかさ等々問題無し、何より調達のしやすさが一番の利点!
 
 
ホイールにはジャンクボックスから見繕ったブレーキ、センターロックナットを追加しておきます。
 
 
手間かけずにローコーストが今回のテーマでもあるのでこれで十分かと思います。
今回、調色したホイールの塗料も今後使えそうな感じですね。
でもセンターロックナットは薄く削り過ぎたようで出っ張りが不足気味。
 
 
この時点ではボディカラーのプランは固まっていなかったのですが、とり合えずフィニッシャーズのファンデーションホワイトを吹いておきます。
こうしてみるとコンパクトでなかなかにカワイイ形をしているクルマであります。
 
 
このまま「工場出荷状態」を再現するのも有りかなと思えてきます。

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