MATRA MS11_Fin.

白露・末候・玄鳥去「げんちょう さる・燕が南へ帰って行く」
今年のシルバーウィークは秋分の日が土曜日なのが少々残念。

MS11製作記は完成品画像をアップしての最終回。
MATRA MS11
MATRA MS11 1968 Rd.3 Monaco GP J.P.Beltoise (MFH K411-Ver.A)
キットは予選仕様をモデル化しています。
流麗なフォルムなのですが、冷却が上手くいかなかったのかスケジュールが進むにつれノーズカウルに大穴が開き、それでも足りずノーズの先がバッサリと切られる事になります。

同時展開していたMS10のジャッキー・スチュワート+FORD DFVと比較すると戦績はパッとしないのですがタミヤ、イマイで1/12プラモデルが発売されていたりと人気がある車種ではあります。
ちなみにリジェ・JS17はこのモデルの艶やかなカラーリングをモチーフにしていると勝手に想像しています。
(マトラ、タルボ繫りでしょうか。)
 
 
MATRA MS11
MFHの1/43キットはフルディテールが特長。
(その割にパーツ数はそれほど多くはないと感じています。)
タメオと比較すると組みにくい箇所も多々あり、仮組で手順や取付位置を調整を繰り返す必要はあります。
それでもキャストパーツに施された微細なディテール表現はアドバンテージかと。
 
 
MATRA MS11
本作最大のアピールポイントはこのエンジン周辺部。
マトラ MS9 3000cc V12エンジン、6本出しエキゾーストが凶悪な雰囲気です。
でも後々4本出しの落ち着いた姿になります。
今回は素組にパイピングを施しただけですが、1/43らしい密度感はそれなりに表わせたかと思います。
あとツインプラグで無くて本当によかった… 本当によかった…
 
 
MATRA MS11
ラジエーター周りやフロントサスも精密に再現。

それとキット付属のタイヤは出来が良いですね。
この辺に問題があるキットは結構ストレスになったりします。
 
 
MATRA MS11
精密なパーツ群に加え、安定した品質のタイヤ、ホイール、バキュームパーツ、デカールがオールインワンパックされた国産1/43キットを入手できることは喜ぶべき事ですよね。
あとはフェラーリの版権がクリアになり、人気車種をリリースできると良いのですが。

他の画像もFlickrのフォトギャラリー(album:1/43 Formula car)にupしています。
お暇な時にでも覗いてみてください。

4 Thoughts on “MATRA MS11_Fin.

  1. すばらしい!ただただ素晴らしいです。

    最後のタミヤエナメル瓶との比較画像、「あれ?こんなに瓶デカかったっけ?」と。普段自分が作るキットは横幅があるせいで錯覚してるのでしょうか。

    • toritome on 2017/09/21 at 13:10 said:

      ワタナベ様 コメントありがとうございます。
      タミヤエナメルとの比較画像、1円硬貨よりも画像映えする気がして最近のマイブームです。
      確かにこの時代のオープンホイールはスポーツカー等よりも華奢に感じられますね。

  2. Jolie travail , elle est superbe ! Bravo !

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